【2016年夏】阪九フェリー「ひびき」に乗る(新門司⇒泉大津、1)

2015年、阪九フェリーにとって約12年ぶりとなる新造船が就航しました。これに伴い登場したのが「いずみ」と、今回お届けする「ひびき」の2隻です。

両船は新門司と泉大津を結ぶ航路で使用されています。泉大津便の出発・到着時刻は神戸便よりも早く設定されており、朝早くから行動したい方にはありがたい存在です。

大阪市街地までの移動に関しては、泉大津も神戸(六甲アイランド)も変わりありません。乗船時間・滞在地での過ごし方に合わせて、両便を使い分けると良いでしょう。



今回は「ひびき」の乗船記を2回に分けてお届けします。前篇となる(1)では、写真を中心としながら同船の外観・内装をご覧ください。まず初めに外観から入っていきます。



外観


DSCN1162.jpg
▲新門司港で出港を待つ「ひびき」
新造船ということで、外観はきわめて綺麗です。

DSCN1165.jpg
▲「ひびき」ファンネル

いざ船内へ― 5階(客室1層目)


客室1層目となる5階には、フロント・売店をはじめとするエントランスに不可欠な設備のほか、キッズルーム・ロビー喫煙室・カラオケルームが置かれています。等級の低い客室も5階にあります。

DSCN1183.jpg
▲フロント・売店

DSCN1182.jpg
▲エントランス・ロビー

DSCN1169.jpg
▲喫煙室

DSCN1178.jpg
▲ロッカールーム

DSCN1180.jpg
▲ゲームコーナー

DSCN1181.jpg
▲カラオケルーム

DSCN1179.jpg
「ひびき」を縦に貫くエレベータも、決して無視できない存在です。エレベータ内に設置された窓からは吹抜が見えるようになっており、その造りは百貨店やホテルのエントランスを思わせます。

6階(レストラン・自販機・プロムナード)


阪九フェリーといえば、何と言っても充実したレストランじゃないでしょうか。6階にはレストラン、プロムナード、展望デッキのほか、上級客室が置かれています。

DSCN1173.jpg
▲レストラン商品価格表

DSCN1175.jpg
▲レストラン商品配置図

DSCN1176.jpg
▲「ひびき」レストラン

DSCN1174.jpg
▲自販機・飲食スペース
レストラン横には自販機スペースが置かれています。明るく開放感ある同スペースには飲食できるテーブルもあり、広大な海原を眺めながら寛げるようになっています。


▲プロムナード

DSC07440.jpg
▲6階(客室2層目)から吹抜を眺めて

7階(最上階)


DSCN1171.jpg


▲7階・吹抜周辺の通路

DSCN1170.jpg
▲7階から吹抜を眺めて

DSCN1190.jpg
▲「ひびき」浴室
「いずみ」「ひびき」の浴室には新たに、展望露天風呂が設置されました。屋根なしでアクリル板を通じて外が見える、文字通りの「露天風呂」です。

スタンダード和室(≒二等船室)


20160702171051(1).jpg
スタンダード和室は従来の二等船室に比べ、相当な進化を遂げています。近年の船にありがちな「頭部のしきり」は勿論のこと、頭上にはコイン式ロッカーも置かれました。貴重品が心配だからと、荷物を抱いて眠る「ひと手間」がこれで省けるというわけです。

甲板部


DSCN1166.jpg
▲「ひびき」救命浮き輪

DSCN1167.jpg
▲甲板部に設置されたテーブル・椅子
夜になると甲板付近はライトアップされ、海風にあたりながら散歩できるようになっています。

DSCN1168.jpg
▲救命ボート

総括


以上、「ひびき」船内外の様子を見てきました。

「せっつ」「すおう」に比べると相当な進化を遂げており、「つくし」「やまと」と比較しても、結構な発展を見てとれました。新造船が登場するたびに、船内がより「都会のホテル」に近づいているのを実感できます。

個人的には、潮風に当たりながらひとっ風呂楽しめる露天風呂がおすすめです。「いずみ」「ひびき」ご利用の際はぜひ、お試しください。


次項(2)では、お待ちかねの乗船記がはじまります。穏やかな瀬戸内海を眺めながら寛げる、「ひびき」の旅情をお伝えしていきます。

撮影日:2016年7月2日

関連記事

Comment

焼きそば

やはり

食べ物が充実している乗り物はいいですね。旅の楽しみでも、結構なウエイトを占めている訳ですし。


新造船、乗るだけでもワクワクですね。進化を確認出来る、ベテランの旅人ですね。

2016年07月13日(水)01:54

レラティー

苫小牧~大洗のフェリーでさえ驚きましたが、こちらのフェリー、更に広くて、設備も充実していますね。

バブル期に流行ったカラオケルーム(「海峡」用50系客車にも一時期ありましたが)、未だにあるのには驚いています。

2016年07月14日(木)00:22

wra

焼きそばさん

列車の食堂車を1度しか経験していない分、船のレストランには足しげく通っています(笑)
値は張りますが、個性的なメニューが多くあって面白いですよ。

2016年07月15日(金)21:00

wra

レラティーさん

> 苫小牧~大洗のフェリーでさえ驚きましたが、こちらのフェリー、更に広くて、設備も充実していますね。

時代が進むにつれ、フェリーがまるで建物のようになっている感じがします。エレベーターが通る巨大吹抜なんて、同じようなものが天神のビルにありそうですからね。


> バブル期に流行ったカラオケルーム(「海峡」用50系客車にも一時期ありましたが)、未だにあるのには驚いています。

高齢者を中心に、カラオケルームはいい暇つぶしになるんじゃないでしょうか。余談ですが、韓国korailでは列車内にカラオケルームが付いています。

2016年07月15日(金)21:08