「南海から来た助っ人」熊本電気鉄道200形ラストランを収める(2)

この日引退する200形に乗って北熊本に到着した私は、いったん200形に別れを告げ、御代志行の電車に乗り換えました。じつはまだ、熊本電気鉄道を完乗していないのです。ここまで来る機会はそう多くないですし、この際に乗り潰しておこうと思い立ちました。

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乗り込んだ御代志行きは、元都営三田線の6000系でした。銀座線からやってきた01系のラッピング車と離合して、これから熊本郊外に向かいます。

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お隣のホームでは、10人近いレイルファンが200形を撮影しています。いつの間にか撮影者の数が増えていますね。一往復して帰ってきた頃には、さらに増えているかもしれません。

御代志まで乗車したのち、駅前のコンビニで軽食を買ってから元来た道を戻ります。いったん北熊本をスルーして、藤崎宮前で列車を降りました。駅前のラーメン屋「魚雷」に立ち寄り、ここで激辛ラーメンを食べることに。

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▲熊本電気鉄道の併用軌道区間

「魚雷」は熊本市内に数店舗ありますが、店によってメニューが異なるようです。藤崎宮前の店舗では、なんと通常の激辛ラーメンよりも数倍辛いという、ジョロキア入りつけ麺を扱っていました!1000円と若干お高めですが、スパイスファイターであるからには、食べないわけにはいきませんよね。

ということで、ためらうことなくジョロキア入りつけ麺を注文しました。着座して待つこと10分、到着したスープ椀を見てみると、スープの色が明らかにおかしいことに気づきました。通常の激辛つけ麺よりもスープが真っ赤ですし、おまけに麺は赤いオイルでテカっているのです。

まず麺をスープにくぐらせて一口。ヤバいです。即座に辛さが舌に突き刺してきました。ここで箸を止めてしまうと、余計に辛さを感じます。矢継ぎ早に食べ進めなければ、いつまで経っても完食できないと思いました。涙が出てきます。しかし魚粉の香りがしてウマイ!!

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それにしても凄い辛さでした。ここまで辛い食品を口にしたのは、本当に久しぶりです。腹も唇も膨れたことですし、再び撮影に戻ります。藤崎宮前から線路に沿って歩き続け、併用軌道区間にやってきました。



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路上を走る電車を二本収録してから、再び藤崎宮前駅へ。電車に乗って北熊本駅に戻りました。



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北熊本から200形に乗って、2駅先の打越駅で降りました。

ここ打越駅は、少し前までオンボロ待合室があって、レトロな雰囲気を放っていたのは有名な話です。しかし、火災で全焼してしまい、これを機にバリアフリー化が進められています。近代的な駅に生まれ変わっていました。



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打越駅から歩いて、トンネルの見える場所にやってきました。トンネルの先には池田駅があります。ここでトンネルから出てきた200形を一本収め、歩いて北熊本駅に戻りました。



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北熊本駅から電車に乗って、再び200形の撮影から離脱します。

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やってきた6000系で、再び藤崎宮前に向かいます。平日のせいか、思ったほど撮影者の数は激増しておらず、のんびりとした雰囲気が漂っていました。

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藤崎宮前駅から通りを進み、一路水道町を目指します。時刻は15時前。この時間帯に水道町に向かうということは、つまりアレを見るということです。では早速、水道町のくまモンスクエアに行ってみましょう!


今回は200形撮影記ということで、くまモンスクエアの様子は割愛しますが、ちゃんと「くまモン」を見てきました。農夫姿で出勤した「くまモン」は、小道具を破壊しながら踊りつづけ、終始観客を楽しませていました。

会場には台湾人の数も多く、思わずここは「新光三越」かと思ったほどです。一方で韓国人の姿は一人もなく、日韓関係の悪化による旅行者の減少を実感しました。韓国人の多くが日本を嫌っているようですし、個人的にはこれで正常だと思っています。

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水道町で市電を少しだけ録ってから、元来た道を戻って北熊本に移動します。北熊本駅付近で200形を収め、これにて沿線での撮影・収録を終えることにしました。北熊本から200形で上熊本を目指します。

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南海から来た電車ということで、南海ホークスのキャップと電車をコラボさせてみました。タイトルに「南海から来た助っ人」と書いていますが、これはプロ野球を意識して付けたものだったりします。

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最後に吊革の「なんばCITY」とホークスキャップを並べてみました。南海難波駅を降りると、すぐ真上になんばCITYが、斜め横には大阪球場跡を再開発した、なんばパークスがあります。

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電車はゆっくりとした速度で、賑やかな音を立てながら走っていきます。



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車内は日常そのもので、あまりラストランの雰囲気は出ていません。

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ついに朝と同じ、上熊本駅へと戻ってきました。



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最後に上熊本駅で200形の出発シーンを収録してから、夕暮れ時の熊本を離れました。終始混乱した様子はなく、非常に理想的なラストランだったと思います。

日本各地の廃線・引退、ありとあらゆるラストランも、すべてこのような雰囲気だったらどんなに良かろうかと思いつつ、後ろ髪をひかれながらJRの改札口を通り抜けました。

撮影日:2019年7月30日

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Comment

焼きそば

こんばんは

200系、小さい・・・ですよね?見慣れないものですから、感覚が・・・。


仰る通り、平穏なラストランの雰囲気、静かに引退をさせてあげよう、ほんの少しの配慮を皆が出来れば、ねえ?           

2019年08月03日(土)01:01
WRA

wra

焼きそば様

> 200系、小さい・・・ですよね?見慣れないものですから、感覚が・・・。

このようなホームが小さい&カーブが急な地方私鉄だと、小さい車両が重宝されるんですよ。
数年前から東京メトロの中古車が続々とやってきています。


> 仰る通り、平穏なラストランの雰囲気、静かに引退をさせてあげよう、ほんの少しの配慮を皆が出来れば、ねえ?           
通常のラストランは騒々しいので、あまり行くことはないです。
大混乱状態を覚悟して行きましたが、平穏に限りなく近い状態で本当に良かったです。

2019年08月03日(土)23:06