あのマスコットキャラの現在#2 (くりみん:篠栗町商工会マスコット)
「あのマスコットキャラの現在」シリーズ、前回は肥前夢街道の「にゃんにゃん丸」の近況についてお届けしました。一応前回とは書きましたが、あれから2年も経過しました。おまけに今回が第2弾ということで、企画倒れになっていたものを無理やりほじくり返した形です(笑)
さて、2017年現在でも日本各地では数千体、いや一万体を越えるであろうご当地キャラクター・団体マスコットが活用されています。「くまモン」のように活用の場所が広く、今後の活動も十分に保証されているマスコットはそう多くありません。中には活用の機会なく、今どう使われているのかわからないものも多々あります。
今回は福岡県篠栗町の商工会マスコットとして誕生した「くりみん」の近況についてお届けします。「にゃんにゃん丸」と同じく、このマスコットの活動にも間接的ですが関わっただけに思い入れのある存在です。

「くりみん」は篠栗町にある大和の森に住む妖精で、町名にちなんで笹の羽をつけ、栗の被り物をかぶっています。以下にもご当地キャラクターらしく、名前からイメージしやすい外見をしているのが特徴です。
名前を分解してみると、「くり」は篠栗の「栗」に、「みん」は「みんな」(中国語でいうところの大家)に由来することが分かります。篠栗のマスコットとしてみんなに親しまれるように、という願いが名前に込められているのでしょう。誕生日は4月29日、性別は見た目の通り女の子です。
マスコットとしては2012年初頭に誕生しました。同年3月から名前の公募が行われ、4月29日に「くりみん」という名前で正式にデビューしました。
ちなみにですが、マスコットの構想は篠栗町観光協会にもありました。お遍路さんの格好をした猫のキャラクターとして、観光協会職員の落書きにから「ささにゃん」が生みだされていたのです。「ささにゃん」の構想自体は2010年末の時点ですでにあったようですが、プロジェクトが発足する前にお払い箱となってしまいました。
蛇足ですが、私も「ささにゃん構想」の存在を知り、観光協会ブログに以下のようなコメントを残しました。
(参考ページ)
『篠栗町観光協会ブログ「篠栗探検隊」』「ひとりごと」
観光協会のマスコット構想が頓挫した一方、篠栗町商工会では「篠栗町オリジナルキャラクタ政策委員会」の立ち上げが承認され、マスコットの制作が始まりました。時期にして2011年9月ごろのことです。
(参考ページ)
『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』「初めまして!」
「千梅ちゃん」を生んだ太宰府市商工会からマスコット制作のノウハウを学び、数回にわたる会議で意見が集約された結果、2011年12月中旬に「くりみん」のコンセプトが固まりました。12月14日に公開された原画は、現在の姿(完成形)とほぼ変わりなく、この時期に「くりみん」が事実上産声を上げたといっても過言ではありません。個人的に、原画の口を大きく開けた姿は気に入っています。
(参考ページ)
『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』「ひさびさゆるキャラのこと」
私が最後に「くりみん」を見たのは2013年夏のことです。その点を考慮して、2014年から順に動向を追っていきたいと思います。今回動向を追ううえで、商工会青年部のブログが非常に役立ちました。所属団体が直接発信する情報は有意義なものばかりです。
●1月11~12日:町イチ!村イチ!2014(東京国際フォーラム)
●1月12日:平成26年篠栗町成人式(クリエイト篠栗)
●4月29日:春らんまんハイキングの見送り
●5月14日:町内小学校訪問
●7月12日:篠栗祇園夏まつり
●7月30日:篠栗町応援デー(レベルファイブスタジアム)
●11月5日:森林スポーツフェスタ
●12月7日:JA粕屋農業まつり
2014年中は積極的に活用されていることが分かりました。同年の動向を調べる中で参考とした青年部ブログ『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』は2015年度以降、管理人の商工会青年部長退任により、青年部の公式ブログとしての更新は行われていません。
●1月14日:平成27年篠栗町成人式
●3月4日:七福星まつり(呑山観音寺)
●3月20日:福岡ゆるキャラ(R)さみっとin恋のくに筑後 (そういや今年せんかったな・・・)
●3月22日:柳川市合併10周年記念イベント
●5月13日:春らんまんハイキングの見送り
●7月16日:篠栗祇園夏まつり
2015年以降の情報は大方「くりみん」の公式Twitterを参考にしています。ただこのTwitterも2016年4月を最後に更新していません。Twitterをみて知りましたが、語尾に「クリ」と付くのね・・・ねり丸みたい。
●3月12日:七福星まつり(呑山観音寺)
●3月19~21日:篠栗フェア(イングススポーツ)
●5月10日:春らんまんハイキングの見送り
激減しましたねぇ。3月末の「篠栗フェア」で福岡市に遠征しています。これが確認する限りだと、今のところ最後の町外遠征になっています。どこか出演依頼をお願いします!
