ブログヘッダー画像

旧中津街道椎田宿をぶらり散策(福岡県築上町)

福岡県築上町というのはどうも、県北在住の僕にとってなじみ薄い街のようです。

そもそも立ち寄るどころか、通り過ぎることすら年に1度あるかないかという程度で、なかなか足を運ぶ機会はありませんでした。そこで今回、JR椎田駅のモダン駅舎を撮影するついでに、築上町のうち旧椎田町中心部を少しだけ散策することにしました。

DSCN4503.jpg

今回の起点・JR椎田駅から駅前通りを通って、まずは国道10号線を目指します。

駅と10号線を結ぶ通りは1.5車線程度と狭く、その左右には古い商店が軒を連ねています。築城町との合併前に存在した旧椎田町は、椎田駅と10号線を中心に発展してきたのでしょう。

DSCN4504.jpg

お、犬の置物。

足元に番犬がいると驚いたのもつかの間、幸いにも犬の置物でした。昔から犬は苦手です。あ、勿論唐ワンくんは気に入ってますよ。

DSCN4505.jpg

国道10号線を越えて海岸方面に向かうと、駅前よりも一層古い住宅街が広がっていました。ちょうどこの辺りは江戸時代、中津街道の宿場町が置かれていました。どおりで古い建物が多いわけです。

国道沿いは比較的新しい建物に囲まれていますが、メインストリートから一歩外れると、宿場町の風情を色濃く残しています。

DSCN4506.jpg

新町橋を越えて、街道筋から再び国道10号線に戻ります。宿場町ということでもう少し散策したかったですが、小雨が降り出したので泣く泣く引き揚げます。

DSCN4507.jpg

国道10号線に戻り、椎田駅を目指していると「丸ポスト」を見つけました。椎田の街を歩くと、このようにレトロな風景が目立ちます。

短い散策・調査でしたが、椎田は歩き甲斐のある街だということが分かりました。天気の良い日に街道筋を歩いてみたいものです。

撮影日:2017年9月3日
関連記事
観光

COMMENT