【2015年春】名門大洋フェリー「きたきゅうしゅう」に乗る(新門司⇒大阪南港)
いざ乗船!

▲名門大洋フェリー新門司港ターミナル

▲今回乗り込む「フェリーきたきゅうしゅう」
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ターミナル2階には喫茶店「シティライン」があります。「シティライン」という名称は名門大洋フェリーの愛称名・別名としても親しまれています。
送迎バスはフェリー出発直前に到着するので、バス利用だと利用する時間がありません。果たして利用者はいるのでしょうか?
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▲手前には模型、奥には本物が
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無事チケットを購入できましたので、早速フェリーに乗り込みましょう。
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乗船後すぐさま2等船室に入り、どうにか窓際の区画を確保できました。ここなら窓から景色を収録できるし、どこを航行しているのか気兼ねなく確認することができます。そのうえ両脇に人が入らないので、窓際の方がそのほかの区画よりも変な開放感がなくて良いです。
出港のときはデッキで~新門司発着のフェリーたち

定時、新門司港を出港しました。天気は晴れ、空にはうろこ雲が出ています。夕日が雲から差し込み、やわらかい光となって海を照らします。

▲待機中の2便使用「フェリーきょうと2」

東側には「オーシャン東九フェリー」・「阪九フェリー」のターミナルがあります。「オーシャン東九フェリー」の区画に停泊しているのは、長距離フェリー最強クラスの合理化船・カジュアルフェリーの「おーしゃんのーす」でした

▲新門司港の「阪九フェリー」ターミナルには仲良く2隻が待機中

北九州空港の滑走路を横目に見ながら船は一路東南方向に進み、まずは国東半島の横を通っていきます。
美味すぎる季節限定メニュー「白玉ぜんざい」

浴室で汗を流し、湯から上がると既にレストランの営業が始まっていたので、早速レストランへ夕食をとりに行きましょう。
同フェリーのレストランは長年ビュッフェ形式になっていましたが、少し前からバイキングスタイルに変更されたようです。従来のメニューはどれも高く、一通りおかずを注文すると軽く1000円は超える状況でしたから、バイキングにすると気兼ねなくおかずを取れるので、私のような大食漢には嬉しいスタイルになりました。料金は1人あたり1550円です。

▲名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅう」レストラン―テーブル席から厨房方面を眺めて

9等分に区割りされた平皿をとり、おかずを少しづつ取っていきます。
「フェリーきたきゅうしゅう」のレストランには揚げ物・中華料理がたくさんそろっていました。どうやら、フェリーごとにメニューが異なっているようで、後日乗船した「フェリーふくおか2」では、洋食系のメニューを多く目にしました。

▲お椀を占める白玉の多さに注目
冬季限定の「ぜんざい」がふと気になったので、シメにいただいてみました。これがなんと素晴らしいことに、白玉はトロトロで柔らかく、餡も甘すぎず程よい塩っ気があり、数多いメニューの中でも一番気に入りました。これほどまでにトロトロでおいしい白玉の入ったぜんざいは、殆どいただいたことがありません。あいにく満腹になったので、2杯だけに留めておきました。
後日、改めて「フェリーきたきゅうしゅう」に乗船した際、再びぜんざいをいただいてきました。普段はドケチの私ですが、ぜんざいを食べるためだけに1550円払ってレストランに入りました。少しおかずに手を付けた後は、ひたすら美味すぎるぜんざいを食べ続け、結局お椀8杯分も食べてきました。
また冬が来たら、レストランのぜんざいをいただきたいところですが・・・残念なことに「フェリーきたきゅうしゅう」はまもなく名門大洋フェリーから引退する予定です。この美味すぎるぜんざいが後継の船にも引き継がれますように・・・

▲晩餐中のテーブルから―造花の飾り付けがおしゃれだ
ソフトドリンクも飲み放題なので、遠慮なくお茶にジュースと飲ませていただきます。私はお酒を飲まないので、これだけでも十分に満足できます。シメはブラックコーヒーといきましょう。
1便の朝は早い~日の出前の大阪へ

翌朝、給湯器のお茶を汲みにエントランスへ行ったついでに、今どこを通っているか確認してみました。どうやら兵庫県沖を航行しているようです。まもなく大阪南港に着くので、下船の準備をしましょう。

▲早朝のエントランス

▲名門大洋フェリー「フェリーきたきゅうしゅう」レストラン―早朝の静けさ
1便は到着が非常に早く、そのためレストランを用いた朝食の提供はありません。朝食は南港到着後にとるか、船内売店で調達することになります。2便は到着時間が比較的遅いので、バイキング形式の朝食が提供されています。
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まだ日が昇らない真っ暗闇の中、大阪南港に到着しました。
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南港到着後、最寄りのフェリーターミナル駅に向かうも、まだ始発列車が動いていないので10分ほど待つことになります。暇なので、コスモスクエア行きの始発電車を撮影してみました。タイミングが良かったのか、住之江公園行きの始発とのすれ違いを収めることに成功しました。
撮影日:2015年3月5日
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