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町中猫だらけ?若宮「追い出し猫横丁」をぶらり散策(宮若市福丸)

今や招き猫の一種「追い出し猫」の産地として有名な福岡県宮若市は、2000年代に鞍手郡宮田町・若宮町が合併してできた自治体です。追い出し猫はそのうち、若宮町のあった地域で生み出されました。

現在、旧若宮町の中心部にある福丸地区では、追い出し猫を前面に打ち出した町おこしを行っています。福丸地区の旧メインストリートには「追い出し猫横丁」という名がつけられ、追い出し猫が至る所に隠れているそうです。今回はそんな「追い出し猫横丁」をめぐっていきます。

宮若追い出し猫本舗

追い出し猫横丁は福丸地区の西側に伸びています。県道30号線との交差点には、そのことを示す大きな看板が掲げられています。さっそく入口の建物には、追い出し猫が沢山展示されているじゃないですか!

宮若市追い出し猫横丁

追い出し猫横丁は福岡と直方を結ぶ県道21号線の旧道にあたり、かつては旧若宮町のメインストリートでした。道幅の狭い道路には古びた商店が軒を連ね、昔のにぎわいを今に伝えています。

宮若市追い出し猫横丁のさくら顔出しパネル

追い出し猫を扱う商店の前に顔出しパネルを見つけました。福丸地区では横町を観光地化するため、このように少しづつ模索が進んでいます。

宮若市追い出し猫横丁

色々な姿の追い出し猫が隠れていますね。

宮若市追い出し猫横丁

追い出し猫横丁はまだまだ続きます。あまりに沢山の追い出し猫が隠れているので、なかなか先に進めません。

宮若市追い出し猫横丁

右手に神社の鳥居が見えてきました。扁額には「日吉神社」と刻まれています。

宮若市追い出し猫横丁

日吉神社の社殿は、県道21号線の現道を越えた先にあります。大きな銀杏の木が目印です。

宮若市追い出し猫横丁

古びた商店街を進むと、「倒壊の恐れあり」の看板が立つ商店が目に入りました。一見すると倒壊とは無縁に見えますが・・・

宮若市追い出し猫横丁

裏側に回ると、見るも無残に崩壊していました。建物の維持管理というのは、場所を問わず大変なことなのです。

宮若市追い出し猫横丁

間もなく「追い出し猫横丁」西の端に到着です。この先山口川の橋を渡ると、市街地を外れて竹原地区に入ります。

ここでもと来た道を振り返ると、通行禁止の看板が目に入りました。この横丁は一方通行になっており、西から東に車で通行することは不可能となっています。なにせ道が狭いですから、そもそも離合しようにも難しそうです。

西日差し込む横丁をもう一度眺め、夕暮れ時の福丸地区を後にしました。「追い出し猫横丁」の調査はこれにて終了です。

撮影日:2017年11月
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