ワクラン気分で和倉温泉をめぐる(1)
今回お届けする和倉温泉は石川県七尾市にある、北陸地方を代表する温泉地の一つです。
能登半島の付け根に位置する同温泉は歴史が古く、かれこれ開湯から1000年以上とされており、シラサギが湯につかり傷をいやしていたのを漁師が見つけ、以降世に知られるようになったといわれています。我々レイルファンなら誰もが知っている、特急「しらさぎ」の名称も和倉温泉にちなんだものです。
和倉温泉の最寄り駅は七尾線の和倉温泉駅です。北陸新幹線延伸後も金沢方面からの特急列車の運行は継続され、大阪からは「サンダーバード」が、金沢からは「能登かがり火」が走っています。残念ながら、名古屋発着の「しらさぎ」の和倉温泉乗り入れは消滅してしまいました。
普通列車のみで和倉温泉へ向かう場合は、七尾駅でのと鉄道の穴水行きに乗り換えます。和倉温泉駅はJR七尾線に含まれていますが、普通列車はすべて七尾で系統分離されています。のと鉄道の列車もやはり、和倉温泉折り返しではなくすべて七尾発着となっています。
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▲和倉温泉駅
北陸きっての温泉郷ということもあり、大きな駅舎が建っています。駅舎内には大きな待合室と観光案内所が併設され、観光客のためのサービスが充実しています。
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和倉温泉駅から駅前通りをずっと歩けば温泉郷に至ります。歩道には来客を歓迎するのぼりが設置されています。駅前周辺は温泉郷ではないので、生活感あふれる住宅街になっています。

▲和倉温泉東交差点を抜けると、もうすぐ温泉郷に到着だ

今回和倉温泉を訪れたのは、もちろん温泉に入るためでもありますが、一番の理由は、同温泉旅館協同組合のマスコットキャラクター「わくたまくん」が現地でどのように活用されているか、この目で確認することにあります。温泉郷に入るとすぐに、「わくたまくん」がラッピングされた観光バスに遭遇しました。

▲和倉温泉郷に到着
和倉温泉といえば、「加賀屋」をはじめ高級温泉旅館が沢山立ち並んでいるイメージですが、それだけにとどまらず、リーズナブルなビジネスホテルもいくつかあります。温泉郷の大通りは非常に清潔で、きっと多くの方が到着早々、「おもてなし」の心を感じることができるでしょう。

▲わくら温泉散策マップ
旅館協同組合による監修なのでしょうか、地図の至る所に「わくたまくん」があしらわれています。

▲「能登和倉マラソン」ののぼり旗

▲工事中のバリケードにも「わくたまくん」

▲バリケードにあしらわれた「わくたまくん」、もちろん種類豊富だ

弁天崎源泉公園に到着しました。

熱湯が湧きだして、水盤の上に注がれています。柄杓が置かれているので、試しにお湯を飲んでみましょう。和倉温泉は塩化物泉のため、塩分が豊富に含まれています。恐る恐る口に入れると・・・予想以上にしょっぱい!

▲弁天崎源泉公園・亀の形をした岩

▲弁天崎源泉公園・温泉かけ薬師如来尊像安座処

▲弁天崎源泉公園・弁天社

▲多田喜二郎翁像
現代における和倉温泉発展の礎を築いた多田を顕彰して、像が建立されています。

▲曇り空と和倉の高級旅館

ちょうど弁天崎源泉公園の近くが和倉温泉郷の中心部となっており、付近には食堂・土産物店・高級旅館が立ち並んでいます。街路は近年整備されたようで、汚れ少ない清潔な空間となっています。

