バンコクMRTからタオプーン市場へ 初めてのタイ飯は・・・

2019年3月、長年の夢だったタイ上陸を果たしました。

ユーラシア大陸への一歩は、すでに韓国で済ませていますが、あの国は鉄のカーテンのせいで、実質的な島国です。タイを訪れたことで、ようやく島国から抜け出したというわけです。

今回渡航した目的を大きく3つに分けると、タイ食文化の理解、バンコク鉄道網の取材、そして、消えゆくバンコク屋台の現状把握となります。かなりグルメ要素が強いですが、適度に鉄道情報を吸収しながら、1泊3日を過ごしました。

MRTでチャウトゥチャック公園からタオプーンへ

ドンムアン空港からタイに入国した私は、まずホテルに向かう前に、近年開業したというMRTパープルラインの撮影に向かいました。この路線は日本の支援で建設され、総合車両製作所で製造された電車が使用されています。

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BTSモーチット駅で空港連絡バスを降り、隣接するMRTチャウトゥチャック公園駅から、ブルーラインに乗ってタオプーンを目指します。こちらの路線も日本の支援が入っていますが、車両はシーメンス製を採用しています。

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フアランポーンとタオプーンを結ぶMRTブルーラインは、ほぼ地下を走行しますが、終点のタオプーン駅付近で地上に上がります。まるで福岡市地下鉄箱崎線のようですね。

電車を降りて、コンコース上から出発する電車を撮影してみました(写真上)。車両・塗装ともにBTSの電車によく似ており、3両編成で運行されています。

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コンコースからは、タオプーン地区の街並みを一望することもできます。

タオプーン市場でいただくタイ飯は・・・カオナーペット!

タオプーン駅でいったん改札を出た私は、隣接するタオプーン市場に向かいました。ここでお昼も食べてしまおうと思います。

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入口にはワチラロンコン国王の肖像画が掲げられています。王をあつく敬うタイでは、このように、国王の肖像画を至る所で目にします。数年前に崩御したプミポン前国王も、依然として人気があります。

写真上に写りこんでいますが、タイではちょうど下院選が行われていました。この、軍事政権から民政復帰への過程で、親軍政派と反軍政派が火花を散らしており、選挙の結果、両勢力は拮抗状態に至ったようです。

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市場に入ると、生臭かったり青臭かったりと、様々な臭いが鼻に飛び込んできました。「アジアの雰囲気」を感じながらの散策開始です。市場内ではおもに食料品が扱われ、食品売り場だけでなく、屋台や食堂も入っています。

どれもおいしそうな料理を扱っていますが、いかんせん、このような場所は外国人観光客があまり来ない場所ですから、メニュー表はすべてタイ文字です。残念ながら、今の私ではまったく読めません。

そんな中、とある食堂でチャラ男2名が、鴨肉を載せたご飯ものを食べているのに目が行きました。これは美味そう・・・と思い、指さして同じものを注文してみることに。店主のオバチャンはタイ語しか話せず、チャラ男衆の助けを借りながら、なんとか昼飯にありつけました。

今回注文した料理はカオナーペットというもので、白飯の上にローストダックを載せた、カオマンガイに近い料理です。ただし、味わいは全く異なり、最初から甘いタレがかかっています。付け合わせのキュウリと生姜もサッパリして美味い。値段は50B。

(注釈)
ここではカオナーペットと書きましたが、発音自体は「カオナーペッ」が近いと思います。最後に「t」で終わる言葉には、どうしても「ト」と付けてしまいたくなりますが、その辺は台湾の台語と同じように、発音しないのが正解です。


初のタイにして、初日ということもあり、とにかく食あたりを警戒していました。氷の入ったお茶はさぞかしうまかろうと思いましたが、固辞して食事を終えました。

今思えば、決して不衛生な場所ではなかったですし、そこまで警戒する必要はなかったと思います。この後、様々な場所で冷たいものを飲みましたが、事実、何も起きていません。あれだけお茶を勧めてくれたオバチャンには、悪いことをしてしまいました。

撮影日:2019年3月19日
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