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1月1日:新年あけましておめでとうございます。
 

(目次)
【旅行記】さよなら夕張支線 1泊2日でめぐるLCC弾丸旅(1)
【旅行記】さよなら夕張支線 1泊2日でめぐるLCC弾丸旅(2)
【旅行記】さよなら夕張支線 1泊2日でめぐるLCC弾丸旅(3)



2019年3月に廃止される石勝線夕張支線に乗るため、北海道に向かいました。LCCピーチアビエーションを利用して、1泊2日の弾丸日程を過ごします。

朝の夕張は寂しく

2日目は少し早いですが、朝6時から動き始めます。これから夕張駅を7時8分に出発する列車で移動して、清水沢で途中下車。次の千歳行きで空港方面に戻る予定です。

本来ならば、もう少し夕張に長居したいところですが、いかんせん夕張支線の本数が少ないのです。夕張を8時に出発する列車の次は、なんと12時まで列車がありません。おまけに新千歳空港から福岡に戻る飛行機は、13時20分搭乗開始と早く、長居するわけにはいかないのです。途中下車して清水沢の様子を知るには、どうしても始発に乗る必要があります。

部屋の冷蔵庫に置いていた、前日購入したサンドイッチを短時間で平らげ、6時半にはホテルをチェックアウトしました。ホテルを出ると、前日は暗闇で見えなかった夕張の景色が広がっています。周囲は雪に覆われ、その中に古い建物が軒を連ねていました。

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狭い谷間に造られた市街地は、まさに産炭のために生み出されたといっても過言ではなく、その多くが老朽化しています。また、中には取り壊されて空き地になった部分も目立ち、市街地の過疎化・空洞化が進んだまま、止まらない状況を見て取れました。

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夕張駅に到着すると、千歳行きの始発列車はすでに到着していました。車内には地元住民とレイルファンが数名乗り込み、定刻通りの7時8分に夕張を出発。

清水沢駅に途中下車 大夕張鉄道の栄華はいずこへ

今回は三菱大夕張鉄道が分岐した清水沢に立ち寄り、現地の様子を見て回る予定です。車窓動画を収めながら2駅分過ごし、7時19分に清水沢で途中下車。

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清水沢では私だけが列車を降り、その足でホームと駅舎をつなぐ長い通路を通り、無人化された駅舎に入ります。2000年代初頭までは交換可能な有人駅でしたが、今や棒線ホームが寂しい無人駅です。

とりあえず駅前に出てみると、古びた商店街が広がっていました。この辺りの風景はいかにも夕張らしいのではないかと思います。福岡県でも旧稲築町に似たような場所(銭代坊)があります。

かつての炭住地区はどうなっているか気になり、駅の南側に向かってみると、古い炭住は軒並み新しい公営住宅に変貌を遂げていました。嘉麻市の炭住地区も同じように、新しい公営住宅に生まれ変わりました。その辺の事情は、場所は違えども、産炭地同士で共通しているのかもしれません。

あたらしい雪を踏みしめながら道を進み、清水沢駅に戻ります。次に来る夕張行きを撮影するため、駅北側にある跨線橋に上がりました。

次に来た夕張行きが到着すると、数名のレイルファンが列車を降りていきました。大きな三脚やカメラを抱え、これから各々が目指す撮影地に向かうようです。

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今回、清水沢では4名ほどのレイルファンを見ました。おそらく3月に入れば、4名が80名になり、廃止前日には80名が500名になっているかもしれません。実際にはもっと混雑するでしょう。何度も書きますが、このタイミングで来てよかったです。

やがて、先ほど見送った列車が折り返してやってきました。この列車を逃すと、帰りの飛行機に間に合いません。行動一つ一つに気を付けながら、列車に乗り込みました。この列車で終点千歳を目指すつもりです。

夕張支線に別れを告げる

追分からの往路は何も見えない真っ暗闇でしたが、復路は違います。銀世界と谷間の市街地がはっきりと見えます。夕張市内の風景を眺めながら過ごすこと10数分、新夕張駅に到着。

新夕張では15分ほど停車するため、その時間を使って駅前に出ました。新夕張駅周辺には道央と道東を繋ぐ国道が通っているため、市中心部よりも活気を感じますが、それでも札幌や千歳には遠く及びません。