●2月10日:第9回せとっ子祭り
●5月11日:春らんまんハイキングの見送り
●7月14日:篠栗祇園夏まつり
近年の「くりみん」動向を探るうえで大事なのは、なんといっても町役場の公式ページだと思います。そこから情報を抽出する限りだと、毎年「春らんまんハイキング」「篠栗祇園夏まつり」には参加しているようなので、両イベントでほぼ確実に「くりみん」に会えると思います。
年々稼働率は低くなっていますし、町外でのグリーティングも今や希少と化しています。見るのであれば直接篠栗に行くしかなさそうですね。
(追記)
2018年の篠栗祇園夏まつりで「くりみん」の稼働を確認しました!
「くりみんも登場!篠栗祇園夏まつり2018」
さて、2017年現在でも日本各地では数千体、いや一万体を越えるであろうご当地キャラクター・団体マスコットが活用されています。「くまモン」のように活用の場所が広く、今後の活動も十分に保証されているマスコットはそう多くありません。中には活用の機会なく、今どう使われているのかわからないものも多々あります。
今回は福岡県篠栗町の商工会マスコットとして誕生した「くりみん」の近況についてお届けします。「にゃんにゃん丸」と同じく、このマスコットの活動にも間接的ですが関わっただけに思い入れのある存在です。
どんなマスコットやった?

「くりみん」は篠栗町にある大和の森に住む妖精で、町名にちなんで笹の羽をつけ、栗の被り物をかぶっています。以下にもご当地キャラクターらしく、名前からイメージしやすい外見をしているのが特徴です。
名前を分解してみると、「くり」は篠栗の「栗」に、「みん」は「みんな」(中国語でいうところの大家)に由来することが分かります。篠栗のマスコットとしてみんなに親しまれるように、という願いが名前に込められているのでしょう。誕生日は4月29日、性別は見た目の通り女の子です。
どんな経緯で誕生したっけ?
