お知らせ

1月1日:新年あけましておめでとうございます。
 

2012年に初めて台湾の土を踏んでから、はや7年が経ちました。

これまで鉄道旅が中心となり、そのために、内陸部は未踏の状態が続きました。ついに10回目の台湾となる今回は、これまで踏み入れてこなかった内陸部に焦点を当て、山地原住民(高砂族)の文化や歴史に触れたいと思います。

今回は3日間と短い行程ですが、目標をいくつか掲げています。短時間で極力全部達成できるよう、努力しながら台湾をめぐりたいと思います。

福岡から台湾への往路は、タイガーエアIT241便を利用することになっています。少し前に午後発の福岡行きエバーが増発されたことで、気軽にエバー航空を利用できるようになり、かなり気になっていましたが、ひとつ目の目標を達成するため、あえてタイガーエアにしました。

クロロとコラボ中!猫好き必見なタイガーエア

東郷を7時56分に出る415系12連の快速に乗り、博多には8時30分頃に到着しました。なお、IT241便のチェックインは8時25分から開始されます。地下鉄と送迎バスを乗り継いで、福岡空港国際線ターミナルには8時50分前に到着しました。

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無事にチェックインを済ませ、お金を下ろしてから出発ロビーに向かいます。チェックインに際して、往復の行程表をプリントアウト・ダウンロードして、カウンターで提示できるように、前もって準備しておきましょう。

IT241便の搭乗口には、搭乗開始20分前に到着しました。各国に向かうため、出発ロビーは多くの利用者で満たされています。日韓関係が悪化したことで、韓国人渡航者は少なく、以前とはまるで異なる状況を見てとれました。それでも韓国便が多いことには変わりなく、エプロンにはアシアナやイースターなど、韓国機がいくつも並んでいました。

出発ゲートに近づくと、桃園行きバニラエア(JW151便)も待機していました。このバニラエアには復路(JW158便)、乗る予定です。まもなくピーチ・アビエーションに吸収されるため、バニラエアの機体はまもなく見納めとなります。しっかり記録しておきましょう。


ダイエー戦士・寺原隼人投手引退の報に驚きながら待つこと20分、搭乗開始のアナウンスが流れました。今回の座席は前方部ということで、最後に搭乗します。シャトルバスでエプロンに向かい、ようやく機内に落ち着きました。


機内に入ってみると、なんとクロロ尽くし!猫好きにはたまりませんな。ついニヤケてしまいました。

10時50分頃、福岡空港を離陸。風向きのせいか、いつもとは異なり北向きに離陸しました。新宮町上空で右に旋回して、進路を南にとります。窓からは福岡空港の滑走路が見えました。普段とは違った経路なだけに、かなり新鮮味を覚えます。



天草上空に差し掛かった頃、免税品の販売が開始されました。普段はLCCの機内販売を使わない身ですが、今回は例外中の例外!来るや否や、即座に「小姐」を呼びました。


現在、タイガーエアでは猫のマスコット「クロロ」とのコラボが行われています。前回の利用時はコラボ前でしたから、どうしてもタイガーエア仕様の「クロロ」をお持ち帰りしたいと考えていました。クレカ決済ですんなりと購入を済ませ、最初の目標達成です。

機内では旅行記(本記事)を執筆しながら時間を潰し、気がつくと到着まで40分を切っていました。バンコクまでのフライトに比べたら、桃園などあっという間です。

IT241はほぼ定刻通り、桃園空港に到着。飛行機は沖止めされ、ターミナルから少し離れた場所で動きを止めました。ボーディングブリッジ経由なら、とにかく急いで入国したいところですが、これではどうしようもありません。シャトルバスに乗って第一ターミナルに入ります。

バスを降りたら、ここからようやく急ぎ足で移動できます。長い通路をはや歩きで通り抜け、ものの数分で入国審査場に到着。入国書類をもらい損ねていたため、さっと書類を記入して、少ない列に並びました。中国人渡航者が激減したせいか、列は全く延びていません。うるさい「普通話」は息を潜め、日本人の姿が目立ちます。

もうSIMカードなんて使ってらんねェ!

