駅舎は変わっても・・・JR水城駅に残る木造跨線橋

福岡県大野城市と太宰府市の境界付近にある、JR水城駅にやってきました。その名の通り、駅のすぐ横には史跡「水城」が連なっています。また、同駅から直線距離にして北へ500メートル進んだ場所には、西鉄下大利駅もあります。一帯は福岡市のベッドタウンにあたり、閑静な住宅街が広がっています。

さて、そんな水城駅から電車に乗ろうと改札を抜けると、やけに古めかしい木造の跨線橋が目の前にそびえていました。福岡近辺でこんなに古めかしい跨線橋は、管見の限りだと、今や探しても水城駅ぐらいでしょう。跨線橋の美しさに見とれ、列車待ちのついでにその姿を何枚も写真に収めました。

以下、写真を交えながら水城駅跨線橋の様子をお伝えします。

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跨線橋はクリーム色に塗装され、屋根には水色のトタンが葺かれています。窓は後年の改良によってサッシ化されており、やや痛みは目立つものの、大切に使われている様子がうかがえます。

現在の駅舎は鉄筋コンクリート造のもので、跨線橋とはまるで雰囲気が異なります。この跨線橋は先代駅舎の"置き土産"というものでしょう。つまり、水城駅には新旧の建造物が共存関係にあるといえましょう。

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古い外観とは裏腹に、内部は時代の変化に合わせて改良されています。設備の有無に関しては、あまり新しめの跨線橋と変わらないような気がします。

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どんなに改良がくわえられたとはいえ、構造自体は何十年も前のものでしょうから、老朽化は確実に進んでいます。次に水城駅を訪れたときには、新しい橋に変わっているかもしれません。

また近くで見られるのなら見たいと思いつつ、上り普通列車で水城を後にしました。

撮影日:2017年2月27日
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Comment

こーたろー

昔は各地でよく見ることができた跨線橋ですね。
気がつくと自分の住んでいるエリアでは姿を消してしまったようです。

2017年03月09日(木)16:00

ふぐにさん。

こんばんは。

最近の地上駅は橋上駅舎が主流なので
今回のような跨線橋はどんどん無くなっていくのでしょうね。
寂しい限りです。

駅名にある「水城」がよくわからなかったので
WEBで調べてみました。
なるほど。勉強になりました・・・

2017年03月09日(木)22:32

wra

ふぐにさん。さん

ふぐにさん。様、こんばんは。

> 最近の地上駅は橋上駅舎が主流なので
> 今回のような跨線橋はどんどん無くなっていくのでしょうね。
> 寂しい限りです。

たしかに橋上駅舎だらけですよね。私がよく利用する博多~東郷駅間はすべて橋上の構造ですし・・・
本当に昔ながらの駅らしい駅というのはもう、だいぶ姿を消したんだなと思います。


> 駅名にある「水城」がよくわからなかったので
> WEBで調べてみました。
> なるほど。勉強になりました・・・

今でこそ水が湛えられていた溝は見る影もありませんが、ずらりと並ぶ土塁は見ごたえがあります。駅から近いですし、ぜひ観光客に見てほしい歴史遺産だと思います。

2017年03月16日(木)00:24

wra

こーたろーさん

> 昔は各地でよく見ることができた跨線橋ですね。
> 気がつくと自分の住んでいるエリアでは姿を消してしまったようです。

私の地元でもまさにそうです。一番近くにある跨線橋が現役の駅といえば、ううん・・遠賀川駅ぐらいでしょうか。いざ探してみると、なかなか見つからないものですね。

2017年03月16日(木)00:27