お知らせ

4月11日:何度もテンプレートを変えてスイマセン・・・。野球がない腹いせに、南海ホークスをイメージしたレイアウトにしてみました。しばらくこれでやるつもり。
3月17日:ヘッダー画像を超絶シンプルにしてみました。
3月3日:ヘッダー画像を更新しました。~台湾新幹線の3並び~
1月1日:新年あけましておめでとうございます。
 

あれだけ沢山あった時間は、もうこれっぽっちしかない。たったの10時間。充実したマレーシア滞在4日間も、これが最終日だ。どんなに泣いても笑っても、夜には福岡行きの飛行機に乗らなければならない。

早朝アザーンを収録せよ!

最終日の4日目は6時ごろに起床した。この時間に起きたのは、早朝のアザーンを収録するためだ。ちょうど隣にモスクがあるし、収録環境としては全然悪くない。

この時期、イスラムの早朝礼拝(ファジュル)は6時過ぎに行われる。大まかな礼拝時間は把握しているし、前日早朝にも、アザーンのタイミングを探るために早く目を覚ましていた。無人のシャワールームに行くと、聞こえてくるのは外の環境音だけ。さっそく機材を整えて待つこと3分、ついにアザーンが始まった。



呼びかけをするムアッジンの声は低めだ。低音ボイスがブリックフィールズの街に響き渡る。異国情緒が漂う中、最高の環境で収録することができ、満足げに部屋へと戻った。そして二度寝である。

ETSを撮りに行く

結局7時半に再び起床した。朝食の前にやるべきことがある。それがKTMの特急電車「ETS」の撮影だ。ちょうど8時半に、ほぼ同じタイミングで上下列車を撮れることが分かった。前日に目星をつけておいた、KLセントラル~クアラルンプール間の線路沿いに向かう。

ホテルを出てクアラルンプール駅方面に歩くこと5分。撮影ポイントには列車の通過10分前に到着した。それにしても腹が痛い。健康的なインド料理を食べてきたから、胃腸の調子が良いのだろう。撮影を終えたら、NUセントラルのトイレに直行しよう。


KLセントラル駅のはずれには、KLIAエクスプレスの電留線がある。ちょうどKLIAトランジットに使用される電車が停車していた。KLIAエクスプレスの専用車がドイツ製なのに対し、トランジットの専用車は中国製だ。

マレーシアの鉄道車両はとにかく中国製が多い。それだけ中国系移民の力が強く、かつ彼らと本国とのつながりが強いのだろう。


まずKLセントラル方面から、ETSプラチナEP9274列車(パダンブサール行き)が定刻通りやってきた。車両はクラス93だ。ヨーロピアンでかつ洗練されたデザインだが、こう見えても中国製である。




続いて10分後、定刻より若干遅れてETSゴールドEG9023列車(イポー発)がやってきた。使用車両は韓国製のクラス91だ。車体は韓国製ながら電装品は日本製で、日韓共作というべき車両である。

撮影が終わったところでNUセントラルに駆け込み、落ち着いたところで朝食タイムといこう。

マレーシア定番の朝食ナシレマ


ナシレマを挙げずして、マレーシアの朝食を語るわけにはいくまい。ココナッツミルクで炊いた白米にサンバルソース、ピーナッツ、煮干し、ゆで卵、そしてキュウリを盛りつけた、マレー系定番の朝食だ。せめて最終日はナシレマをいただこうと、モノレールの駅横にある「ABC ONEビストロ」に向かった。

路地に面した席につき、ナシレマと海南コーヒー(コピタレ)を注文する。これで200円もしないというから安い。日本だったら間違いなく、500円かそれ以上はするだろう。コーヒーは相変わらず甘いが、飲み慣れてくると病みつきになる。そして肝心のナシレマは、さっぱりしていて食べやすい。サンバルソースの辛さで、みるみるうちに食欲がわいてくる。あっという間に完食してしまった。


朝食の後、安宿の近所にある宗教施設を見て回る。近くには中国系の廟があった。


早朝に収録したアザーンの音源にあたる、ブリックフィールズのモスクにも寄っておこう。

安宿をチェックアウトする


ETS撮影と朝食を終え、チェックアウトのため宿に戻ると、入口の踊り場に初日と同じ子猫がいた。相変わらずゴロゴロしながら、構ってもらおうとしている。どこを触っても喜ぶ、甘えん坊の猫だ。宿のオーナーにも大切にされているのだろうか。


3晩過ごしたこの安宿ともおさらばだ。バックパックにすべての荷物を入れ、これで宿を出る準備は整った。3号室の鍵をオーナーに返し、3日ぶりの重装備で宿を出る。

MRTでスンガイブローまで行く

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これからKLセントラル駅に向かい、接続する国立博物館駅からMRTでスンガイブローに向かう。このMRT、すなわちラピドKLスンガイブロー・カジャン線は、無人運転を採用しているため、前面展望を独占できるのだ。さっそくスンガイブローまでの30分間、前面展望動画を収録したい。

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列車はどうやら5~8分おきに運転されているらしい。これなら容易くKLセントラルに帰ってこれるだろう。

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まずは切符となるトークンを買い求め、きれいな地下ホームに降りていく。

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ドイツ製の電車に乗り込み、最前部に着席。動画をまわしながら、クアラルンプール郊外の風景を眺め、スンガイブローまでの時間を潰す。国立博物館を出るとすぐ地上に出て、そこからは終点まで高架上を走っていく。なんとも撮り甲斐のある路線だった。





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およそ30分でスンガイブロー駅に到着。ここからはKTMコミューターでKLセントラルに戻ろうと考え、改札を抜けてKTM乗り場に移動していると、ここでとんでもないものを見てしまった。窓からKTMホームを見下ろすと、ちょうどKLセントラルに向かう電車が走り去っていくではないか!