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▲追分駅で並走する室蘭本線のキハ40系
駅前の道の駅で買い物することも考えましたが、あいにくまだ開店前です。夕張の行く末を案じながら、ホームの列車に戻りました。千歳までの1時間、前日にコンビニで買ったキャラメルコーンをつまみながら、ぼんやりと過ごします。

道の駅をもとめて千歳市街地へ

千歳到着の時点で時刻は10時半前。空港のチェックイン締め切りまで2時間もあります。せっかく北海道まで来たからには、家族に土産物の一つや二つ、買って帰らねばなりません。しかし、最近では北海道の物産展が近所スーパーでも頻繁に催される今日、北海道の定番土産はありふれた食品と化しつつあります。

そこで、何か土産に良いものはないかと思い、千歳市内の道の駅に行ってみました。相変わらず、千歳市内の歩道はシャーベット状の雪でグチャグチャです。とにかく乾いている場所がありません。一番歩くのに適していない時期に来たのかもしれません。

千歳駅を出て15分、道の駅サーモンパーク千歳に到着しました。ここで15分ほど、土産物を求めて滞在します。それほど大きくない道の駅ですが、品ぞろえはちゃんとしていますね。

さて、買い物を済ませたところで千歳駅に戻ります。距離はそれほどありませんが、やっぱり地面の雪がシンドイです。所々、広大な池になっていますからね。路面池です。

そんな千歳の道路に難儀しながら、ようやっと千歳駅に戻りました。これから空港に向かいたいところですが、まだ時間に余裕があります。いったん南千歳駅に向かい、最後に動画収録を数本済ませてから、空港入りすることにしました。

新千歳空港で昼食 ドライブインいとうの豚丼をいただく

12時をめどに南千歳駅を出て、新千歳空港には12時10分頃に到着しました。さっそくピーチアビエーションのブースで発券を済ませ、手荷物検査場に向かいます。こうして搭乗時間まで30分以上も余裕のある状態で、出発ロビーに到着しました。

最後にまだやることがあります。それが昼食です。北海道らしい昼食はないかと、扇形の出発ロビーを歩いていると、見つけました・・・帯広名物の豚丼です。清水町に本店を構える「ドライブインいとう」がフードコートに出店しています。

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ここで北海道最後の食事をしようと、オーソドックスな豚丼を注文しました。1000円弱と安くはありませんが、旅の話題作りにはモッテコイでしょう。濃い目の味付けが豚肉に染みこんで、ご飯によく合います。生姜パウダー・山椒との組み合わせも良かったですね。

胃袋も落ち着いたことで、あとは自販機を物色してみました。台湾では帰りの飛行機に乗る前に、元消化を兼ねて自販機を物色するのが恒例です。北海道の自販機にはご当地ドリンクが多いですから、確認しないわけにはいきませんよね。

搭乗ゲート前の自販機に目をやると、ポッカサッポロがご当地ドリンクを数本販売していました。最後にこれを二本買い求め、飛行機に搭乗です。

MM456便で北海道から福岡へ

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冒頭で述べたように、帰りも窓際の席を指定されました。これで行きも帰りも風景動画を収録できると、期待を膨らませながらA320-200に乗り込みます。

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福岡行きのMM456便は10分ほど遅れて、新千歳空港を離陸しました。前日は雲に覆われていた千歳上空は、雲が多いながらも晴れています。高度が上がっても、海や沿岸部がよく見えます。さらに遠くを見渡すと、羊蹄山がほんの少しだけ顔を覗かせています。撮り甲斐のある風景が広がっていました。

それにしても、飛行機というのは速いものですね。噴火湾をあっという間に縦断して、鉄道なら1時間半かかるところを、ものの数分で抜けてしまいました。乙部か江差か分かりませんが、小さな町が見えたのを最後に、飛行機は北海道上空から完全に離れました。

北海道を離れた飛行機は、日本海沿岸部をひたすら進んでいきます。窓の外から陸地は見えず、ひたすら会場を進んでいることはすぐに理解できました。行きと同じように、ぼんやりと景色を眺めながら時間を潰します。

時間は過ぎて15時半、再び陸地が見えてきました。おそらく福津市の恋の浦です。その横に見える建物は東郷神社でしょう。福岡に戻ってきました。

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それから博多湾に入って玄界島・能古島と目に飛び込み、ヤフオクドームと福岡タワーも見えてきました。いったん福岡空港の西側を抜けて、南側から着陸するようです。台湾から来た場合は逆で、北側から着陸するようになっています。普段とは風景が違うので、ちょっと新鮮味を覚えますね。

