【施設紹介】台鐵台東線 関山駅(台東県関山鎮)―SLの置き土産残る駅ホーム
今回お届けする関山駅は台湾東部、台東県関山鎮の中心地にあります。自強号(一部)・莒光号といった優等列車も停車する重要駅で、早朝を中心に区間車の折り返し運用も設定されています。

▲現在の関山駅外観
現在の駅舎は二代目にあたります。台東線の全線電化に際し、大規模なリニューアルを受けて新築も同然の美しい駅舎へと生まれ変わりました。
なお、開業当時の駅舎は現在よりも若干池上側にありました。日本統治時代に建造された旧駅舎は県指定の史跡に指定されており、今ではサイクリングステーションとして活用されています。

▲関山駅軒下の灯籠は客家の花柄

駅舎側の単式ホームと島式ホームは地下通路によって接続されています。そもそも台東線の駅には跨線橋が少なく、関山駅のように地下通路が設置されている場合が大半です。地下通路には明るいモザイク画を配しており、薄暗く不気味な印象を受けません。

▲関山駅を出発するTEMU2000形「プユマ」
構内は単式1面と島式1面の計2面3線の構造を有しています。

ふとホームから線路を見下ろすと、枕木の上に何やら灰色の物体が積もっています。物体が落ちているのはたったの一か所のみ、果たして何なのか...。

謎物体の正体について少し考えていると、以前台東線にCT273(C57-3)牽引のSL列車が入線していたことを思い出しました。そう、あの灰色の物体はSLから落とされた石炭ガラだったのです。
撮影日:2017年4月1日

▲現在の関山駅外観
現在の駅舎は二代目にあたります。台東線の全線電化に際し、大規模なリニューアルを受けて新築も同然の美しい駅舎へと生まれ変わりました。
なお、開業当時の駅舎は現在よりも若干池上側にありました。日本統治時代に建造された旧駅舎は県指定の史跡に指定されており、今ではサイクリングステーションとして活用されています。

▲関山駅軒下の灯籠は客家の花柄

駅舎側の単式ホームと島式ホームは地下通路によって接続されています。そもそも台東線の駅には跨線橋が少なく、関山駅のように地下通路が設置されている場合が大半です。地下通路には明るいモザイク画を配しており、薄暗く不気味な印象を受けません。

▲関山駅を出発するTEMU2000形「プユマ」
構内は単式1面と島式1面の計2面3線の構造を有しています。

ふとホームから線路を見下ろすと、枕木の上に何やら灰色の物体が積もっています。物体が落ちているのはたったの一か所のみ、果たして何なのか...。

謎物体の正体について少し考えていると、以前台東線にCT273(C57-3)牽引のSL列車が入線していたことを思い出しました。そう、あの灰色の物体はSLから落とされた石炭ガラだったのです。
撮影日:2017年4月1日
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