マスコットとしては2012年初頭に誕生しました。同年3月から名前の公募が行われ、4月29日に「くりみん」という名前で正式にデビューしました。
ちなみにですが、マスコットの構想は篠栗町観光協会にもありました。お遍路さんの格好をした猫のキャラクターとして、観光協会職員の落書きにから「ささにゃん」が生みだされていたのです。「ささにゃん」の構想自体は2010年末の時点ですでにあったようですが、プロジェクトが発足する前にお払い箱となってしまいました。
蛇足ですが、私も「ささにゃん構想」の存在を知り、観光協会ブログに以下のようなコメントを残しました。
別にいても良いと思うんですがねぇ(-"-;)
名前のよく似たひこにゃんが先に作られ、偶然有名になっただけのことで、ささにゃんには何の罪もないのに・・・
名前のよく似たひこにゃんが先に作られ、偶然有名になっただけのことで、ささにゃんには何の罪もないのに・・・
普段は『ゆるキャラ』という言葉を好んで使わない身ですが、個性が十分にあって『ゆるキャラ』らしいと思いますよ。
ご当地キャラレポーターとして、応援していきたいですがねぇ・・・
ご当地キャラレポーターとして、応援していきたいですがねぇ・・・
(参考ページ)
『篠栗町観光協会ブログ「篠栗探検隊」』「ひとりごと」
観光協会のマスコット構想が頓挫した一方、篠栗町商工会では「篠栗町オリジナルキャラクタ政策委員会」の立ち上げが承認され、マスコットの制作が始まりました。時期にして2011年9月ごろのことです。
(参考ページ)
『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』「初めまして!」
「千梅ちゃん」を生んだ太宰府市商工会からマスコット制作のノウハウを学び、数回にわたる会議で意見が集約された結果、2011年12月中旬に「くりみん」のコンセプトが固まりました。12月14日に公開された原画は、現在の姿(完成形)とほぼ変わりなく、この時期に「くりみん」が事実上産声を上げたといっても過言ではありません。個人的に、原画の口を大きく開けた姿は気に入っています。
(参考ページ)
『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』「ひさびさゆるキャラのこと」
2014年の動向:8件確認
私が最後に「くりみん」を見たのは2013年夏のことです。その点を考慮して、2014年から順に動向を追っていきたいと思います。今回動向を追ううえで、商工会青年部のブログが非常に役立ちました。所属団体が直接発信する情報は有意義なものばかりです。
●1月11~12日:町イチ!村イチ!2014(東京国際フォーラム)
●1月12日:平成26年篠栗町成人式(クリエイト篠栗)
●4月29日:春らんまんハイキングの見送り
●5月14日:町内小学校訪問
●7月12日:篠栗祇園夏まつり
●7月30日:篠栗町応援デー(レベルファイブスタジアム)
●11月5日:森林スポーツフェスタ
●12月7日:JA粕屋農業まつり
2014年中は積極的に活用されていることが分かりました。同年の動向を調べる中で参考とした青年部ブログ『どうでもいいことを好き勝手書いてみる(仮)』は2015年度以降、管理人の商工会青年部長退任により、青年部の公式ブログとしての更新は行われていません。
2015年:6件確認
●1月14日:平成27年篠栗町成人式
●3月4日:七福星まつり(呑山観音寺)
●3月20日:福岡ゆるキャラ(R)さみっとin恋のくに筑後 (そういや今年せんかったな・・・)
●3月22日:柳川市合併10周年記念イベント
●5月13日:春らんまんハイキングの見送り
●7月16日:篠栗祇園夏まつり
2015年以降の情報は大方「くりみん」の公式Twitterを参考にしています。ただこのTwitterも2016年4月を最後に更新していません。Twitterをみて知りましたが、語尾に「クリ」と付くのね・・・ねり丸みたい。
2016年:3件確認
●3月12日:七福星まつり(呑山観音寺)
●3月19~21日:篠栗フェア(イングススポーツ)
●5月10日:春らんまんハイキングの見送り
激減しましたねぇ。3月末の「篠栗フェア」で福岡市に遠征しています。これが確認する限りだと、今のところ最後の町外遠征になっています。どこか出演依頼をお願いします!
2017年:3件確認
●2月10日:第9回せとっ子祭り
●5月11日:春らんまんハイキングの見送り
●7月14日:篠栗祇園夏まつり
どうすれば見られる?
近年の「くりみん」動向を探るうえで大事なのは、なんといっても町役場の公式ページだと思います。そこから情報を抽出する限りだと、毎年「春らんまんハイキング」「篠栗祇園夏まつり」には参加しているようなので、両イベントでほぼ確実に「くりみん」に会えると思います。
年々稼働率は低くなっていますし、町外でのグリーティングも今や希少と化しています。見るのであれば直接篠栗に行くしかなさそうですね。
(追記)
2018年の篠栗祇園夏まつりで「くりみん」の稼働を確認しました!
「くりみんも登場!篠栗祇園夏まつり2018」
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