2016年秋・マヤ検がやってきた 博多駅での一コマ
今回は鹿児島本線を南下する「マヤ検」を博多駅で収めてみました。以下、写真を交えながら博多駅停車中の様子をお伝えします。

「マヤ検」の牽引機には通常、DE10形が使用されています。今回の牽引機はDE10-1207でした。

マヤ34だって立派な客車です。機関車の後ろに繋がるその姿は、どこからどう見ても客車列車です。また、マヤ34の熊本側貫通路には特殊な機器類が増設されていました。

JR九州が保有するマヤ34は2009号の1両のみ。そもそも現在、JR各社が保有するマヤ34形は、この2009を合わせると2両しかありません。旅客輸送に供されない事業用車は結構長持ちしがちですが、それでも年々減少していることには変わりありません。

▲「マヤ検」最後尾を眺めて
マヤ34-2009の門司港側貫通路には何も設置されていません。こうして全景を眺めてみると、後年の改造によりオリジナルの姿から変化している様子が見てとれます。貫通路上の角形ライトは2009号の特徴です。

10分ほど停車してから、「マヤ検」は再度鳥栖方面を目指し汽笛一声、博多駅を離れます。徐々に遠ざかるその姿はどことなく、台湾の古い気動車を思わせました。
撮影日:2016年11月30日
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