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みなさん「やっぷー」ってご存知ですか?

残念ながら、「知らない」という声ばかり聞こえてくるような気がします。マイナーなのは認めざるを得ません。でも、日本のどこかにいるご当地キャラクターなのは、きっと察してもらえたかもしれません。

今回の主役「やっぷー」は兵庫県北部、養父市のご当地キャラクターです。詳しいことは後ほど書くとして、なぜこのマスコットについて書こうと思ったのか。そのきっかけは数年前の些細な出来事に始まります。

あれはたしか、2014年のご当地キャラ博in彦根でした。このイベントに「やっぷー」は来ていました。その姿を見て「あとで絶対に撮ろう」と思いつつ、いったんその場を離れたのが最後。そのまま見ることも撮ることもなく、彦根を後にしてしまいました。

居ながらもスルーした関係で、「やっぷー」ならびに養父市には申し訳なく思ってきました。あれから数年たちましたが、いまだリベンジはかなっていません。彦根への参加も2016年を最後になく、なかなか機会が巡ってこないのです。

せめて「やっぷー」の本拠地をめぐってみたい。その一心で2019年末、兵庫県養父市の土を踏むことになりました。はたして、この街で「やっぷー」はどのように活用されているのでしょうか?

中心部に行くなら八鹿駅へ!養父駅で降りちゃダメダメ~

福知山からJR山陰本線の電車に揺られること数十分。やがて養父市内に入りました。市内には養父・八鹿の2駅があります。そのうち市役所など主要施設が集中するのは、八鹿の方です。特急列車も八鹿に停車します。

養父市にあるからと養父駅で下車しても、周囲にあるのは長閑な山里だけです。ご当地キャラの活用状況を見るうえで、最も調査に適しているのは市街地だと思っています。事実、あの「ひこにゃん」だって彦根駅周辺をめぐれば、活用状況は一目瞭然ですからね。

そうこうしているうちに、列車は八鹿駅に近づいてきました。降りる準備をしようと席を立ち、ドア越しに車窓を眺めていると、ここで早速見つけましたよ。いやはや、もうですか?

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この後姿は間違いない、「やっぷー」じゃないですか。まだ駅にすら着いてないのに!さっそくの収穫に喜んで、期待を胸に列車を降ります。

もうあれでしょ、歩いてすぐの場所に「やっぷー」のパネルとか横断幕とかあるんでしょ?

開幕やっぷーだもん、そりゃ驚くよ

223系2両の城崎温泉行は、八鹿駅ホームに到着しました。

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さすがは養父市の中心部にして特急停車駅。2面3線の国鉄型配線が広がっていました。それほど大きな町ではないらしく、周囲は深い山々に囲まれ、高層建築の類は見当たりません。年末に来たというのもありますが、全体的に静かです。

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駅裏手に何かあるので目を凝らすと、それは養父市を宣伝する横断幕でした。もちろん、「やっぷー」のイラスト入りです。まだ駅改札を出てないのに、もう「やっぷー尽くし」でビックリなんですが!

これは間違いない、市役所や観光協会が推しまくっていますね。まさに「マスコット冥利に尽きる」です。もうメチャクチャ期待しちまうぞ!

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八鹿駅からは市街地を通って「道の駅ようか但馬蔵」を目指します。着いたところで、敷地内のやぶ観光協会で何らかの情報を入手できれば、今回の調査は大成功です。

日本家屋が立ち並ぶ駅前通りを進むと、列車の車窓から見えた「やっぷー」のパネルを見つけました。調べてみると、沿道には同様のパネルが4つほど置かれていました。

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沿道には「飛び出し君」だっています。これはマスコット好きにはたまらないでしょうな。

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途中で川を渡り、広い道路に出ました。さらに進んでいきます。

まるでひこにゃん級!凄まじすぎるやっぷー推し

養父市のやっぷー推しがレベル高すぎる・・・。

地方のそれほど遠征しない比較的マイナーなご当地キャラで、こんなに好待遇なのは見たことがありません。高知県須崎市の「しんじょう君」だったら分かりますよ?アレは積極的な遠征で追っかけ層のファンを勝ち取り、なおかつ記録を残しましたからね。

一方の「やっぷー」は遠征自体少なく、市外・県外での認知度もそれほど高くないと思います。そんなこともあって、「やっぷー」を少しだけ見くびっていました。スイマセン・・・

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沿道の啓発看板にも「やっぷー」の姿がありました。葉っぱの傘を持っていて、メチャクチャ可愛いんですけれど!どうして認知度が上がらないかなぁ・・・。


