酢屋の坂・志保屋の坂―商家と武家屋敷をつなぐ2つの坂道(大分県杵築市)

今回は大分県杵築を有名にした「坂道」を求め、同市中心部へとやってきました。城下町の杵築には今もなお古い町並みが残っているそうです。その中にある坂道が、古い町並みと見事に調和して、観光客に大うけだというのです。

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今回足を運んだ「谷町」という地区は、昔から商人の町として栄えてきました。その名の通り、谷底にそって町が広がっています。現在でも古い町並みが残されており、電柱を地下に埋設するなど、周囲の景観に配慮した街づくりが行われました。

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▲岩鼻の井戸
岩鼻の井戸は谷町唯一の井戸で、岩の突出部(岩鼻)の下にあったことからその名が付けられています。

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ついに今回の目的地「酢屋の坂」到着です。この坂道を上がると、北台と呼ばれる武家屋敷街に至ります。町人と武士の町を結ぶ重要な道だったのです。

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▲酢屋の坂入口

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▲酢屋の坂から北台方面を眺めて
杵築の城下町は、北台・南台という高台にある武家屋敷街で、商人街谷町をはさみ込んだ形になっています。

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一方、酢屋の坂から通りを隔てて向かい側には、志保屋の坂が伸びています。こちらは谷町と南台の武家屋敷街を結ぶ坂道で、大きさの異なる石が敷かれた酢屋の坂とは対照的に、道床の整備が行き届いています。

以上、杵築市の城下町からお届けしました。

撮影日:2018年3月
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