JR日田彦山線 筑前岩屋駅(福岡県東峰村)

2017年の大水害で被災して以来、長期運休が続いているJR日田彦山線。今回は福岡県東峰村にある、同線の筑前岩屋駅をめぐっていきます。

水害の被害をもろに受けてしまい、線路が一部流されてしまったようです。あれから1年が経ち、駅構内や周辺の様子がどうなったのか見ていきましょう。

DSCN6943.jpg
宝珠山村の中心部から里道を進むこと10分、筑前岩屋駅にやってきました。駅に続く道は水害により、流された場所があります。今も完全復旧していませんが、自動車が通れるように応急処置がなされています。

筑前岩屋駅には数年前にも2度訪れていますが、駅舎自体はあれから変わっていません。しかし、駅前に架かる橋が流されており、今もそのままになっています。橋が流失したことで、駅に行くまで遠回りが必要です。


駅舎内には日田彦山線全線復旧を願うポスターが飾ってあります。JR九州が一部上場した今、ローカル線を取り巻く環境は悪化しました。営利企業の常。利益を無視できなくなっているため、これまで検討されることが殆どなかった、路線切り捨てが現実化しつつあります。

日田彦山線、とくに田川後藤寺以南の区間は、決して利益を出せるような路線ではありません。だからこそ、2017年の水害から1年たつも復旧計画は具体化していませんし、路線廃止という選択肢も提示される有様です。

DSCN6945.jpg
駅舎内の待合室は開放されています。これから待合室を通って、ホームに上がってみましょう。


▲ホームから夜明方面を眺めて
線路には草が生い茂り、廃線跡のようになっています。

DSCN6947.jpg
▲ホームから彦山方面を眺めて
彦山側のホーム先端部は、水害により土砂流出の被害を受けました。ホーム自体への被害は殆どありませんが、路盤上に土砂が積み重なっています。現在は土砂の撤去作業・砂防工事が行われているようで、重機が2台、被害個所に入っていました。


ホームを後にして、再び駅前に戻ります。

DSCN6939.jpg

駅前には水くみ場があって、前々から給水目的で訪れる来訪者も多かったようです。水害で水が出なくなっていましたが、復旧されて水くみできるようになりました。
DSCN6940.jpg
さて、本題からちょっと外れますが、10月6日~8日に毎年恒例の「民陶むら祭」が小石原で催されます。大好評のイベントですから、今年も沢山の来場者が来るんでしょうねぇ。

DSCN6941.jpg
水害直後は枯れていた池も、今ではすっかり水が称えられています。

DSCN6952.jpg
これから筑前岩屋駅周辺を少しだけ巡ります。水害後、駅周辺には土砂が積もっていましたが、すっかり除去されています。写真上は岩屋公民館。

DSCN6953.jpg
最後に駅南側にある、伊王寺踏切の現状についてお届けします。踏切周辺の線路は赤錆びている他、水害前と変わった点が見当たりません。

川よりも高い場所にあって、かつ山の斜面から離れた場所にある線路は、このように被害を免れました。ただし、築堤が損傷している場合もあるため、完全に被害がないかというと、そうでもありません。

DSCN6954.jpg
▲伊王寺踏切から筑前岩屋駅を眺めて

撮影日:2018年9月
関連記事

Comment