【2016年2月】名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」乗船記(1)【大阪南港⇔新門司】
1 新門司港フェリーターミナル
2 エントランス
3 プロムナード(6階)
4 TVラウンジ(6階)
5 ゲームコーナー
6 キッズルーム
7 コインロッカー
8 洗面所・トイレ
9 客室廊下
10 ツーリスト(2等洋室)
11 吹き抜け
12 TVラウンジ(7階)
13 シャワールーム
14 プロムナード(7階・展望ラウンジ)
新門司港フェリーターミナル
新門司港のフェリー乗り場は2015年12月、新造船就航にともない、新しい建物に生まれ変わりました。旧ターミナルは現ターミナルの左側にありましたが、現在では跡形もなく更地になっています。


▲新門司港ターミナルに入る

▲新門司港ターミナル2階、待合室部分を眺めて
ターミナル内部は木目調の落ち着いたデザインになっており、今どきのビジネスホテルのようです。

▲新門司港ターミナル2階、カフェ全景
ターミナル併設のカフェは、旧ターミナルから引き継がれています。以前と違う点は、待合室と完全に区切られていない、というところです。
私の場合、送迎バスで出港30分前に到着しますので、カフェを利用する機会はありません。出港1時間以上も前に到着した場合、とくにマイカー・バイク利用者の方がおもに利用するのでしょうか。
エントランス

ここから「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」の船内を見ていきます。2015年末デビューの同船は白と茶色を基調とした、これまでにない洗練された内装になっています。

▲エントランス全景
エントランスは6階に、客室は6・7・8各階にあります。基本的なレイアウトは、従来のフェリーと変わりありません。

▲左から、案内所、売店

▲フェリーきたきゅうしゅうⅡの船内図

名門大洋フェリーではカモメをマスコットにしているようですが、今回の新造船から若干デザインが変わっています。

▲記念撮影用の船長服

▲航行地図
ここでは、現在どこを航行しているかだけでなく、現在の速力も見ることができます。

▲エレベータと喫煙室
プロムナード(6階)

6階のプロムナードは案内所から見て右前方にあり、すべてカウンター状の座席配置になっています。

▲公衆電話・携帯充電器
TVラウンジ(6階)


「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」には、TVラウンジが6階と7階にそれぞれ1か所ずつ、計2か所に設置されています。6階のTVラウンジ後方にはミーティングルームが置かれていますが、通常使用されないので、締め切り扱いとされています。
ゲームコーナー

キッズルーム

子供連れの利用者のために、キッズルームが設置されました。子供向けのビデオ放映もされています。
コインロッカー

洗面所・トイレ

従来のフェリーのトイレといえば「配管が多くて無機質」というイメージでしたが、本船のそれは、従来のイメージを払しょくするものになっています。今どきのオシャレなトイレそのものです。


▲各便器
客室廊下
ここから客室内に入ります。

ツーリスト(2等洋室)

ツーリストは寝台列車でいうところの開放寝台です。運賃は6130円(インターネット割引)とお得で、カーペット時期のエコノミーと1100円しか変わりません。
一人利用の場合は、向かい側が壁になっている一番端の区画がおすすめです。ベッド横の通路を独り占めでき、向かい側の客に気を使う必要がないので、物を置く際に何かと便利です。
ハンガー・手すりが設置されており、上着をかけるのに不便しませんし、風呂上がりにタオルをかけて乾かすことができます。船の中は非常に乾燥しているので、1晩もすればカラカラに乾きますよ。

▲1部屋あたり4区画しかない、一番端の1人区画
特に窓際の2区画は、付近を通る客が殆どないこともあり、個室気分で利用することができます。

▲ツーリストの寝台部分
布団が完備されているので、カーペット敷きのエコノミーよりも快適です。ただし熱がこもって熱くなるので、耳元にある換気口をご活用ください。寝台内部には読書灯・網棚・ジュースホルダー・コンセントが設置されています。
吹き抜け
再度、パブリックスペースに戻ります。

夜景の壁紙とカラフルな風船が、オシャレな都会のホテルっぽさを醸し出しています。
TVラウンジ(7階)

6階よりも座席数は少ないですが、7階客向けに小ぶりなTVラウンジが置かれています。
シャワールーム

シャワールームは深夜帯でも使用できます。こちらもトイレと同様、シンプルながらも無機質感を感じさせない造りです。

▲シャワールーム内部
シャンプー・ボディーソープ完備です。
プロムナード(7階・展望ラウンジ)
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7階のプロムナードにはソファー・テーブルが置かれ、6階よりもゆったりした造りになっています。美しい夜景を愉しむため、夜間帯には一部照明が消されています。

深夜帯は凍結の恐れがあるとのことで、甲板には出ないよう張り紙が出されていました。
本項では、新造船「フェリーきたきゅうしゅうⅡ」の船内を見てきました。次項(2)では、レストランでの楽しい食事の様子、そして1日目の乗船記をお届けします。
▲今回収録した動画です。
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撮影日:2016年2月17日
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