【施設紹介】JR山陽本線 長府駅(山口県下関市)―乃木大将の故郷最寄り駅

本州の最西端にして山口県の最大都市にあたる下関市に、今回お届けする長府駅はあります。所属路線はJR山陽本線。長府駅付近は同路線のちょうど最西部にあたり、下関駅や終点の門司駅はここからそう遠くありません。

この長府という駅名は付近の旧城下町に由来するものですが、駅から旧城下町までなんと約2キロも離れています。長府観光をするのであれば、市中心部からバスを利用した方が便利なのかもしれません。なお、長府は第3代台湾総督を務めた乃木希典が少年期を過ごした地でもあります。

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▲長府駅外観
駅舎は近年改築され、橋上駅舎に生まれ変わっています。

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▲長府駅から駅前・ボートレース下関を眺めて
長府駅前には「ボートレース下関」があります。普段は静かな長府駅も、レース観戦の際には少しにぎわいを見せることでしょう。

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▲長府駅改札口
改札口に自動改札機はなく、どことなくローカル線の雰囲気が漂っています。また、駅構内にはコンビニ売店もあります。

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▲長府駅構内を敷地外から眺めて

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▲長府駅ホーム
かつての長府駅は3面4線という立派な構造でしたが、駅舎改築に際して半分以上に縮小され、今では1面2線というシンプルな構造になっています。現在のホームには1番と3番が割り振られており、2番は欠番です。これは先述のように、駅ホームが縮小された名残りでしょう。

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▲辛うじて残る旧1番乗り場ホーム
構内が縮小された現在でも、かつての1番乗り場があったホームは断片ながら残存しています。

撮影日:2017年9月3日
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Comment

中林20系

これはまたマニアックな…

なんだかすごいところを訪問されましたね。驚いております…ここが実家の最寄り駅ですし(爆)。

今やどこにでもあるような橋上駅になってしまいましたが、かつては駅うどんもあって、あれは下関駅のそれ(=こちらも現存せず)と同じ会社だったか、美味しかったんですよ。

駅前ロータリーとかバリアフリーとか考えれば、これがベストなのでしょうね。

で、城下町観光なら、ここからもバスで行けますが、下関駅からバスで城下町長府(=約30分)がお薦めながら、
北九州からなら門司港まで行って渡船で唐戸に渡ってってのが、面白さでは一番のお薦めです。渡船、楽しいんですよ♪
しかも唐戸は旧市街地ですし、門司港レトロ同様の歴史ある建築物も。唐戸からも長府には行けますし、機会があれば下関で歴史散歩を楽しんでみてください。

2017年09月14日(木)20:03

レラティー

最近、随分と活発に投稿されていますね。

さて、長府は、長府製作所の印象が強いのですが、やはり「長」門の国の首「府」があった場所なんですね。
最近では「城下町長府」で売り出しているようですが。(ここではなく下関駅からバスなんですね)

市の代表駅でもなく、人口30万人もいない市なのに有人駅なのは、北海道の感覚では、驚きです。

線路すらないのに、敢えて2番線を残し、歴史を後世に伝えようとする姿勢には感心します。
JR北海道なら、札幌圏で、上り列車の左手側から見て1,2,3・・・と振り直した所が多いですから。

(歴史を伝えるといえば、樺太のフィルムが発見されましたね。
何故少ないのかと疑問でしたが、樺太連盟の方の「戦争責任に繋がる物は処分されていますから」という言葉、何だか残念です・・・)
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170914/3878911.html

2017年09月14日(木)23:39

レラティー

(築城しますが、樺太の野球について、北海道の学芸員がきちんと調べたブログがあり、感心しております。
こうやって記録はきちんと残してほしいものです。)

http://www.hk-curators.jp/archives/3392

2017年09月15日(金)07:28

wra

中林20系さん

> なんだかすごいところを訪問されましたね。驚いております…ここが実家の最寄り駅ですし(爆)。

下関は結構福岡から近いながらもあまり扱ってこなかったので、昨年から頻繁に特集を組んでいます。歴史色国際色ある都市で面白いですね~


> 今やどこにでもあるような橋上駅になってしまいましたが、かつては駅うどんもあって、あれは下関駅のそれ(=こちらも現存せず)と同じ会社だったか、美味しかったんですよ。

本当に小さくなってしまいましたよね、長府駅。大きなころを知っている人間にとって、今の姿は山陽本線の衰退ぶりを象徴するものに見えてならないことでしょう。


> 駅前ロータリーとかバリアフリーとか考えれば、これがベストなのでしょうね。

橋上駅になったことで自由通路が登場し、駅西側と東側が結ばれて便利になったと思います。何といっても、周囲は住宅地になっていますからね。


> で、城下町観光なら、ここからもバスで行けますが、下関駅からバスで城下町長府(=約30分)がお薦めながら、
> 北九州からなら門司港まで行って渡船で唐戸に渡ってってのが、面白さでは一番のお薦めです。渡船、楽しいんですよ♪

大河ドラマ『武蔵』が放送されて頃、巌流島訪問で渡船が滅茶苦茶ににぎわっていたのを思い出します。たしか、丸くて変わった形の船も走っていますよね。


> しかも唐戸は旧市街地ですし、門司港レトロ同様の歴史ある建築物も。唐戸からも長府には行けますし、機会があれば下関で歴史散歩を楽しんでみてください。

個人的には戦後、関東州大連から移築したという大連神社が気になっているところです。

2017年09月16日(土)00:44

wra

レラティーさん

> 最近、随分と活発に投稿されていますね。

8月中に18きっぷで色々な場所を日帰りで訪れていますからね~
この前の台湾ほどではありませんが、ストックはかなりあるんです(笑)


> さて、長府は、長府製作所の印象が強いのですが、やはり「長」門の国の首「府」があった場所なんですね。
> 最近では「城下町長府」で売り出しているようですが。(ここではなく下関駅からバスなんですね)

個人的に長府といえば乃木希典の印象が強いです。もう少し近代軍事史に対する理解が深まれば、乃木大将を用いた町おこしもできるんでしょうけれども。


> 市の代表駅でもなく、人口30万人もいない市なのに有人駅なのは、北海道の感覚では、驚きです。
> 線路すらないのに、敢えて2番線を残し、歴史を後世に伝えようとする姿勢には感心します。
> JR北海道なら、札幌圏で、上り列車の左手側から見て1,2,3・・・と振り直した所が多いですから。

人口密集地か否かという違いがあるんでしょうね。北海道は市中心部から少し離れたところでも畑原野という地域もありますし。


> (歴史を伝えるといえば、樺太のフィルムが発見されましたね。
> 何故少ないのかと疑問でしたが、樺太連盟の方の「戦争責任に繋がる物は処分されていますから」という言葉、何だか残念です・・・)

樺太に関しては奪われた場所をポーツマス条約で半分だけ回復した。それだけなのに、戦争に負けたという理由で連合国から従来の樺太領有を戦争責任の権化の一つとして嫌々数えさせられ、さらに長い時間をかけて、その虚実が国民の間に浸透してしまったのは残念なことです。

戦後間もないころから60年代にかけて、南樺太・北千島回復を望みながらも政府・国民から相手にされず、泣く泣く運動を縮小せざるを得なかった活動か・島民のことを思うと、胸が痛くなるばかりです。

2017年09月16日(土)00:58