やがて、茶色い建物が見えてきました。その名も「ショッピングタウンペア」という商業施設です。いかにも昭和な雰囲気を漂わせている、小さなショッピングモールです。

昔はこんなオンボロデパートが、いろんな場所にあったんだけどなぁ・・・。

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国道9号線との交差点を目指し、さらに進んでいきます。すると、右手に「やっぷーの丘」という看板が見えてきました。もちろん、「やっぷー」のイラスト入りです。

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「やっぷーの丘」看板を拡大してみました。いかにもリラックスしてそうなデザインのやっぷーです。一緒にこたつでマッタリしたいなぁ。

妖精系のマスコットでこんなに癒し系なのは、そうそういないですよ。デザイナーのさじ加減一つで、良くもなるし悪くもなります。とくに動物モチーフじゃないのは、良し悪しの差が大きくなりやすいような気がします。

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ここで「飛び出し君」ならぬ、「飛び出しはばタン」を見つけました。兵庫県庁のマスコットながら、「はばタン」を見つけるのは意外と難しいのです。飛び出し注意喚起のパネルということで、それ仕様のイラストが使われていました。

しかしよく考えてみると、「はばタン」も「くまモン」も有名イベントに来なくなっちゃいましたよね。あれだけ彦根の常連だったのに、やっぱり姿が無いと寂しいものです。なんやかんやで、「はばタン」と「ひこにゃん」は永遠のライバルだと思っています。共演が無いと張り合いもないでしょうって。

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ついに国道9号線に合流しました。養父市への玄関口ということで、大きな看板が設置されていました。やはりここにも「やっぷー」がいます。

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やがて、右手にコンモリとした丘が見えてきました。どうみても普通の丘ではありません。もしや古墳ではと思い、近づいてみると看板がありました。ちょっと見てみましょうか・・・。

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思った通り、丘の正体は「国木とが山古墳群」という古墳密集地でした。前方後円墳1基を含む19基の古墳が丘陵地に連なっています。

古墳の存在を知ったところで、9号線に戻って道の駅を目指します。やがて北近畿豊岡道の高架橋が見えてくると、ようやく目的地の「道の駅ようか但馬蔵」に到着です。2時間かけて、しめて4キロ近く歩きました。

道の駅はやっぷーの家だった!?

ここからは道の駅で「やっぷー」について調べていきます。

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「ようか但馬蔵」という名の通り、建物は土蔵を模したデザインになっており、地元物産品を多く取り扱っています。養父市内には他にも、ホテル併設の「道の駅但馬楽座」というのがあるんですって。

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兵庫県最高所にあるスキー場として知られる、氷ノ山国際スキー場のポスターも「やっぷー」入りです。氷ノ山(ひょうのせん)は「やっぷー」のモチーフにもなっていて、頭のギザギザ部分がまさにそれです。

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やぶ観光協会に来たところで、ついに見つけました!「やっぷー」の巨大パネルです。どうやらここが「やっぷー」の活用拠点になっているらしく、気になったので入ってみました。

中はまさに「やっぷー一色」でした!ポスターや小物がたくさん置かれていて、ご当地キャラフリーク必見の場所です。せっかくなので、ここで缶バッジを購入しました。


最初から最後までやっぷー尽くし

帰りはバスを使って八鹿駅に戻ります。養父市内には全但バスが路線を展開しています。道の駅敷地内にもバス停はあるのですが、少し歩いて高柳バス停まで行ってみました。というのも・・・。

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単に南海ホークスの左殺し(高柳秀樹氏)と同名だったからです(笑)
君が望むなら~ヒデキ!ここでホームラン~ヒデキ!

帰りの電車に合わせて乗ったつもりですが、バスの時刻表を見て絶句しました。なんと、乗るべき電車が出発した直後、八鹿駅につくことが判明したのです。鉄道でいうところの「接続逃げ」じゃないですか。いやはや・・・ついてないです。

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バスがまもなく八鹿駅に着こうという頃、窓越しに走り去っていく223系が見えました。これを逃してしまった以上、次に電車が来るまで2時間も待つハメになりました。

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余計に余った2時間をどう活用すべきか。色々考えた挙句、八鹿駅周辺をゆっくり見て回ることにしました。まずは駅前ロータリーから見ていきましょう。