到着してからものの15分でイミグレーションを抜け出し、換金をへて外に出てきました。空港でやることと言えば、あとはSIMカードを入手するだけ。遠伝のカウンターで3日分のカードを買い求め、さっそく手持ちのタブレットで読み込んでもらいます。

じつをいうと、手持ちのタブレットがポンコツ過ぎて、所定の手続きを踏まえたにもかかわらず、海外のSIMカードをろくに認識したことがありません。今回こそは準備万端、繋がると期待していましたが、カウンターの姉ちゃんが顔をしかめています。嫌な予感がしました。

またしてもポンコツタブレットは期待を裏切りました。しかし、ここはなんとしても原因を突き止めたいと思い、SIMカードを引き取ることに。さっそくSIMを挿入すると、カードの情報をほとんど認識していないことが分かりました。手動でSIMの状態を更新するも、状態は変わらず。APNを一通りいじくってみると、ようやく遠伝と4Gの表示が出ました。

「やった!」と思ったのも束の間。インターネットにはなぜか接続できません。おまけに、当該SIMの電話番号も表示されず、Googleマップすら更新されない始末。今のタブレットを使う限り、海外SIMとの併用は無理だと確信しました。

さて、インターネットはフリーWi-Fi(i-Taiwan)に頼るとして、とりあえず先を急ぐため、メトロ空港線で高鉄桃園駅を目指します。

台湾新幹線で台中へ

腹が減りました。そろそろ何か口に入れておこうと、高鉄桃園駅のセブンイレブンでガパオライスを購入。レンジで暖めてもらい、激熱の状態でいただきます。かなりニンニクが効いていて、辛さも程よい感じでした。コンビニ弁当にしては旨かった!


窓口で台中までの自由席券を手に入れ、予定よりも一本早い列車で桃園を離れました。うまく繋がれば、予定より早く廬山温泉に着けそうです。

やって来た列車は満席状態で、座れる場所はどこにもありません。途中で空いたらすぐ座れるよう、客室に立って過ごすことに。新竹で目の前に空席ができ、ようやく腰を下ろすことができました。

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台鉄に比べたら、新幹線なんて韋駄天そのもの。あっという間に台中に到着です。改札を抜けたその足で、埔里行きのバス乗り場に向かいました。

台中からバス旅開始!高速バス&路線バスで南投県埔里へ

埔里へは、南投客運が高速バスと路線バスを運行しています。嬉しいことに、これから来るバスは高速道路経由です。バスは待つこと15分でやって来ました。ICカードをタッチして席につくと、すぐに動き出しました。


バスは快速道路・フォルモサ高速を経由したのち、台中と埔里をつなぐ水沙連高速に入りました。風景は徐々に緑深くなり、左右に山々が迫ってきました。この山を越えると埔里盆地です。


バスは埔里ICで下道に降り、いくつかのバス停に止まりながら埔里中心部へと入っていきます。終点の埔里転運站で下車。ここから廬山温泉行きのバスに乗り換えます。


降り立った埔里転運站は古びたバスターミナルで、待合室は地元客で賑わっていました。鉄道空白地帯の埔里では、バスが大活躍しているのです。利用者は地元客だけではありません。もちろん、日月潭・清境農場といった観光地に向かう利用者も存在します。

マイクロバスでのんびり旅!原住民セデック族の里をゆく

運よくバスが繋がりました。埔里では15分の待ち時間で、廬山行きのバスに乗ることができました。やって来たのはなんと、小さなマイクロバス!ここでもICカードにタッチして、バスの後部席に陣取りました。


今回乗車する廬山行きのバスは、霧社・廬山温泉を経由して、原住民集落の廬山方面に向かいます。果たして、どのような景色が広がっているのでしょうか。

バスは大半の区間で、省道14号線を通ります。埔里市街地は片側2車線の快走路ですが、建物がまばらになると、1車線に変わりました。ここから埔里盆地を離れ、再び山岳地帯に突入します。


次第に山深くなり、カーブが増えてきました。険しい渓谷で知られる「人止関」を過ぎると、沿道には原住民のモニュメントが目立ち、植生も変わってきます。長い道のりを走り続けると、再び人家が見えてきました。仁愛郷(旧能高郡蕃地)の中心地、霧社集落です。

霧社では15分近く停車して、下校する高校生を拾います。車内はあっという間に学生で満たされ、スクールバスのような状態で、霧社を出発しました。

引き続き、バスは風光明媚な場所を通っていきます。やがて、右手に霧社ダムが見えてきました。川底は深く、14号線は川よりもかなり高い場所を通っています。


春陽で14号線に別れを告げ、バスは廬山温泉のある川底へと下っていきます。右手にホテルの廃墟が見えてくると、目的地の廬山温泉に到着。予定よりも2時間早い到着になりました。

バスを降りると、黒い犬が2匹うろついていました。しかも近づいてきます。払い除けながら先を進むと、すぐに温泉街が見えてきました。水害で大打撃を受けた今日、その範囲は狭くなりましたが、たしかに温泉郷の賑わいは残っていました。

