夕焼け小焼け、ボリューム満点な博多港
博多港は九州を代表する海の玄関口。ゆえに朝から夕方まで、船がひっきりなしに行きかう光景を見ることができます。夕暮れ時、西日がまぶしい時間帯の博多港はいつ来ても美しいものです。

旅客船乗り場に見慣れぬ船が止まっています。この船―「なのつ」は福岡市港湾局に所属する港務艇で、市営渡船「きんいん」よりも一回り小さな船体と、側面のやや大きめの窓が特徴です。

▲博多港を出る福岡市港湾局「なのつ」
旅客船乗り場には、福岡市営「ニューげんかい」の後ろに「縦列停車」するかたちで停泊していました。

▲博多ポートタワーと福岡市港湾局「なのつ」
船がもう少し右側に行ったところでシャッターを押すべきでした。

今回も大型クルーズ船が停泊しています。先日来航した「コスタ・アトランティカ」と同じ、イタリア「コスタ・クルーズ」所属の「コスタ・セレナ」がファンネルから白煙を出しながら浮かんでいました。

▲コスタ・クルーズ「コスタ・セレナ」を下から眺めて
博多港には警察・海上保安庁の巡視艇も配備されているので、これらを間近で見ることができます。今回は海上保安庁所属の3隻をご紹介します。

▲海上保安庁 CL-122「ふよう」(手前)
「すずかぜ型巡視艇」(現在は「ひめぎく型」)の一員で、2002年に竣工しています。全長20メートル、定員5名と小さな巡視艇です。

▲海上保安庁 CL-09「とびうめ」
「はやぎく型」巡視艇の一員で、元「にじひかり」。同型はもともと巡視艇ではなく、灯台見回り船「なはひかり型」にルーツを持っています。全長は「ひめぎく型」と同じ20メートル級です。

▲海上保安庁 CL-95「こちかぜ」
こちらも「ひめぎく型」に属する巡視艇です。「ふよう」よりも先に建造(1997年)されており、比較的番号が若いのはそのためです。
続いて国際ターミナルの屋上から、「コスタ・セレナ」の姿を眺めてみましょう。屋上の展望広場はいつも通り、人っ子一人いない静かな場所で、気兼ねなく撮影することができました。

屋上で撮影を始めると、遠くからジェットフォイルが近づいてきました。赤と白の船体は紛れもなく、九州郵船自慢の高速船「ヴィーナス」です。

▲博多港に入港する九州郵船「ヴィーナス」と博多ポートタワー

▲国際ターミナル屋上からコスタ・クルーズ「コスタ・セレナ」を眺めて
クルーズ船は国際線ターミナルよりもはるかに高く、拙ブログで何度も書いているように、まさに「海上マンション」といっても過言ではない姿をしています。このように頻繁にクルーズ船を眺められるのは、博多港を抱える福岡在住者の特権でございます。
撮影日:2015年9月4日

旅客船乗り場に見慣れぬ船が止まっています。この船―「なのつ」は福岡市港湾局に所属する港務艇で、市営渡船「きんいん」よりも一回り小さな船体と、側面のやや大きめの窓が特徴です。

▲博多港を出る福岡市港湾局「なのつ」
旅客船乗り場には、福岡市営「ニューげんかい」の後ろに「縦列停車」するかたちで停泊していました。

▲博多ポートタワーと福岡市港湾局「なのつ」
船がもう少し右側に行ったところでシャッターを押すべきでした。

今回も大型クルーズ船が停泊しています。先日来航した「コスタ・アトランティカ」と同じ、イタリア「コスタ・クルーズ」所属の「コスタ・セレナ」がファンネルから白煙を出しながら浮かんでいました。

▲コスタ・クルーズ「コスタ・セレナ」を下から眺めて
海上保安庁の小型巡視艇3隻
博多港には警察・海上保安庁の巡視艇も配備されているので、これらを間近で見ることができます。今回は海上保安庁所属の3隻をご紹介します。

▲海上保安庁 CL-122「ふよう」(手前)
「すずかぜ型巡視艇」(現在は「ひめぎく型」)の一員で、2002年に竣工しています。全長20メートル、定員5名と小さな巡視艇です。

▲海上保安庁 CL-09「とびうめ」
「はやぎく型」巡視艇の一員で、元「にじひかり」。同型はもともと巡視艇ではなく、灯台見回り船「なはひかり型」にルーツを持っています。全長は「ひめぎく型」と同じ20メートル級です。

▲海上保安庁 CL-95「こちかぜ」
こちらも「ひめぎく型」に属する巡視艇です。「ふよう」よりも先に建造(1997年)されており、比較的番号が若いのはそのためです。
国際ターミナル屋上はやっぱり静かだった
続いて国際ターミナルの屋上から、「コスタ・セレナ」の姿を眺めてみましょう。屋上の展望広場はいつも通り、人っ子一人いない静かな場所で、気兼ねなく撮影することができました。

屋上で撮影を始めると、遠くからジェットフォイルが近づいてきました。赤と白の船体は紛れもなく、九州郵船自慢の高速船「ヴィーナス」です。

▲博多港に入港する九州郵船「ヴィーナス」と博多ポートタワー

▲国際ターミナル屋上からコスタ・クルーズ「コスタ・セレナ」を眺めて
クルーズ船は国際線ターミナルよりもはるかに高く、拙ブログで何度も書いているように、まさに「海上マンション」といっても過言ではない姿をしています。このように頻繁にクルーズ船を眺められるのは、博多港を抱える福岡在住者の特権でございます。
撮影日:2015年9月4日
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