【施設紹介】台鐵縦貫線 岡山駅(高雄市岡山区)
空軍基地・同学校が隣接していることから戦後、眷村(中国人部落)が数多く建設され、現在では高雄市屈指の中国人居住区となっています。

▲岡山駅駅舎

▲駅舎内部
空軍基地があるせいか、軍服を着た若者をよく見かけました。

▲窓口

▲岡山駅を出発するEMU800型区間車

▲駅名標
旧タイプが残っています。駅構内を見渡すと、なんと事業用車がわんさか止まっていました。一番私の心をつかんだのは何といっても、客車改造の宿泊用工事車でした。いわゆる「ナヤ」です。

▲ES32428
種車は32900系のSP32400型32428。

▲ES32422
種車はSP32400型32422。

▲ES32703
こちらはSPK32700型32703から改造された車両です。SPK32700型は現在でも南廻線で使用されているほか、一部車両は冷房化改造されSPK2300型になっています。

▲ES507
こちらは貨車改造と思しき事業用車で、工事車の一種でしょう。小柄な2軸車です。
ホームで列車を待っていると高雄方面から莒光号が到着したので、客車撮りをして時間をつぶしました。比較的古い車両によって組成されていたので、撮りごたえ抜群でした。

▲FP10010
10000系のFP10000型です。

▲SP32807
32850系のSP32800型です。元々は32720系のSP32800型として製造され、「観光号」として用いられていましたが、陳腐化により台車・台枠流用でSP32850型と同じ車体に振り替えられました。

▲FP1009
10000系のFP1000型です。老朽客車の台枠流用車には、5ケタではなく4ケタの番号が与えられています。
どうやら台枠流用は台鐵のお家芸らしく、近年でもFP1000型をFPK10600型に改造した例があります。台鐵には結構いわくつきのゲテモノ客車があるんですよ・・・
撮影日:2015年1月18日
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