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【花蓮駅前】台湾料理店「楊記扁食」の魯肉飯・蛋花湯(花蓮県花蓮市)

台湾東海岸を鉄道で北上する途中、夕食をとるため花蓮に立ち寄りました。

およそ2年半ぶりに足を降ろした花蓮の駅前はずいぶんと変わっていました。駅前ロータリーでは何やら工事が進んでいるようで、駅舎の右隣でも大きなドーム天井が形成されています。

東海岸の駅では数年前から駅舎の改良が行われていますが、工事の手はついに花蓮駅にも及んできたというわけです。

台鐵花蓮駅前

そんな花蓮駅を出て、駅前ロータリーを少し進むと見えてきました・・・駅前食堂のあるエリアです。駅舎から向かって、ロータリーの右側を向かった先にあります。

また、附近には土産物店や花蓮県のインフォメーションセンターがあるなど、観光客向けの施設も揃っています。

花蓮駅前にある楊記扁食

行きついた場所には「大家扁食店」と「楊記扁食店」という2店舗の食堂があります。大家扁食店の方には以前入ったことがあるので、今回は楊記扁食店に入ってみましょう。

余談ですが、花蓮には「液香扁食店」という有名なワンタンスープの店があります。その影響を受けてか、花蓮市内にはワンタンスープの店が至る所にあります。今やワンタンスープ(扁食)は花蓮のご当地グルメになっているのです。

花蓮駅前にある楊記扁食花蓮駅前にある楊記扁食

こちらではワンタンスープの他にも、ご飯ものや麺類、スープ、惣菜など、台湾の大衆食堂ではおなじみのメンツも沢山そろっています。

以前から「魯肉飯の食べ比べ」をひそかにやっている私は、迷わず魯肉飯蛋花湯を注文しました。魯肉飯は説明するまでもありませんが、一緒に注文した蛋花湯はいわば「かきたまスープ」といったところです。

品ぞろえは大家扁食店によく似ています。

花蓮駅前にある楊記扁食

注文から数分後、お待ちかねの魯肉飯と蛋花湯が到着しました。

まずは魯肉飯の方からいただきます。豚肉はあっさり気味で、八角もそれほど強く主張していません。さらに食べ進めると、付け合わせにキャベツの酢漬けが入っていることに気付きました。おかげでギトギト感は全く感じられません。

蛋花湯もやはりサッパリとしています。というかそもそも、台湾のスープ類というのは味付けが薄い傾向にあります。もし脂ぎった魯肉飯に出くわした場合は、サッパリスープが良い口直しになります。具材は卵の他、ねぎ・レタスが入っていました。

今回いただいた魯肉飯は20元、蛋花湯は30元、合計50元で収まりました。日本円に直すと約180円といったところです(2017年4月現在)。

所在地:花蓮市国連1路138-3
撮影日:2017年4月2日
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COMMENT

こーたろー

海外の味はあまり知らないので
あっさりしている味だと知りませんでした。
小中高生時代に読んだ鉄道ジャーナルの旅行記事の記憶で中華系エリアの食事は油ぎっていると思い込んでいました。
実際は違うんですね。

2017年04月10日(月)20:26

wra

こーたろーさん

> 海外の味はあまり知らないので
> あっさりしている味だと知りませんでした。

魯肉飯の味は店によって違うことを最近、よく感じさせられています。味だけでなく、豚肉の加工の仕方・使用部位などなど、店ごとに個性があって面白い料理の一つです。


> 小中高生時代に読んだ鉄道ジャーナルの旅行記事の記憶で中華系エリアの食事は油ぎっていると思い込んでいました。
> 実際は違うんですね。

台湾は和食の影響を受けているので、あっさりとした料理を目にすることがあります。もしくは、食材や調理の仕方が良いということなのでしょう。中国北京に旅行に行ったという友人の話によると、やたら脂ぎって味はないという、凄まじいチャーハンを食べたことがあるとのことです。

2017年04月11日(火)23:10

焼きそば

こんばんは

wraさんのブログで魯肉飯は欠かせないもののひとつである、と言っていいんでしょうね。


魯肉飯、店の数だけ味があるんでしょうね。日本の牛丼チェーンでもやってくれないかなぁ(笑)。

2017年04月12日(水)00:07
うらたつき

wra

焼きそば様

魯肉飯は台湾人のアイデンティティを象徴する要素の一つです。日本人でいう味噌汁や寿司のようなものですね。

日本人好みの味付けにアレンジすれば、結構受けが良いんじゃないかと思います。

しかし、なぜか韓国のビビンバと違って、外食業界ではあまり取り上げられません。美味しいのに・・・

2018年07月24日(火)00:25