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【700T形新幹線】台湾高鐵1525号 乗車記(桃園~苗栗)【こだまタイプ】

「台湾新幹線」こと、台湾高速鉄道の桃園駅にやってきました。今回は同駅から新幹線にゆられ、一路苗栗駅を目指します。2013年3月以来、約6年ぶりとなる高鐵への乗車ですが、はたしてどのような旅になるのでしょうか。

高鐵桃園站前的轉運站

高鐵桃園駅は桃園メトロ空港線に接続しており、空港から鉄道だけで来ることができます。台鐵桃園駅からはだいぶ離れているため、両者を結ぶ交通機関は主にバスとなります。駅前には写真上のように、大きなバスターミナルが広がっています。

台灣高鐵桃園站

高鐵桃園駅は地下駅で、基本的な構造は台北駅に類似しています。地下にホームがあって、その上に大きな駅舎が建っているのです。

台灣高鐵桃園站

駅舎内に入ると、中央部にはホームへと降りる階段が、それを囲むようにして土産物店・喫茶店・切符売場・窓口などが広がっています。

駅で高鐵弁当を買おうと考えていましたが、あいにく売り切れていました。今回(2018年末)は2度高鐵を利用しましたが、いずれも同弁当は売り切れという有様でした。

今回下車する苗栗駅は、いわゆる「こだまタイプ」の列車しか停車しないため、本来なら1時間に1本程度しか停車しません。運よく台中行きの列車が増発されていたらしく、予定時間よりも早く乗車できました。

指定席はすでに完売しており、乗車するなら自由席しかありません。あいにく自動券売機では指定券しか扱っておらず、自由席用の切符は窓口のみでの取り扱いでした。窓口には列ができていましたが、5分も待たずに切符を購入できました。

利用者には日本人も多く、隣の窓口では日本人旅行者が切符を求めているようで、難儀していました。台湾初心者の方にとって、窓口での切符購入は難易度が高いかもしれませんね。

台湾高鐵のゆるキャラかもしれない

改札を抜けて地下に降り、しばし列車を待つことにします。

台灣高鐵700T型

台中行きの1525号がやってきました。指定席が完売していたので、自由席も相当混雑していることを覚悟していましたが、意外にも空席だらけでした。おまけに、窓際も数席空いているではありませんか。

新幹線の座席に腰を沈め、これから苗栗まで300キロの旅が始まります。

台湾新竹の平野部

この日、桃園駅周辺は分厚い雲に覆われ、晴れとは無縁の天気でした。このまま悪天候が続くのかと思いきや、新竹駅が近づくにつれ天気が変わってきました。

台湾新竹郊外の風景

新竹駅を過ぎた頃には完全に晴れ、青空が顔を覗かせています。

台湾高鐵のクリスマス座席カバー

年末ということで、座席カバーにはクリスマスのイラストがプリントされていました。季節感があって良いですね。

高鐵苗栗駅に停車中の700T形

ついに目的地の苗栗駅に到着です。今回はここで高鐵を降りて、接続する豊富駅から台鐵に乗り換えます。これまで乗ってきた編成はTR25編成でした。

以上、台湾高速鉄道の乗車記録を中心にお届けしました。


▲今回収録した動画です。
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撮影日:2018年12月28日
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