台湾北東部の温泉郷「礁渓温泉」をぶらり(宜蘭県礁渓郷)

▲出だしから温泉色に満ちた礁渓駅前
写真上の左上に少しだけ映っていますが、礁渓郷には湯桶をモチーフにしたマスコット(ご当地キャラ)が存在します。名前は「温仔」「泉仔」と、これまた分かりやすくてありがたいです。
礁渓キャラとして他にも、エバーグリーンホテルに「イラシャさん」「ドウモちゃん」なるマスコットの存在を確認できました。こちらもやはり湯桶がモチーフになっています。

▲旧西山旅館
礁渓温泉は日本統治時代に整備された温泉地ですが、戦後も発展を続けてきたせいか古い建物はあまり残っていません。その中でも数少ない和風建築として知られているのが、写真上の旧西山旅館です。
西山旅館としての営業に幕を閉じたのちも、建物は台湾銀行の研修施設として残ってきました。なお、近年になって大規模な修復作業が行われています。

久しぶりに礁渓温泉の足湯にやってきました。休日ということもあり、多くの観光客が温泉の川に足を浸していますね。私も10分ほど温泉に足を浸して過ごすことに。

足湯を出てから昼食をとり、もとの礁渓駅に戻ってきました。駅ホームは4年前とほぼ変わりありません。一部電車が新しくなっていること(EMU800)を除けば・・・

ホーム横には南国の木が並んで生えています。季節は穏やかな春ですがここは亜熱帯の台湾、植生はあきらかに南国です。

そうそう、駅名標も新しいものになっていました。古い駅名標はいつの間にか姿を消したようです。置き換えを察して、古い駅名表をこつこつ撮りためて正解でした。

▲礁渓駅を出発するEMU800形区間車(イメージ)
ホームであれやこれやと写真に収めていると、台北方面に向かう列車がやってきました。早速この列車に乗って礁渓を後にします。こうして短い礁渓温泉滞在は幕を閉じました。
撮影日:2017年4月3日
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