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ホテルにチェックインする前に、温泉街を一通り散策してみます。黒い犬は後ろをついて来ていました。川を渡ろうと吊り橋に入ったところで、ようやく犬はいなくなりました。対岸にも商店・旅館が残っており、ちゃんと人の気配はありました。おまけに猫までいます。丸々としたキジ猫が、土産物屋で店番をしていました。

温泉街の奥には招待所も残っていて、廃墟のようになっていましたが、日本統治時代の面影も見てとることができました。

温泉街を散策したところで、予約していたホテル「夏都大飯店」にチェックインします。予約明細を提示すると、あっさりと鍵を受けとることができ、それから3分後には自分の部屋に落ち着いていました。

富士風味餐庁でいただく卵チャーハン&麻婆豆腐

日常の疲れもあるので、部屋で1時間ほど休息をとってから、夕食をとホテル外に出ました。ちょうど目の前に、「富士風味餐庁」なるレストランがあります。こちら廬山温泉は戦前、富士温泉と呼ばれていました。旧地名を冠した店があるとは、さすが台湾ですね。

さっそく入店すると、平日のせいか空いていました。中では客が一組食事中の他は、誰も客はおらず、店員も夕食中でした。

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この店は大人数向けの大皿料理がメインの店で、一人向けのメニューは多くありません。メニュー表と値段から量を察して、卵チャーハンと麻婆豆腐を注文しました。あわせて日本円で400円程度と、お手頃な価格でいただけます。

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チャーハンは中華鍋で炒めた香ばしさがあって、かつしっとりとしていて、ラーメン店のチャーハンのような味わいでした。具材は卵だけでなく、ネギ・キャベツや豚皮まで入っています。

麻婆豆腐は豆板醤がたっぷりと入り、甘辛で酸味の効いた、いかにも台湾らしい味付けでした。台湾の麻婆豆腐は甘い味付けが多いですよね。

店員の応対も良かったですし、次に廬山で泊まる際にも、ここで夕食にしたいところです。

うれしい貸し切り状態!渓流の音を聞きながら温泉を愉しむ

夕食後はホテルに戻り、地下一階にあるという温泉に向かいます。いわゆる温泉プールになっていて、水着・バスキャップ着用で入浴します。地下に降りて入浴準備を済ませると、フロントのスタッフが降りてきて、私一人のために熱いお湯を出してくれました。この日の宿泊者は少なく、宿内で他の客を見かけたのは一度きりでした。

貸切状態の浴場に入ると、手前からジャグジー、冷たいプール、温めの露天風呂、熱い露天風呂が広がっていました。湯加減は最高。おまけに誰もいませんから、周囲を気にせず浸かることができました。

熱い湯に浸かり続けていると、やがて暑くて入り続けられなくなります。そういうときはぬるま湯に浸かると、クールダウンして良い状態で風呂を出ることができました。本音を言えば、やっぱり水着なしで風呂に入りたいものです。

さて、風呂のあとは何もすることがありません。充電すべきものは充電して、荷造りを終えたら早々と就寝です。

撮影日:2019年9月16日
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コメント(2)



名前:焼きそば
タイトル:こんばんは
まずはクロロのすんなり購入、おめでとうございます。幸先いいスタートの後のSIMカードのトラブルは残念ですが。

マイクロバスは、トヨタのコースターでしょうか。車体右側に、乗客用ドアって見た記憶がありませんね。運転手用ドアならわかりますが。

麻婆豆腐が美味そうです。チャーハン込みで400円て魅力的。大人数用の料理も気になるところですね。
2019年09月20日 23:34 | URL | #t50BOgd. [edit]
名前:wra
タイトル:焼きそば様
コメントありがとうございます!


> まずはクロロのすんなり購入、おめでとうございます。幸先いいスタートの後のSIMカードのトラブルは残念ですが。

機内販売ということで、在庫があるかどうか心配でしたが、なんとか購入にこぎつけて一安心です。
今後はイモトのWi-Fiをレンタルする方向で考えています。


> マイクロバスは、トヨタのコースターでしょうか。車体右側に、乗客用ドアって見た記憶がありませんね。運転手用ドアならわかりますが。

たしかにトヨタっぽいですね。

台湾は右側通行なので、乗降扉の位置も日本とは正反対になります。
それだけでなく、運転席のウィンカー・ワイパー操作レバーも、逆になっているんですよ。


> 麻婆豆腐が美味そうです。チャーハン込みで400円て魅力的。大人数用の料理も気になるところですね。

台湾の地方は安い食堂が多いので、毎度世話になっています。最初は行く勇気がわかず(HSPというのもありますが)、コンビニで買って食べることが多かったですが、徐々に慣れてきました。
2019年09月22日 17:26 | URL | #9MBBB9Tg [edit]

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