【施設紹介】南阿蘇鉄道 中松駅(熊本県南阿蘇村)

今回は熊本県南阿蘇村にある、南阿蘇鉄道中松駅をめぐっていきます。2018年9月現在、同路線は高森~中松間のみの運行になっており、中松~立野駅間は地震被害のため運休になっています。

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中松駅は狭隘な旧325号線沿いにあって、駅周辺には路村形態の集落が広がっています。駅名は中松といいますが、同名の中松地区は駅から少し離れた場所にあります。駅自体は大字一関の地内です。

駅舎は三セク転換後に改築されたもので、モダンな造りになっています。古い写真を見る限りだと、国鉄高森線時代の駅舎はシンプルな構造だったようです。

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駅舎内には喫茶店と待合室があります。喫茶店の入口にはなぜか、戦隊モノの置物が鎮座していました。

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駅舎内を散策していると、喫茶店経営者の方が掃除に出てこられました。軽く会釈して、今度はホームに上がってみましょう。

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▲駅名標

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中松駅は線内唯一の交換駅で、2面2線の相対式ホームを有しています。国鉄時代は1面1線の棒線ホームという地味な駅でしたが、3セク転換直後に晴れて交換駅になりました。その後、駅舎も現在の形になり、今では線内屈指の要所として機能しています。

駅舎とは反対側のホームは鉄骨式になっており、発着線の形状はいわゆる「一線スルー式」です。これは中松駅が当初、棒線ホームだった名残といえるでしょう。

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熊本地震の発生後、被害の軽微だった区間から復旧作業がはじめられ、2016年7月末に高森~中松駅間で運行が再開されました。現在は1日に3~4往復と少ないですが、南阿蘇に元気を与える存在として走り続けています。

以上、阿蘇復興の息吹が聞こえる中松駅からお届けしました。

撮影日:2018年9月
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Comment

u8

こんばんは

一昨日乗ってきました。
全線復旧はまだ時間が掛かるようですが、グッズやガイドなどあれこれ手を打って、盛り上げていこうとしている感じが伝わってきて応援したくなる路線でした。
再び立野まで繋がる日が待ち遠しいですね。

2018年10月03日(水)19:24
WRA

wra

u8様

そうでしたか!
地震から2年がたち、阿蘇は徐々に平穏を取り戻しつつあるようです。

本数が少ないので見られないかと思いましたが、その直後に見晴台で見ることができて良かったです。
また改めて記事にしますね!

2018年10月04日(木)13:58