あれだけ有名なのに、これまで日月潭に行ったことがありません。なにせ鉄道乗車にばかり精を出してきたものですから、鉄道沿線から外に出ること自体、ほとんどなかったのです。
今回は鉄道から距離を置いて、バスを乗り継ぎ南投県魚池郷にやってきました。台湾屈指の景勝地として有名な「日月潭」の畔に位置する、水社地区をめぐっていきます。
今回のスタート地点はこちら、バス発着所のあるビジターセンター。来訪者の多くがここを起点に動き出します。ずいぶん立派な建物ですが、一階部分はガランドウとした「テナント募集中」状態でした。
ビジターセンターには、日月潭の歴史がパネル形式で紹介されていました。その中には、ラル島(玉島)に建立された玉島祠の写真もあります。
この島は日月潭西部に浮かぶ小島で、ツォウ族にとっての聖地とみなされています。水位上昇や浸食の影響で、ラル島は年を追うごとに小さくなり、今や最上部が顔を出すのみとなっています。
水社地区のメインストリート、省道21号線に沿って進んでいきます。
道中、省道21号線のおにぎりマークもありました。
この21号線は台湾内陸部を縦断する路線の一つで、台中市東勢区天冷と南投県信義郷タータカ(塔塔加)を結んでいます。タータカより先、未開通区間を経て高雄市林園区までの区間も、かつては21号線の一部でした。しかし、のちに開通区間は29号線に改編され、未開通区間の建設は頓挫して今に至ります。
こいつ・・・自分のハラワタを食ってやがる。
土産物店が並ぶ一角にやってきました。この辺りが水社地区の中心部にあたるようで、ホテルや食堂も軒を連ねています。
お昼時ということで、目の前にあったレストラン「名勝風味餐館」に入店しました。
観光地ということで値段は高めですが、味は決して悪くありません。今回はその中から、魯肉飯とキノコスープを注文しました。ほかのメニューが大皿料理らしく、お一人様メニューを探した結果、このような組み合わせになりました。
スープが予想以上にナミナミと注がれていて、具材のキノコも沢山入っていました。これも大人数でいただくメニューなのでしょうかね?辣椒醤はなく、かわりに唐辛子の醤油漬けが置かれていました。これをスープに加えると、程よい味付けになって美味でした。
腹が膨れたところで時計を見ると、日月潭を離れる時間が刻々と迫っていました。食事を終えた足でビジターセンターに戻ったところで、水社地区めぐりは完了です。
撮影日:2019年9月17日
秋の名物、ドラフト会議が行われましたね!
ホークスは外れ一位でJR西日本の佐藤直樹を指名しましたが、ここでふと1992年ドラフト4位の佐藤真一(ダイエー⇒ヤクルト)を思い出しました。この選手も確か、社会人野球出身の外野手でしたっけ。
平成の佐藤外野手は、早々とトレード(この時のトレードで柳田聖人が出戻りした)されてホークスを去りましたが、令和の佐藤外野手にはぜひとも、ホークスで長く頑張ってもらいたいものですね。
ドラフト会議が終わったところで、残るプロ野球の大イベントは日本シリーズと第二次戦力外通告。さて、一体どうなるやら。横浜や西武のためにも、讀賣には負けてられませんね。
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