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ながらく分断されていた区間が、まもなく繋がろうとしています。東日本大震災による福島第一原発事故をうけ、2011年から不通が続いていた常磐線。そのうち、不通区間の最南端にあるのが、今回お届けするJR富岡駅です。

海沿いにある富岡駅は津波の被害を受け、駅舎が流失しました。その後、原発事故に伴い町内全域が警戒区域に指定され、駅は被災した姿のまま復旧されることなく、数年が経過しました。やがて、富岡町内の警戒区域が再編されると、駅周辺は避難指示解除準備区域に指定され、ようやく復旧工事が始まりました。

そして被災から6年半が経った2017年秋、富岡駅はついに営業再開までこぎつけたのです。最後まで残った不通区間も復旧が進み、2020年春には富岡~浪江間が再開することで、常磐線はついに全線復旧となる予定です。

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富岡駅は復旧に際して、駅舎の位置が若干北側にずれました。被災前の駅前は手狭な状態でしたが、新たに駅前ロータリーが整備されたことで、環境は一変しています。少し前まで駅横に土蔵があったはずですが、いつの間にか姿を消していました。

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平屋建て駅舎の隣には、売店・飲食施設「さくらステーションKINONE」が併設されています。

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ついでに富岡駅周辺を少しだけ散策してみました。駅周辺は震災前から住宅地として開発されてきました。現在はその一部を活用して、災害公営住宅が建設されたほか、新たに宿泊施設「富岡ホテル」も開業しています。

富岡町はその位置と帰還開始時期の遅さから、あまり居住者数は多くありませんが、産業が徐々に息を吹き返しつつあるようです。双葉郡の中心地は、まだ再スタートを切ったばかりなのです。同町マスコットの「とみっぴー」も頑張っているようですし、応援してやりましょう。

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駅前にはいかにも古そうな電柱看板が残っていました。これは津波に流されずに残ったものを、新しい電柱に付け直したものでしょうか。看板には駅所在地の地名(大字仏浜字釜田)と記されていました。

双葉郡では小字が行政地名として生きており、地図を見ると小字地名が細かく書き記されているのが確認できます。あの一帯には「迫(さく)」の付いた地名が多いですよね。

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駅前から県道163号(富岡停車場線)を少し進むと、小浜地区に入ります。この辺りは富岡町の中心部にあたり、国道6号線を挟んで東西に商業施設が密集しています。ただし、帰還がそれほど進んでいないため、中心部とはいえ賑やかさはありません。

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最後に、富岡駅構内の様子を見て締めくくりましょう。駅名標は夜ノ森駅の部分が隠され、暫定的な終着駅としての仕様になっていました。2020年春以降は「夜ノ森」の表示が復活します。

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ホームは震災前のものを流用しており、根本的な構造は変わっていないようです。退避可能な2面3線の構造になっています。震災前は特急「スーパーひたち」の停車駅でした。全通以降は特急「ひたち」の停車駅となり、上下合計8本の特急列車が発着する予定です。

何年待ちわびたでしょうか。震災直後、常磐線は二度と全通しないと口々に言われましたが、私は絶対に復旧すると信じてきました。夜の森の桜がつぼみになる頃、仙台行きの特急が富岡に帰ってきます。

撮影日:2019年12月28日

あとがき

ただ今、6連勤というエクストリームスポーツに挑戦しています。ようやく5連勤が終わり、残すは1日勤務だけ。まだあと1日あるなんて、あるなんて・・・。
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コメント(1)



名前:libertyrail
タイトル:
こんばんは。

大震災で津波で流され原発事故で壊滅的ダメージを負った常磐線も
来月全通すると聞きいつ再開するかわからない状況が続くも
必ず復旧すると信じていた一人でしたが
もっと時間かかるかなと考えてました。

原発事故で漏れてる放射線が一番の理由ですが
復旧工事も壮絶と推測されますが全区間運転再開は
ただの復活でなく帰宅困難区域といわれる区間に
列車が走るようになり乗車される人は減りますが
鉄道の力を見せる時が来ましたね。

最後の写真のホーム右側に停まってる651系を見て
学生の時仙台から上野までスーパーひたちを通しで乗ったのを思いだし
当時の指定券も持っておりここまで来るのに時間要しましたが
生まれ変わった常磐線被災区間を乗車する日を実現させたいです。
2020年02月17日 01:42 | URL | #- [edit]

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