高鉄苗栗駅から台鐵豊富駅に乗り換える(苗栗県苗栗市) 付録:EMU500のステップ
今回は台湾高速鉄道(新幹線)の苗栗駅と、その接続駅・台鐵豊富駅を中心にめぐっていきます。所在地はいずれも苗栗県苗栗市。駅名こそ異なりますが、両者は互いに近接しており、列車を乗り継ぐことができます。

高鐵の700T形を降りて、苗栗駅ホームに出てきました。同駅は近年開業したばかりで、ほかにも南港(台北市)・彰化(田中鎮)・雲林(虎尾鎮)が同時期に開業しています。各駅停車タイプの列車だけが止まり、発着は基本的に毎時1本のみという状況です。
なお、撮影当日は毎時2本の列車が発着していました。

▲高鐵苗栗駅から台鐵豊富駅を眺めて
高鐵苗栗・台鐵豊富駅の構造と位置関係は、九州新幹線の筑後船小屋駅に類似しています。やはり船小屋駅と同じように、豊富駅は以前からありました。高鐵駅の開業に伴い、現在地へと移転されています。
本数こそ少ないですが、高鐵苗栗駅の駅舎内には充実した設備が揃っています。コインロッカーはもちろんのこと、喫茶店やファーストフード店もあります。これなら列車を待つ際に、暇つぶしできる場所があって助かりますね。

高鐵苗栗駅のすぐそばには、ちょっとした公園が広がっています。そこにあるのが、写真上の福建土楼を模した博物館です。
福建土楼とはおもに、中国福建省の客家人地域に多く見られる円楼で、円形の集合住宅になっているのが特徴です。苗栗県には客家人が多く、この施設はそれにちなんだものでしょう。

客家円楼のすぐ横は親水エリアになっています。

ここで台湾のご当地キャラ(所謂ゆるキャラ(R)とも)をご紹介します。
上のマスコットは苗栗県環保局のマスコットで、右から「麻糬哥」「桐花妹」といいます。こちらのイラストはちょっとアレンジされたもので、公式イラストはさらにデフォルメされています。
客家人の少年・少女をモチーフにしたもので、台湾ではこのように、人型マスコットは割とメジャーな存在です。

台鐵豊富駅へとやってきました。最近移転されたこともあり、駅舎は今風のデザインです。色彩はどうやら周囲の景観に合わせられているようですね。

コンコースや改札周辺も茶色ベースの色に統一されています。改札機なく、改札口には簡易式のICカードリーダーが置かれていました。
以上、高鐵苗栗駅と台鐵豊富駅の様子を中心にお届けしました。

豊富駅から乗り込んだ列車は、苗栗止まりのEMU500形でした。現在、EMU500形の体質改善工事が進んでおり、ステップレスの編成や転換クロスシートに改造された編成が出現しています。今回乗車した編成は、ステップのある原型に近い編成でした。

これまで当たり前だったステップのある編成も、いずれ貴重な存在になるでしょう。沢山走っているうちに、しっかりと記録に収めておきました。
撮影日:2018年12月28日

高鐵の700T形を降りて、苗栗駅ホームに出てきました。同駅は近年開業したばかりで、ほかにも南港(台北市)・彰化(田中鎮)・雲林(虎尾鎮)が同時期に開業しています。各駅停車タイプの列車だけが止まり、発着は基本的に毎時1本のみという状況です。
なお、撮影当日は毎時2本の列車が発着していました。

▲高鐵苗栗駅から台鐵豊富駅を眺めて
高鐵苗栗・台鐵豊富駅の構造と位置関係は、九州新幹線の筑後船小屋駅に類似しています。やはり船小屋駅と同じように、豊富駅は以前からありました。高鐵駅の開業に伴い、現在地へと移転されています。
本数こそ少ないですが、高鐵苗栗駅の駅舎内には充実した設備が揃っています。コインロッカーはもちろんのこと、喫茶店やファーストフード店もあります。これなら列車を待つ際に、暇つぶしできる場所があって助かりますね。

高鐵苗栗駅のすぐそばには、ちょっとした公園が広がっています。そこにあるのが、写真上の福建土楼を模した博物館です。
福建土楼とはおもに、中国福建省の客家人地域に多く見られる円楼で、円形の集合住宅になっているのが特徴です。苗栗県には客家人が多く、この施設はそれにちなんだものでしょう。

客家円楼のすぐ横は親水エリアになっています。

ここで台湾のご当地キャラ(所謂ゆるキャラ(R)とも)をご紹介します。
上のマスコットは苗栗県環保局のマスコットで、右から「麻糬哥」「桐花妹」といいます。こちらのイラストはちょっとアレンジされたもので、公式イラストはさらにデフォルメされています。
客家人の少年・少女をモチーフにしたもので、台湾ではこのように、人型マスコットは割とメジャーな存在です。

台鐵豊富駅へとやってきました。最近移転されたこともあり、駅舎は今風のデザインです。色彩はどうやら周囲の景観に合わせられているようですね。

コンコースや改札周辺も茶色ベースの色に統一されています。改札機なく、改札口には簡易式のICカードリーダーが置かれていました。
以上、高鐵苗栗駅と台鐵豊富駅の様子を中心にお届けしました。
付録:EMU500形のステップ

豊富駅から乗り込んだ列車は、苗栗止まりのEMU500形でした。現在、EMU500形の体質改善工事が進んでおり、ステップレスの編成や転換クロスシートに改造された編成が出現しています。今回乗車した編成は、ステップのある原型に近い編成でした。

これまで当たり前だったステップのある編成も、いずれ貴重な存在になるでしょう。沢山走っているうちに、しっかりと記録に収めておきました。
撮影日:2018年12月28日
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