解体修復完了!約7年ぶりに帰ってきた門司港駅舎をめぐる

2019年3月10日。福岡県北九州市にあるJR門司港駅のレトロ駅舎が、およそ7年にわたる解体修復を終え、美しい姿で帰ってきました。これにより、門司港駅で長きに行われていた工事は終わり、同駅に平穏が戻ってきました。

今回はそんな門司港駅をめぐっていきます。
はたして、どのような光景が広がっているのでしょうか?

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長い前置きになりますが、まずは門司港駅ホーム上での様子から見ていきます。

いつものように、列車で門司港入りしました。駅到着後、なにやら、ホーム上に人だかりができているのに気が付きました。隣のホームに目をやると、ちょうどクルーズ列車「ななつ星in九州」が停車しているではありませんか!

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しかし平日ということもあり、博多駅で見かけるほどの大混雑ぶりはありません。穏やかな雰囲気の中、ななつ星撮影会が行われています。

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ななつ星がデビューしてから5年半たちますが、恥ずかしながら、明るい場所で静止画を撮るのは初めてだったりします。博多駅は薄暗いですし、なかなか良い写真が撮れずにいました。やっぱり屋外が良いですね。

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客車も収めておきましょう。相変わらずピカピカに磨き上げられています。

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ななつ星が停車する側のホームに移動して、さらにもう一枚。



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ななつ星の撮影を終えて改札に向かう途中、北九州港湾局のマスコット「スナQ」に遭遇しました。これは狙っていたわけではなく、全くの偶然です。ななつ星の見送りに来ていたようですね。

またまた恥ずかしながら、これが2019年初のキャラ活になります。マスコットはたいてい休日にグリーティングすることが多く、職業柄、平日休みの私にとって、マスコット
(「ゆるキャラ®」とも)は難易度の高い分野になってしまいました。

あ、でも彦根には行きますよ・・・しんじょう君がいますからね。

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さて、前置きはこれぐらいにして、そろそろ本題に入りましょう。改札を抜けて、門司港駅前に出てきました。7年近く、駅前を覆っていた足場は取り払われ、おなじみの噴水広場とレトロ駅舎が、再び目に飛び込んできました。






これまでと違うのは、駅舎が奇麗になったことと、車寄せがないということです。竣工当時の様子に近づけるため、後年設置された車寄せは撤去されました。ただし、大時計はそのままです。

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駅舎内はもう凄いです。木材がピカピカに光っています。以前のようにくすんでいたり、ガタが来ていたり、ということはありません。復原されると同時に、駅舎が半永久的に残されるよう、最新の技術力をもって、防火・耐震・バリアフリーが施されています。

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ありとあらゆる場所が磨き上げられ、光り輝いていますが、これは紛れもない門司港駅です。解体修復前の門司港駅と、根本的なところは全く変わっていません。

いかに古さを留めたまま修復できるか・・・。それは決して簡単なことではないと思います。しかし、それを見事にやってのけるのが、日本の職人の凄さです。

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一等待合室はこれまで通り、みどりの窓口として使われています。

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螺旋階段が良い味出していますね。

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一般公開されている二階に上がってみました。

「ギッギッ・・・」ときしむ階段を上がると、気品のある通路が伸びています。二階にある部屋のうち、次官室は立入り可能になっていました。さっそく中に入ると、窓から駅ホームを一望することができました。

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壁紙や照明にも気品が見え隠れしています。

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食堂はあいにく閉まっていました。

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続いて貴賓室を見てみましょう。こちらは立ち入りできませんが、入口から内部を見学できるようになっています。行幸啓に際して、皇族方も多くこの貴賓室で休息をとりました。先ほどご紹介した次官室は、皇族や高官などの従者が控室として使っていたものです。

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二階の通路を進むと、やがて真新しい通路に入り、その一番奥はエレベーターになっています。エレベーター前にはガラス窓が用意され、窓越しに門司港駅の「屋根裏」を覗けるようになっていました(写真上)。

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元来た道を戻って、階段を降りていきます。吹き抜けにも趣があって、長い歴史を感じることができました。

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美しいレトロ階段に日が射しこみ、絵も言えぬ美しさを醸し出しています。

ただ修復して奇麗にするだけが復原ではありません。門司港駅のように、いかに古さをとどめ、後世に伝えることができるのか。それが復原を行ううえで、重要なことだと思っています。

歴史家の端くれとして、このことを再認識しながら、光り輝く門司港駅を後にしました。

撮影日:2019年3月12日
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Comment

中林20系

素晴らしいですね!

年末年始の帰省の際に伺って、外観はあともう少しといったところでしたが内装はほぼ上がってたようで、まずは照明器具に驚き、そしてこのみどりの窓口…発券されたきっぷに二等とか三等とか表記されてるのではないかと思うほど!
月末に帰省するのですが、その際に伺えればと思っています。

2019年03月15日(金)19:29

焼きそば

こんばんは

本当に素晴らしい復元ですね。当時の雰囲気を残しつつの復元、ただの改築とはひと味もふた味も違う訳で、まさに職人さんありがとう、ですね。テレ東の和風総本家が密着していそうな仕事ですね。


福岡に旅行出来る時が来たら、ここは是非寄りたいですね。九州へは修学旅行で長崎と熊本だったから、大人の修学旅行・福岡を楽しみたいものです。


それにしても、wraさんがななつ星を撮影していなかったのは意外だなあ…。

2019年03月17日(日)23:17
wra

wra

焼きそば様

> 本当に素晴らしい復元ですね。当時の雰囲気を残しつつの復元、ただの改築とはひと味もふた味も違う訳で、まさに職人さんありがとう、ですね。テレ東の和風総本家が密着していそうな仕事ですね。

解体修復時に訪れたことがありますが、当時のばらした状態から見事に戻っており、職人技の凄さを感じましたよ。


> 福岡に旅行出来る時が来たら、ここは是非寄りたいですね。九州へは修学旅行で長崎と熊本だったから、大人の修学旅行・福岡を楽しみたいものです。

北九州は魅力的な街ですよ~!
福岡市ばかり注目を集めがちですが、北九州には独自の食・飲み文化(焼うどん・おでん・角打ちなど)があって、ある意味でグルメの町といえます。

> それにしても、wraさんがななつ星を撮影していなかったのは意外だなあ…。

一応あるっちゃ~あるのですが、いつも薄暗い博多駅なんですよね。

2019年03月28日(木)01:10
wra

wra

中林20系様

> 年末年始の帰省の際に伺って、外観はあともう少しといったところでしたが内装はほぼ上がってたようで、まずは照明器具に驚き、そしてこのみどりの窓口…発券されたきっぷに二等とか三等とか表記されてるのではないかと思うほど!
> 月末に帰省するのですが、その際に伺えればと思っています。

本当に素晴らしい仕上がりでしたよ!
数年ぶりに中を見ましたが、依然と雰囲気が変わっていない場所も多く、たいへん感動しました。

中林20系様の訪問記も楽しみにしています。

2019年03月28日(木)01:19