【施設紹介】台鐵集集線 車埕駅(南投県水里郷)―ダムが間近に見える終着駅
台湾のローカル線はどこも活気があります。なんたって、沿線や駅がうまく観光資源として活用されいるうえに、週末になると多くの観光客でにぎわうのですから。
今回はそんなローカル線の一つ、集集線の車埕駅にやってきています。同駅は集集線の終着駅に当たり、古くは木材の集積地として栄えていました。現在では集積地だった頃の建物・倉庫を活用して、歴史テーマパークのようになっています。

まずは駅横にある、水里渓沿いを歩いてみました。遠くには明潭ダムの巨大な堤防も見えています。一帯は水力発電の要になっているようで、明潭ダムの上流には明湖ダム(大観発電所)もあります。

下流方面を眺めてみると、渓谷美が広がっていました。けっこう山深い場所ですね。

続いては車埕駅舎に向かいましょう。周囲の風景に合わせて、木造の趣ある建物になっています。

駅舎内は古い駅舎をイメージした造りになっています。山深い場所を走るローカル線ですが、IC乗車券の利用可能エリアに含まれています。これも観光客が多い一因かもしれませんね。

改札横には広々としたウッドデッキが整備されています。

改札を抜けると、板張りの空間が広がっていました。かつての木材集積地ということで、木材をふんだんに利用した造りになっています。駅舎内には木材加工品を扱う店もありました。

構内には側線がいくつも伸びていますが、どうやら生きている線路は、発着線の一線だけのようです。ちょうどタイミングよく、二水方面行きの列車が停車していました。

▲車埕駅ホームから駅舎を眺めて

駅舎前には日本統治時代の宿舎が残されています。そのうち、駅前の棟はカフェになっていました。この付近にもう一棟ありましたが、残念ながら火災で焼失してしまいました。

ここからは構内の側線・鉄道施設を活用した、歴史公園をめぐっていきます。

こちらにはディーゼル機関車と貨物車が数両、保存展示されています。

比較的大きな建造物も保存されており、とにかく見ごたえがあって凄いです。今回は20分程度と短時間の滞在に留まりましたが、ゆっくりと時間をかけて観覧すると良いでしょう。

▲車埕駅全景

最後に、建設中の車埕ビジターセンターを見ておきましょう。元々、こちらには車埕小学校がありました。すでに建設工事は終盤に差し掛かっているようで、建物はほぼ完成状態でした。

ビジターセンター敷地内には、ディーゼル機関車と客車(R114+SPK32749)が一両ずつ保存されています。設置からまだ一週間ほどしか経っていないらしく、ピカピカに光っていました。

▲SPK32749(SPK32700形)

▲SPK32749の妻面を眺めて
ビジターセンターには柵が張り巡らされ、まだ保存車両には近づけない状態でした。いずれ開館すれば、車両に近づけるようになるでしょう。その日を楽しみにしながら、残暑はげしい車埕駅を後にしました。
撮影日:2019年9月17日
羽生に行くべく、航空券を購入しました。
行きは22日夜のスカイマークで羽田に入り、帰りは24日夜のジェットスターで成田から福岡に戻る予定です。「世界キャラクターさみっと」はもちろんのこと、成田でジェットスターのグッズをお持ち帰りできればと思っています。
宿泊に関しては、いつも通りネカフェを活用したいところ。館林なんて近いし良さそうです。
ここであとがきを終えたいところですが、残念ながらもう一つ話題があります。勘の良い方ならもう分かってるかな?そう、「ヤフオク!ドーム」の改称です。
来シーズンからは決済アプリ「PayPay」を冠した、「ペイペイドーム」になると発表されました。あまりに突然のことで驚きました。個人的には未熟者を意味する「ペーペー」とダブり、あまり良いイメージが湧きません。
これもネーミングライツの弊害といえましょう。
今回はそんなローカル線の一つ、集集線の車埕駅にやってきています。同駅は集集線の終着駅に当たり、古くは木材の集積地として栄えていました。現在では集積地だった頃の建物・倉庫を活用して、歴史テーマパークのようになっています。

まずは駅横にある、水里渓沿いを歩いてみました。遠くには明潭ダムの巨大な堤防も見えています。一帯は水力発電の要になっているようで、明潭ダムの上流には明湖ダム(大観発電所)もあります。

下流方面を眺めてみると、渓谷美が広がっていました。けっこう山深い場所ですね。

続いては車埕駅舎に向かいましょう。周囲の風景に合わせて、木造の趣ある建物になっています。

駅舎内は古い駅舎をイメージした造りになっています。山深い場所を走るローカル線ですが、IC乗車券の利用可能エリアに含まれています。これも観光客が多い一因かもしれませんね。

改札横には広々としたウッドデッキが整備されています。

改札を抜けると、板張りの空間が広がっていました。かつての木材集積地ということで、木材をふんだんに利用した造りになっています。駅舎内には木材加工品を扱う店もありました。

構内には側線がいくつも伸びていますが、どうやら生きている線路は、発着線の一線だけのようです。ちょうどタイミングよく、二水方面行きの列車が停車していました。

▲車埕駅ホームから駅舎を眺めて

駅舎前には日本統治時代の宿舎が残されています。そのうち、駅前の棟はカフェになっていました。この付近にもう一棟ありましたが、残念ながら火災で焼失してしまいました。

ここからは構内の側線・鉄道施設を活用した、歴史公園をめぐっていきます。

こちらにはディーゼル機関車と貨物車が数両、保存展示されています。

比較的大きな建造物も保存されており、とにかく見ごたえがあって凄いです。今回は20分程度と短時間の滞在に留まりましたが、ゆっくりと時間をかけて観覧すると良いでしょう。

▲車埕駅全景

最後に、建設中の車埕ビジターセンターを見ておきましょう。元々、こちらには車埕小学校がありました。すでに建設工事は終盤に差し掛かっているようで、建物はほぼ完成状態でした。

ビジターセンター敷地内には、ディーゼル機関車と客車(R114+SPK32749)が一両ずつ保存されています。設置からまだ一週間ほどしか経っていないらしく、ピカピカに光っていました。

▲SPK32749(SPK32700形)

▲SPK32749の妻面を眺めて
ビジターセンターには柵が張り巡らされ、まだ保存車両には近づけない状態でした。いずれ開館すれば、車両に近づけるようになるでしょう。その日を楽しみにしながら、残暑はげしい車埕駅を後にしました。
撮影日:2019年9月17日
あとがき
羽生に行くべく、航空券を購入しました。
行きは22日夜のスカイマークで羽田に入り、帰りは24日夜のジェットスターで成田から福岡に戻る予定です。「世界キャラクターさみっと」はもちろんのこと、成田でジェットスターのグッズをお持ち帰りできればと思っています。
宿泊に関しては、いつも通りネカフェを活用したいところ。館林なんて近いし良さそうです。
ここであとがきを終えたいところですが、残念ながらもう一つ話題があります。勘の良い方ならもう分かってるかな?そう、「ヤフオク!ドーム」の改称です。
来シーズンからは決済アプリ「PayPay」を冠した、「ペイペイドーム」になると発表されました。あまりに突然のことで驚きました。個人的には未熟者を意味する「ペーペー」とダブり、あまり良いイメージが湧きません。
これもネーミングライツの弊害といえましょう。
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