春日市上空に来たところで、飛行機は思いきり左に旋回。態勢を戻したところで、すぐに高度を下げて福岡空港に着陸しました。


余談ですが、高校の修学旅行ではやや異なった着陸を経験しました。どうやら天気が悪かったようで、飛行機は一旦福岡市街地を離れ、佐賀市上空まで向かいました。それから旋回して北上し、数分遅れで福岡空港に着陸したのです。

昔のことを思い出しながら、機内を出てシャトルバスに乗り換えます。今回はターミナルから離れた場所に到着しました。西鉄バスに乗り換え、これから数分のバス移動が始まります。エプロンからターミナルまで結構離れていました。

数分後、ターミナルに到着しました。速足なら、歩いて1分もしないうちに到着ロビーまで行けるでしょう。ターミナル到着後、5分後には地下鉄の改札口に到達していました。国内線は降りてしまえばあっという間ですね。

総括

といったところで、2日にわたる弾丸日程は完了しました。飛行機が往路・復路ともに昼出発ですから、実質的には丸一日滞在ということになります。時間があれば札幌に行き、樺太ゆかりの物件や雪まつりにも触れたかったところです。

そんな北海道滞在を終えてから1日後、北海道中央部で強い地震が起こりました。今回の揺れは強いもので、改めて大地震の恐怖が消え去っていないことを実感しています。

撮影日:2019年2月20日
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コメント(6)



名前:オトーサン
タイトル:こんばんは
ホントに弾丸旅行でしたね。
雪の北海道、夕張支線、しっかりと目に焼き付けられたのでしょうね。
ピーチの札幌便、復路もう少し遅く(できれば夕方)ならないものですかね(^.^)
2019年02月25日 21:08 | URL | #- [edit]
名前:*yoshimin*
タイトル:
さすがお若いから弾丸ができるんですね!
雪の中の列車も味がありますね。
北海道ならではでいい感じです(^.^)
2019年02月26日 18:16 | URL | #- [edit]
名前:u8
タイトル:こんばんは
じっくり読んでしまいました。
私も少し前にガラガラの夕張支線に乗り、鉄オタで溢れていない頃に乗れて良かったとしみじみ感じたものです。
ところで樺太という単語が出るとピクッと来てしまいます。
実際現地を訪ねたいと思いつつ、稚泊航路から車を載せられる船が撤退してしまい、宙に浮いたままになっています。
2019年02月26日 20:23 | URL | #Qhkulfr2 [edit]
名前:wra
タイトル:u8様
> じっくり読んでしまいました。

ありがとうございます。


> 私も少し前にガラガラの夕張支線に乗り、鉄オタで溢れていない頃に乗れて良かったとしみじみ感じたものです。

先日行った時がちょうどギリギリだったのかもしれません。同業者は数名いましたが、それでも十分にガラガラでしたよ。
あれから1週間経ちましたが、そろそろ沿線も賑やかになってきそうですね。


> ところで樺太という単語が出るとピクッと来てしまいます。
> 実際現地を訪ねたいと思いつつ、稚泊航路から車を載せられる船が撤退してしまい、宙に浮いたままになっています。

そういえば、以前はバイクで樺太縦断する輩が結構いたようですね。
2019年02月27日 21:22 | URL | #9MBBB9Tg [edit]
名前:wra
タイトル:*yoshimin*様
しかし、北海道はやっぱり最低でも2泊3日が一番だよなと思いました(笑)
1泊2日では札幌すら行けず、移動にも一苦労でしたからね。千歳での待ちぼうけがどんなに長かったか・・・
2019年02月27日 21:46 | URL | #9MBBB9Tg [edit]
名前:wra
タイトル:オトーサン様
> ホントに弾丸旅行でしたね。

それにしても、雪まつり開催中の札幌に行けなかったのが心残りです。


> 雪の北海道、夕張支線、しっかりと目に焼き付けられたのでしょうね。
> ピーチの札幌便、復路もう少し遅く(できれば夕方)ならないものですかね(^.^)

たしかに、復路が早すぎるんですよ。おかげで夕張を切り上げるのが早くなってしまいました。
あまりにも微妙な時間帯で、結局千歳市内で時間を潰したのは言うまでもありません。
2019年02月27日 21:49 | URL | #9MBBB9Tg [edit]

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