【施設紹介】JR札沼線 新十津川駅(北海道新十津川町)

見た目・雰囲気ともに、「最果ての駅」らしい場所でした。今回お届けする新十津川駅は、滝川市に近い新十津川町にあります。

通勤・通学路線として機能するJR札沼線の終点にあたり、札幌口は本数が多いものの、末端区間は一日一往復だけという状況です。あまりにも利用者が少ないため、非電化のまま残った北海道医療大学~新十津川間は2020年春に廃止されることが決定しています。

一往復しか走らない「レア度の高さ」に加えて、廃止間際の「お名残乗車」が加わり、遠方からの訪問者が増えつつあります。そんな新十津川駅の様子を見ていきましょう。

DSCN9544.jpg
札沼線の末端区間には駅舎がいくつか残っていて、ここ新十津川駅にも古めかしい駅舎が建っています。

DSCN9545.jpg
同駅は駅員の配置がない無人駅ですが、空いた事務室を活用して、ご当地入場券の販売業務が行われています。列車が止まる30分だけ、駅はしばし賑やかさに包まれます。

DSCN9546.jpg
ご当地顔出しパネルもありました。新十津川町マスコット「とつかわこめぞー」もいますね。

DSCN9549.jpg
駅舎内には小さな待合室があるだけで、広さはそれほど大きくありません。

DSCN9560.jpg
▲ホームから駅舎を眺めて

DSCN9561.jpg
駅舎内には過去に撮影された写真が、たくさん置かれていました。その中には「とつかわこめぞー」の着ぐるみも写っていましたよ。バルーンタイプかな?

DSCN9547.jpg
ホームの横には花壇が置かれ、黄色い花が満開を迎えていました。

新十津川駅周辺の様子

ここからは駅を離れ、周辺の様子をめぐっていきます。

DSCN9551.jpg
駅前にはいかにも集積地らしく、レンガ積みの農業倉庫が点在しています。今でもJAピンネの倉庫として活用されていました。

DSCN9552.jpg
駅から歩くこと15分、札沼線の終端部にやってきました。この駅自体、きわめて簡易な構造ですから、周囲にポイント類は一切ありません。ホームから伸びてきた一本の線路が、車止めでプツンと切れているだけです。

DSCN9553.jpg
車止めからはホームを遠望することができました。見る角度によっては、単なる途中駅にしか見えないと思います。

DSCN9554.jpg
車止めの奥にはアパートが建っています。こうしてみると、雨竜・石狩沼田に線路が続いていたとは、にわかに信じがたいですよね。「赤字83線」入りに伴う先行廃止から、すでに40年以上が経過しています。

DSCN9556.jpg
車止めに別れを告げて、再び新十津川駅に戻っていきます。

DSCN9557.jpg
駅前には道道625号線(学園新十津川停車場線)の終点を示す看板がありました。新十津川町内で完結する、学園地区と駅を結ぶ道路です。学園といっても、近くに大学があるわけではないですよ。

DSCN9558.jpg
駅前に戻ってくると、キハ40を模した自動販売機を見つけました(写真上)。

DSCN9559.jpg
最後に新十津川駅前のロータリーを見てから、散策は終了です。随所に花壇が設けられ、駅前は色鮮やかさに包まれていました。

撮影日:2019年7月17日
関連記事

Comment