JR香椎線・香椎~土井間沿線気まぐれウォーキング(1)
JR香椎線・香椎~土井間沿線気まぐれウォーキング(1)
JR香椎線・香椎~土井間沿線気まぐれウォーキング(2)
今回は香椎駅を起点に、駅周辺を少しだけ歩き回ってみようと思います。当ブログであまり扱ったことのないJR香椎線沿線をめぐりながら、まずは香椎宮を目指して歩き始めましょう。せっかくの好天なので、気がのれば土井駅まで歩き続けるつもりです。

香椎駅の改札を抜け、駅西側の陸橋を上がってまずは駅南側に出ます。ちょうど陸橋に上がったその時、博多方面から811系電車が到着しました。香椎線ホーム側にはキハ40系が2編成停車しています(写真上)。

陸橋を降りて香椎駅の南側に出ると、そこは筆者にとって未知の領域。先述のようにこのエリアは記事で取り扱ったことがなく、そのため手探り状態で進むことになるでしょう。

やけに新しい舗装の通路を進んでいると、ふと真横に怪しいコンクリート塊を見つけました。階段を削り取ったかのような断面がいかにも怪しいですが、舗装の新しさから見てその通りかもしれません。いわゆる「超芸術トマソン」の無用階段という類ですね。

▲如意輪禅寺
落ち着きのある寺院があるあたりが、いかにも古い街並みといったところです。

香椎線の真横に出てきました。ここから線路にできる限り沿って、香椎神宮駅方面を目指し南下します。

途中で水路を渡り、香椎駅東1丁目から香椎1丁目へ。そこから水路沿いの道を進んでいきます。

今度は香椎線のガード下を潜り抜けます。このガードが低いことこの上なく、大型車が通ろうものなら屋根をこすってしまいそうなほどです。

香椎高校の横を通って建設中の国道3号線バイパス下を抜けると、やがて香椎参道(県道24号)にぶち当たります。ここから参道を千早方面に戻ると、すぐに見えるのが香椎線の参道踏切です(写真上)。以前は青空と参道の並木が美しい踏切でしたが、件の3号線バイパスの建設が進んだことで、踏切の真上を道路の高架橋が覆いつくしてしまいました。
バイパスの高架橋ができたことで、参道踏切はこれから「全天候型踏切」になります。雨が降っていても「濡れずに安心!」な踏切待ちできるというわけです。

美しい香椎参道を進むと、ついに香椎宮が見えてきました。神功皇后ゆかりの地ということで、広大な境内を有している神社です。こちらも初詣シーズンにはさぞかし賑わうのでしょうね。

香椎宮から道路を挟んで向かい側には「行啓記念碑」というものがあります。これは大正天皇妃"貞明皇后"の香椎行啓(大正11年)にちなんで建立されたもので、同皇后は昭和天皇の母君にして今上陛下の祖母君にあたる御方です。
香椎宮を抜けると並木道は終わり、参道は典型的な商業地・住宅地の混合地帯へと一変します。思わず、この辺りの風景が城南区の福大周辺に似ている事に気が付きました。

やがて香椎神宮駅が見えてきました。駅の手前に陸橋があるので登ってみると、線路が遠くまでよく見渡せます。香椎駅方面をじっと眺めていると、遠くに謎のスペースがあることに気が付きました。そのスペースはホームほどの広さがあって、防草シートで覆われています。
どうも駅跡に見えてならないのですが、後日調べたところ、謎のスペースの正体は戦前まで存在した香椎宮前停留場のようです(写真上)。

香椎駅を出てから30分、お隣の香椎神宮駅に到着しました。道路と線路の間にあるわずかなスペースを利用して設置された駅で、民営化後の開業です。

駅内部は近年の無人化により、窓口が廃止されてずいぶんと寂しくなりました。近距離のみの簡易券売機とIC乗車券チャージ機が設置されています。
とりあえず香椎神宮駅までやってきましたが、まだ体力は十分に残っています。お隣の舞松原駅に到着後、まだ体力が残っていたら土井駅まで行ってみることにします。ウォーキングはまだまだ続きます。
撮影日:2017年1月26日
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