嫌な予感がしてきた。恐る恐る時刻表を見ると、先ほど見た電車の次に来るコミューターは、なんと3時間後というではないか。一応、KLセントラル行きのETSが来るとは言うが、特急に短区間乗るぐらいなら元来た道を戻るまでだ。

完全ローカルなミールスを食べる


再びMRTで国立博物館まで戻り、外に出ると、出口を間違えて国立博物館側から出てしまった。ここから出てしまうと、KLセントラル駅までは若干遠回りするハメになる。複雑な動線を抜けてKLセントラルに戻り、クラナジャヤ線でマスジド・ジャメを目指す。

これから目指すのは、2日目に行けなかったインド料理店「ブンガ・ラヤ・インダ」。飾らない完全ローカル仕様のミールスということで、ミールスを極めたい僕としては、ここに行かずして帰れないと思ったのだ。

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この日はちゃんと営業していた。薄暗い階段を上がって2階に上がると、数人が食事していた。とりあえず長テーブルに座ると、店員がバナナの葉を目の前に置いた。なるほど、昼食はミールス一本で勝負しているのか。お代わり可で値段は10リンギット。

店員はどれぐらい盛るか、メインのカレーはチキンかマトンか等々、色々聞いてくる。これは面白い。ミールスとは食べるだけでなく、そのボリュームやアンリミテッド感を楽しむのも醍醐味なのだ。2日目・3日目に食べたミールスとは明らかに何かが異なっている。これはまさしく、観光客向けではない「完全ローカルなミールス」ではなかろうか。

マスジド・ジャメを見学する

美味しいミールスと骨付きマトンカレーを満喫したのち、お隣にあるマスジド・ジャメにも立ち寄ってみよう。ちょうど見学可能時間ということで、ついでに見ておこうというのだ。

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まず事務室前で芳名帳に名前・国籍を記入後、モスク敷地内に入る。一見すると異教徒を寄せ付けないように見えるモスクだが、ここは観光地ということでウェルカムな雰囲気だ。女性は肌を見せないよう、事務所前でフード付きローブを着てから中に入る。


男性も半ズボンを着ている場合、そのままはNG。事務所前にロングスカートがあるので、それを付けてから中に入ろう。基本的に異教徒でもウェルカムなのだ。

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ここは大都会クアラルンプールだが、モスク境内だけは都会の喧騒から離れており、穏やかな時間が流れている。回廊では信者が座り込み、昼寝をしたりしながら時間を潰していた。


▲マスジド・ジャメのミナレット

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建物入口で靴を脱ぎ、いよいよモスク内部に入っていく。

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▲コーランが置かれている本棚


礼拝堂に入ると、ちょうど白人旅行者が数組、ガイドの話に耳を傾けている所だった。写真撮影は可能らしく、せっかくなので数枚撮らせてもらう。まずは説教台とミフラーブから。


▲礼拝堂の天井


▲礼拝堂のカーペット
モスクを見る中で、礼拝堂の床を見るのもまた面白いものだ。基本的に偶像崇拝が禁じられているイスラム世界では、アラビア文字や植物などを変形させた幾何学模様が発達している。これらが絨毯やマットにデザインされていることも多いのだ。

クラナジャヤ線からの風景

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モスクを見学後、チャイナタウンでマレー菓子を買い求めたのち、パサールセニ駅からKLセントラル駅に戻る。今回の滞在でクラナジャヤ線に乗るのも、これが最後だろう。写真や動画を撮りながら、移動することにした。

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パサールセニ駅からはKTMクアラルンプール駅が一望できる。両駅は通路を介して連絡しており、若干距離はあるが乗り換え可能だ。

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旧型のInnovia ART200がやってきた。同線ではこのInnovia ART200と、新型のInnovia メトロ300の2形式が使用されている。うち前者は2両編成が主流だが、のちの改造で4両編成も誕生している。後者はすべて4両編成だ。







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KLセントラル駅に戻れば、あとは空港KLIA2に移動するだけだ。ここで改めて、何か買いそびれていないか確かめてみよう。基本的な土産物はKLIA2のスーパーマーケットでどうにかなるし、本格的な買い出しはまだこれからだ。

そうだ、ブリックフィールズでの買い出しを忘れるところだった。タイムリミットの17時まで残すところ3時間。これからKL滞在の締めくくりとなる、インド食品の買い出しを始めよう。これから行く先は、ブリックフィールズのインド食品専門店だ。

撮影日:2020年1月16日
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