生えたてのトキワススキは「真昼の花火」 丘の上で静かになびく

6月も終盤にさしかかったころ、宗像市内のトキワススキ(別名:アリハラススキ)が開花を迎えました。新宮町の個体は6月中旬に開花していましたが、1~2週間遅れてようやく宗像でも開花を確認できました。

今回はその中でも大井地区にある2株のトキワススキを見に足を運んでみました。果たして、どのくらい開花しているでしょうか。

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トキワススキはすでにたくさんの花をつけていました。開花したての花は赤みを帯びており、成長するにつれ徐々に白っぽくなっていきます。

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おまけに開花したての花というのは円錐状の形をしています。成長が進んで結実すると重くなるのか、刀のような形に変化して一方になびきます。

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開花したてのトキワススキには「真昼の花火」に例えることのできる美しさがあります。しかしその姿は結実して形・色合いが変化するまでのわずかな期間にしか見ることができません。

散っていく桜と同じように、長く見られないからこその美しさがトキワススキにはあると思います。しかし残念ながら、秋のススキほどの知名度はなく、同じく巨大化するパンパスグラス(外来種)に間違われる等々、なんとも憐れな植物なのです。

撮影日:2017年6月30日
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