【施設紹介】JR鹿児島・山陽本線 門司駅―主役はブルトレから近郊列車へ

▲門司駅南口
10年ほど前に区画整理が行われ、綺麗な橋上駅舎に生まれ変わりました。かつて、区画整理前の駅北側には老松神社があり、塩害でボロボロに朽ち果てたC57-158号機が保存されていました。

門司駅には商業施設「えきマチ1丁目」が入っており、やや大きめの駅ビルを有しています。

▲門司駅改札口

改札口では門司区のマスコットキャラクター「じーも」のマスコットが、いつも乗客を出迎えています。

▲門司駅自由通路

▲門司駅構内
同駅はかつて、「ブルートレイン」こと寝台列車の機関車交換駅でした。交流区間を走行したED72やED76が、ここで交直流のEF30ないしEF81に代わり、下関駅でEF66等直流機にバトンタッチする・・・そんな光景が長年見られました。481系やキハ82が出入りしていた頃もありますが、それは私の知らない遠い昔の話です。
私は門司駅の機関車交換を見るのがとても好きでした。五月蝿い電機と静かな客車・・・この「動」と「静」の共存が、私に客車列車の魅力を感じさせてくれました。あれがなければ、私は今も客車にのめり込んでいなかったに違いありません。
今では415系と貨物が行きかうのみと、ずいぶん寂しくなった関門トンネルですが、門司駅の広い構内と長いホームは依然として、ブルトレ発着時代の面影を今に伝えています。
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小倉方面から415系鋼製車による門司行きが近づいてきました。
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▲下関を目指し、門司駅を出発する415系
大分区の415系が出入りしている関係から、小倉口では現在でもセミクロスシートの415系を見ることができます。ほぼ原形のセミクロス車が来れば、国鉄型ファンとしては超ラッキーものです。
撮影日:2016年2月19日
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