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【台湾バス旅】豊原客運207路線 乗車記(豊原駅→谷関温泉)

今回は豊原客運の路線バスに乗って、台湾中部の温泉地・谷関を目指します。

温泉へのバスは、台中市内の各地から出ていますが、その中でも豊原駅前にあるバスターミナルから温泉地を目指したいと思います。

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今回やってきた豊原は台中の北側にある街で、台中市に編入される前は台中県豊原市を名乗り、県政府が置かれていました。台鐵の駅舎は立体交差化で大変貌を遂げ、おしゃれな高架駅舎に生まれ変わっています。

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豊原駅が大変貌を遂げたなかで、古き良き姿を残した場所もあります。それが写真上の建物で、日本統治時代に交番として建設されたものです。近年になって修復が行われ、歴史遺産として大切に扱われています。

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豊原駅西口から通りを進むと、豊原客運のバスターミナルが見えてきました。こちら豊原バス停から、谷関温泉に向かう207路線が出ているのです。

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▲豐原客運的吉祥物?

オーベアをはじめ、台湾にはタイワンツキノワグマのマスコットが乱立していますが、なんと豊原客運にもいました。ただし、名前が分かりません。豊原客運の施設ではよく見かけるので、同社のマスコットとみても良いでしょう。

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▲林佳龍さん・・・今回の挫折をバネに、またどこかで頑張ってくれたらと思います。

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やがて、待っていた207路線のバスがやってきました。同路線はおよそ1時間半おきに運行されており、山間部を走るバスにしては高頻度で走っています。

また、有名な観光地ということで、高鐵台中駅からも153路線のバスが出ています。こちらは台中市中心部にも立ち寄り、一部区間で高速道路を走行します。高鐵とじかに接続しているため便利ですが、207路線よりも所要時間は長いです。利用の際はくれぐれもお気を付けください。

さて、207路線のバスは大勢の乗客を乗せて動き出しました。車内には高校生の姿も多く、どうやら帰宅ラッシュと重なっていたようです。豊原客運の運転は概して荒く、シートベルトが用意されているので、不安のある方はベルトを着用すると良いです。

バスは順調にかっ飛ばし、沿線最大の街・東勢で乗客の大半が降りました。ガランドウになったバスは、真っ暗闇の中を飛ばし続けます。それは道幅が狭くなっても変わらず、丁寧すぎる西鉄バスの運転に慣れた私には、まるで絶叫マシンのように感じられました。

目的地の谷関温泉に到着したのは、豊原を出てから約50分後のことでした。利用するなら、運賃が割引されるICカード利用がおススメです。台湾に来たらまず悠遊カードを購入すると、後々役に立ちますよ。

撮影日:2018年12月28日
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