お知らせ

1月1日:新年あけましておめでとうございます。
 

マレーシア滞在2日目になった。ここから本格的に、クアラルンプール市内やその近郊をめぐっていきたい。まずはクアラルンプール基本のきから、ヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」に向かった。


日頃の激務がたたり、なかなか目が覚めない。結局8時をめどに起床して荷物をまとめ、軽装で安宿を出た。鍵はフロントに預けず、自分で持っていても良いとのこと。無くさないように、一日中開けないチャック付きポケットに入れておこう。

ここで改めて、残り2泊分の宿泊料50リンギットを支払うことになった。ということはつまり、昨日払った30リンギットは初日分の宿泊料と宿泊税ということか。それでも合計2000円もしないから安い。一泊あたりに換算すると600円台という安値だった。

宿代を無事に支払ったところで、クアラルンプール散策を始めよう。宿を出るとそこは、インド人街「ブリックフィールズ」だ。おもに南インドからの移民が集まり、この街を形成している。まずはインド式の朝食「ティファン」でもいただこうと、ブリックフィールズの中心地を目指した。


メインストリートにはアーチ状の構造物が置かれ、これがブリックフィールズの目印になっている。このアーチが見えたら、そこから先はブリックフィールズだと思っても良いだろう。南アジア感漂う中を進んでいく。

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KLセントラル駅方面を振り返ってみると、おびただしい数の高層ビルが林立しているのが見えた。少し歩くだけでも、マレーシアの多様な風景・文化を垣間見ることができるから、非常におもしろい。


道沿いにはインド料理店のほか、服飾店や雑貨店も並んでいる。服飾店に並んでいるのは、もちろんインドの民族衣装だ。マレー系や中国系が住むほかの地区とは、明らかに異なっている。

そろそろ何か食べておこう。道端には軽食からセットメニューを扱う店がいくつもあって、気軽に朝食をいただける。今回はその中から、"Sri Kortumalai Pillayar Restaurant"に入った。


店内に入ると、店員がテーブルに誘導してくれる。店内にはビュッフェスタイルのコーナーがあって、そこで自分好みにおかずを盛りつけることもできるし、セットメニューを注文することも可能だ。席について早速ドーサを注文した。

南インドの軽食といえば、ドーサがよく知られている。しかしまだ食したことがない。果たしてどんな味だろうか。店内は朝食をたべるインド系で賑わっており、その中には白人旅行者もちらほらいる。

待つこと5分でドーサ(3リンギット)が到着した。朝食だけで100円もしないとは、さすがは物価の安いマレーシアである。ドーサの入った金属皿と一緒に、カレー・チャトニ2種類の入った缶も出された。この中から、好きな量だけ盛り付けすればよいのか。なるほど・・・まさにインド方式だ。

まずは一片ちぎり、チャトニを絡めていただく。ドーサはクレープに例えられがちだが、味は全然異なる。まず感じたのがほのかな酸味だ。すっぱいクレープとは不思議なものだが、これがなんともウマイのである。もちろん、付け合わせのカレーも無視できない。なんといっても、スパイスの香りがたまらないのだ。もし目の前に白飯があったら、何杯でもいけそうな程の美味さだ。


朝っぱらから本格インド料理に満足したところで、続いてはバトゥ洞窟に向かいたい。KLセントラル駅に戻り、KTMコミューターでバトゥケーブス駅を目指す。

このKTMコミューターは一見すると日本の通勤電車に似ているが、速達性に関しては全然かなわないようだ。KLセントラル駅を出発後、列車はひたすらノロノロ運転を繰り返し、何度か停車することもあった。線形や保線状態は、隣国タイ国鉄よりもはるかに良いはずだが、なぜだろう?

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KLセントラルから30分ほどで終点のバトゥ・ケーブス駅に到着。ここで列車を降りてバトゥ洞窟に向かう。

ホームを降りて電車を撮影していると、遠くからエンジン音が聞こえてきた。不思議に思って動画をまわすと、奥から保線車両が近づいてきた。なるほど、もしかするとノロノロ運転の原因はこれだったのかもしれない。



改札を出る前に、トイレにでも行っておこう。駅舎のトイレは有料化されており、トイレ前の売店で3セントを渡してから入るようになっていた。しかし、有料だからといって何か特別というわけではなく、いたって普通の東南アジアスタイルである。

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▲奥に見えるのはハヌマーン像

駅舎を出るとすぐに険しい崖が見えてきた。その手前にはカラフルな像がいくつも並んでいる。これがヒンドゥー教の神をかたどった像なのだろう。進むにつれてインド色が強くなってきた。道脇には有料の庭園がいくつも置かれているが、そこは無視してさらに進んでいこう。


洞窟入口までの道には土産店も多く、どこも外国人慣れしているようだった。ヒンドゥー教の聖地ということもあり、店員やスタッフはインド系ばかりで、近隣のレストランもカレー屋である。


洞窟に続く大広場が見えてきた。ここから門を潜り抜けてカラフルな階段を上れば、目的地のバトゥ洞窟に至る。KL近郊を代表する観光名所だが、入場料は無料と良心的だ。

黄金のムルガン像の横を通り、これから急な階段を上っていく。女性や高齢者にはキツイかもしれない。こまめに休憩をとり、水分補給しながら登るのが上策だ。白人の中年女性が息を切らし歩いていたのが、なぜか深く印象に残っている。

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長い階段を上り詰めると、その先がヒンドゥー教の聖地バトゥ洞窟だ。洞窟内には多くの祠や神像が建立され、カラフルに彩られている。もしこれが日本だったら、入口に鳥居があって、中には神社の類があるのだろう。

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境内にはハヌマーン、いやお猿さんが住み着いている。断崖絶壁だろうが細い鉄柱だろうがお構いなしに、素早く駆け回る運動能力の持ち主だ。人類は高度な知能と引き換えに、あの俊敏な運動能力を失ったのかと思いながら、元来た道を戻っていく。


バトゥケーブス駅には自動販売機が置かれていた。マレーシアにはこのように、自販機がいくつも置かれている。形はまさに日本のものと変わらず、ジュースや水がいくつも販売されていた。ちょうど良い、ここでミネラルウォーターでも買っておこう。


硬貨投入口を見てみると、10・50・100・500と表示されている。いや待てよ、リンギットはすべて紙幣でセント以外の硬貨はないはず。不思議に思いつつ横に目をやると、おつり・返却と書かれていた。なるほど!これは日本からの譲渡品だったのか。


KLセントラルに戻る列車はすでに停車していた。これに乗ってクアラルンプール中心部に戻っていこう。

隣国タイとは異なり、マレーシアの鉄道は随分前から近代化が進められている。KL近郊では通勤電車が走っているし、メインルートの西海岸線はすでに大半が複線電化されている。タイ国境とシンガポール国境の間が完全電化されるまで、そう時間はかからないだろう。


古い駅舎が残るクアラルンプールで列車を降り、ここからクアラルンプール中心部を目指し徒歩で進んでいく。このクアラルンプール駅はKLセントラルが開業するまでの間、KLの玄関口として機能していた。




モスクのようなデザインの白いレトロ駅舎を出ると、1917年に竣工したというKTM本社(旧マレー鉄道事務局)が向かい合っている。いずれもイギリス植民地時代を代表する建築物として、きれいに管理されている現役バリバリの史跡だ。

ここからはクアラルンプール中心部をめぐりながら、王道観光地や史跡をめぐっていきたい。果たして、どのような風景や絶品グルメに出会えるのだろうか。

撮影日:2020年1月14日

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