和倉温泉「総湯」にやってきました。

総湯の横には「わくたまくん」を模した石像があります。この石像は中から温泉が流れる仕掛けになっており、飲泉所としての機能を担っています。

▲和倉温泉「総湯」の看板と「わくたまくん」の石像

総湯の入湯料は大人440円です。和倉=高級温泉旅館という、貧乏旅行者には無縁の温泉というイメージがありましたが、気軽に入れる温泉施設もちゃんとあります。安いしせっかく温泉郷に来たので、こちらの総湯で温まってきました。
塩化物泉ということもあり、湯に浸かると温まるのが早いし、湯から上がってもなかなか湯冷めせず、暑くてしばらく休憩所で「茹でだこ」になっていたほどです。
撮影日:2015年3月6日
能登半島の付け根に位置する同温泉は歴史が古く、かれこれ開湯から1000年以上とされており、シラサギが湯につかり傷をいやしていたのを漁師が見つけ、以降世に知られるようになったといわれています。我々レイルファンなら誰もが知っている、特急「しらさぎ」の名称も和倉温泉にちなんだものです。
和倉温泉の最寄り駅は七尾線の和倉温泉駅です。北陸新幹線延伸後も金沢方面からの特急列車の運行は継続され、大阪からは「サンダーバード」が、金沢からは「能登かがり火」が走っています。残念ながら、名古屋発着の「しらさぎ」の和倉温泉乗り入れは消滅してしまいました。
普通列車のみで和倉温泉へ向かう場合は、七尾駅でのと鉄道の穴水行きに乗り換えます。和倉温泉駅はJR七尾線に含まれていますが、普通列車はすべて七尾で系統分離されています。のと鉄道の列車もやはり、和倉温泉折り返しではなくすべて七尾発着となっています。
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▲和倉温泉駅
北陸きっての温泉郷ということもあり、大きな駅舎が建っています。駅舎内には大きな待合室と観光案内所が併設され、観光客のためのサービスが充実しています。
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和倉温泉駅から駅前通りをずっと歩けば温泉郷に至ります。歩道には来客を歓迎するのぼりが設置されています。駅前周辺は温泉郷ではないので、生活感あふれる住宅街になっています。

▲和倉温泉東交差点を抜けると、もうすぐ温泉郷に到着だ

今回和倉温泉を訪れたのは、もちろん温泉に入るためでもありますが、一番の理由は、同温泉旅館協同組合のマスコットキャラクター「わくたまくん」が現地でどのように活用されているか、この目で確認することにあります。温泉郷に入るとすぐに、「わくたまくん」がラッピングされた観光バスに遭遇しました。

▲和倉温泉郷に到着
和倉温泉といえば、「加賀屋」をはじめ高級温泉旅館が沢山立ち並んでいるイメージですが、それだけにとどまらず、リーズナブルなビジネスホテルもいくつかあります。温泉郷の大通りは非常に清潔で、きっと多くの方が到着早々、「おもてなし」の心を感じることができるでしょう。

▲わくら温泉散策マップ
旅館協同組合による監修なのでしょうか、地図の至る所に「わくたまくん」があしらわれています。

▲「能登和倉マラソン」ののぼり旗

▲工事中のバリケードにも「わくたまくん」

▲バリケードにあしらわれた「わくたまくん」、もちろん種類豊富だ

弁天崎源泉公園に到着しました。

熱湯が湧きだして、水盤の上に注がれています。柄杓が置かれているので、試しにお湯を飲んでみましょう。和倉温泉は塩化物泉のため、塩分が豊富に含まれています。恐る恐る口に入れると・・・予想以上にしょっぱい!

▲弁天崎源泉公園・亀の形をした岩

▲弁天崎源泉公園・温泉かけ薬師如来尊像安座処

▲弁天崎源泉公園・弁天社

▲多田喜二郎翁像
現代における和倉温泉発展の礎を築いた多田を顕彰して、像が建立されています。

▲曇り空と和倉の高級旅館

ちょうど弁天崎源泉公園の近くが和倉温泉郷の中心部となっており、付近には食堂・土産物店・高級旅館が立ち並んでいます。街路は近年整備されたようで、汚れ少ない清潔な空間となっています。

和倉温泉「総湯」にやってきました。

総湯の横には「わくたまくん」を模した石像があります。この石像は中から温泉が流れる仕掛けになっており、飲泉所としての機能を担っています。

▲和倉温泉「総湯」の看板と「わくたまくん」の石像

総湯の入湯料は大人440円です。和倉=高級温泉旅館という、貧乏旅行者には無縁の温泉というイメージがありましたが、気軽に入れる温泉施設もちゃんとあります。安いしせっかく温泉郷に来たので、こちらの総湯で温まってきました。
塩化物泉ということもあり、湯に浸かると温まるのが早いし、湯から上がってもなかなか湯冷めせず、暑くてしばらく休憩所で「茹でだこ」になっていたほどです。
撮影日:2015年3月6日
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