寒くなってきたこの時期、体を内側から温めてくれるインドカレーは最高の友です。
一口にインドカレーといっても、いろいろな種類があるんですよ?なかでも好きなのが、南インドの定食と呼ばれることの多い「ミールス」です。あとはミールスに似た「ターリー」ですね。
どちらもご飯でカレーや総菜類を食べるもので、普通のインド料理店にはあまり置かれていません。インド料理店といえば、たいていカレーとナン、サラダのセットですからね。もし地元でミールスを食べようと思っても、そう簡単にいかないのが現実です。
そんな中、福岡市中央区ど真ん中にミールスを提供する店があると聞いて、早速やってきました。その名も「106サウスインディアン 福岡天神店」。
名前の通り、南インド料理店を扱う店ですが、一番のウリはカシミールカレーなんだそうです。でも、このカレーはカシミール地方発祥というわけじゃないんですってね。中華でいう天津飯のようなものといったら、分かりやすいですかな?
106サウスインディアンは複数の飲食店が入居する、雑居ビルの奥にあります。前を通る「若宮神社南通り」は狭い路地ですが、通行人・通行車ともに多めです。気を付けて歩きましょう。
雑居ビル一階の奥へ進むと、目的地に到着です。時間帯によっては、入店待ちの列もできるほど混雑しますが、この日は待つことなく入店できました。
お一人様でしたがテーブル席に通されました。メニューはもう決めています。ランチミールスセット(税抜き1400円)でいきましょう。ドリンクもつくとのことで、カレーとの相性抜群なラッシーを選びました。
まずはラッシーが到着しました。ミールスが来るまで、のんびり待っておきましょう。
ついに来ましたよ!お待ちかねのミールスが到着しました。これが食べたかったんですよ。赤坂門市場跡の横にある「ポラポラ食堂」で数年前に食べてから、久々となるミールスです。
まずはカトリ(小皿)を大皿から出して・・・。ご飯はパパド(煎餅風薄焼き)&チャパティの下に入っていました。カレーによく合うタイ米です。
ご飯に様々なカレーをかけていただきます。たくさん種類があるので、混ぜれば混ぜるほど様々な味に変わっていきます。
ダール(豆カレーペースト)、クットゥ(ココナツカレー)、サンバル(豆の酸っぱいカレー)、ラッサム(酸っぱいスープ)をうまく組み合わせて、さらにヨーグルトを加えて食べると美味です。
辛さに関しては、全体的に強めではありませんが、ラッサムだけは例外です。酸味の中にピリリとした辛さがありました。
値は張りますが、その分上品な味わいですし、スパイスの味わい深さと優しい辛さを満喫できました。ますます南インドに行きたくなりましたよ。よっしゃ、近いうちに行かんとね!
撮影日:2019年11月20日
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