お知らせ

1月1日:新年あけましておめでとうございます。
 

2019年末の青春18きっぷ旅、2日目は福島県いわき市から始まりました。この日は常磐線を北上し、代行バス区間を挟んで仙台まで行ってから、東北本線で東京に戻っていく予定です。

さすがに緯度が高いせいか寒い!福岡はまだ温暖な方ですが、福島県浜通りは肌寒く、風が吹くたびに寒気が肌を刺します。


おまけに眠いのです。年末の激務がたたり、全く布団から出られません。体が動かないのです。そして目も開きません。8時間以上眠ったつもりですが、体はまだ睡眠を求めていました。

当初の予定だと、5時起きでいわきを出て、楢葉町・富岡町・浪江町・小高区に立ち寄る予定でした。しかしこれでは、もうひと眠りしないと体が持たなそうです。それだけ、年末は慌ただしい日々が続きました。

結局起床したのは8時頃。このままいくと、旧警戒区域に立ち寄るどころか、当初予定していた女川も無理そうです。どうせ遅い時間にでるなら、ついでに651系でも乗っていきましょうか。ちょうどタイミングよく、10時27分発の富岡行きが651系使用列車です。


宿泊していたリフレを出て、いわき駅に向かいます。この日の天気は晴れ。前日まで吹き荒れていた風は息をひそめ、穏やかな気候に変わっていました。


普段見ることのない新常磐交通のバスを見ながら、いわき駅を抜けて駅裏手に向かいます。すぐ近くに磐城平城址があるらしく、城跡をちょっとだけ巡ろうと思ったのです。


自由通路を抜けて駅裏手に出ると、すぐ目の前に磐城平城の看板が立っていました。平城の歴史を簡単に学んで、坂を上り城跡に入ります。城跡に20分ほど滞在してから、いわき駅に戻りました。

構内の留置線にはE501系のほか、タキシードボディの651系も留置されています。この651系がこれから富岡行きになるのでしょうか。


駅コンビニでパン類を買い求め、ホームで簡単な朝食としました。これから富岡に向かうのでしょうか、レイルファンと思しき旅行者が目立ちます。待つこと20分、先ほど見た651系がホームに入ってきました。

やはり、待っていた旅行者は大方レイルファンで、次々にカメラを構えだしました。651系を被写体にミニ撮影会が続く中、さっそく651系に乗り込みます。

車内は思っていた以上にくたびれており、客室に入る自動扉は一部、故障して半分閉じなくなっていました。雰囲気自体は2015年まで走っていた、189系「妙高」に近いものがあります。






乗り心地は快適そのものでした。E531系のガチガチシートでは、こんな快適旅なんかできなかったでしょう。無理して早起きせず、651系に乗って正解でした。

列車は広野を過ぎ、ついに福島第一原発20キロ圏内へ突入します。ここから先はかつての警戒区域で、2011年春から数年間、立ち入りが厳しく制限されていました。一時は「常磐線はもう全線復旧しない」という悲観的な声も目立ちましたが、避難指示の解除にあわせて、復旧区間は徐々に伸びていきました。

そして2020年1月現在、不通区間は帰還困難区域を含む富岡~浪江間を残すのみとなっています。この区間も同年3月に開通し、はれて常磐線は全線復旧する見込みです。


多くの旅行者を載せた651系は11時9分、終点富岡に到着しました。

乗客の大半は代行バスに乗り換え、浪江方面を目指します。言い換えると、それだけ富岡町の帰還が進んでいないということでもあります。住民帰還が進んだ楢葉町とは対照的に、富岡・浪江両町は一向に帰還が進まず、苦境に直面しています。

しかし、たとえ風評被害に晒されたとしても、帰還を望む町民はいます。戻ってきた住民を見捨ててはいけません。非科学的な誹謗中傷に惑わされず、現状と課題を正しく理解したうえで、復興と新たな街づくりに理解を示すべきではないでしょうか。

乗り換えまでの20分を利用して、富岡駅と国道6号線をつなぐ県道163号線を歩き、最後に富岡漁港を見てきました。津波で破壊された家屋はすべて解体され、駅横にあった土蔵も更地になっていました。帰還が進んでいないため、多くの民家は無人のままですが、「町の灯火」はかすかに揺らめいていました。

ゆっくりと着実に復興が進む富岡の街を目に焼き付け、浜通り交通が運行する、浪江行きの代行バスに乗り込みます。これから進む帰還困難区域には、どのような光景が広がっているのでしょうか。

撮影日:2019年12月28日

関連記事




にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) その他ブログ ゆるキャラへ

「ご当地」の魅力をより多くの方にお伝えするため、ブログランキングに参加中です。

バナークリックの方もよろしくお願いいたします。



上のリンクからチャンネル登録できます。台湾旅行に興味のある方、レイルファン・ご当地キャラファンの方、どうぞ気軽にお立ち寄りください。

コメントを残す






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。