駅舎の向かい側には、全但バスのターミナルが置かれています。ちょうどバスが2台停車していました。雰囲気自体は台湾でよく目にするような、転運站に近いものがあります。古びた看板がいい味を出していますね。

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駅前ロータリーも改めて散策しなおしてみました。こがね味噌なる醸造所も建っていて、古き良き地方都市の街並みを留めています。都会の騒がしさが一切ない、まさに落ち着いた雰囲気の街です。この辺りが養父の評価を上げているのでしょう。

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再び八鹿駅に戻って周辺をうろついていると、ここにも「やっぷー」がいました。



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やがて、列車到着の時間になりました。日はとうに暮れ、駅周辺は夜の暗闇に包まれています。

改札を抜けて八鹿駅ホームに上がると、そこには旧八鹿町の案内板が残されていました。養父市は2004年春、養父郡4町(八鹿町・養父町・大屋町・関宮町)の合併により誕生しました。いわゆる平成の大合併で誕生してから、すでに15年が経過しています。それでも昔の名残が残っているとは、なんとも感慨深いものがあります。

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ホーム上の横断幕にも「やっぷー」がいました。なにかと読めない町ですか・・・でもそのおかげで、この子は「やっぷー」という可愛い名前を授かったんですよね。難読地名ありがたや、ありがたや。

推すわりにはグッズ展開が悲惨すぎる・・・

結局、養父市に着いてから帰るまで、終始やっぷーのイラストを見ることになりました。ここまで活用状況の良いマスコット
(所謂ゆるキャラ®)だとは思ってもいなかったです。自治体が積極的に活用していることで、知名度も「市内に関しては」高まっているのではないかと思いました。

ただし、残念な点が一つだけあります。あれだけ活用されているにもかかわらず、グッズ展開が貧弱すぎるのです。結局バッジ以外にグッズと呼べるものはなく、そこがちょっと意外でしたね。キーチェーンマスコットやお揃いのマフラーなんかあったら、さらなるブランド力向上に役立つと思うのですが・・・。

まだまだ「やっぷー」には伸びしろがあると思います。今後の活躍に期待しましょう!

撮影日:2019年12月30日

あとがき ノムさんよ永遠に

あまりに突然のことで、しばらく何も考えられませんでした。

昼休み休憩に入って早々、野村克也氏の訃報を知りました。いつものように新聞記事に目を通していると、やけにノムさんのことが書いてあるなと思いました。「浴槽で発見」と書いてある見出しですべてを察しました。歳も歳ですから・・・。

我々ホークスファンにとって、ノムさんは打てる捕手の代名詞です。当然、現役時代をリアルタイムで見たわけではないものの、その伝説的リード・打撃はよく知っています。私がはじめてその名を知ったのは、ヤクルト監督として指揮を執っていた時期でした。ホークスOBであるとはつゆ知らず、名将としての印象を強く抱いてきました。

そんなノムさんの代名詞ともいえる背番号19を甲斐拓也が継承してから、間もないうちに訃報が飛び込んできました。世の中とは不思議なものです。今頃サッチーや杉浦さんには会えたでしょうか。南海の背番号19よ永遠に・・・。
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コメント(2)



名前:影武者2号
タイトル:ノムさんよ永遠に
>あまりに突然のことで、しばらく何も考えられませんでした。
自分も同じ状態でした。
最近までヤクルトOB会に出たりと精力的に動いていましたから。

wraさんのように若い世代だと、ノムさんが南海のOBだったことを知らない人も多いのではないでしょうか。
短期間とはいえロッテにも在籍していたことは、後に知りました。
実に12球団中6人の監督がノムさんの薫陶を受けているんですね。
王さん、長嶋さんにはまだまだ元気でいてもらいたいです。


2020年02月13日 20:51 | URL | #fie2gk2Q [edit]
名前:wra
タイトル:影武者2号様
> 自分も同じ状態でした。
> 最近までヤクルトOB会に出たりと精力的に動いていましたから。

車いすとはいえ精力的な活動を続けていただけに、ビックリでしたね。

冬場のヒートショックは高齢者にとって気を付けねばならないことだと思います。
それでも突然来るわけですから怖いですよね・・・。


> wraさんのように若い世代だと、ノムさんが南海のOBだったことを知らない人も多いのではないでしょうか。

私もノムさんが南海OBだと知ったのは、比較的最近(10年前)です。
むしろ監督としてのイメージが強いですね。


> 短期間とはいえロッテにも在籍していたことは、後に知りました。
> 実に12球団中6人の監督がノムさんの薫陶を受けているんですね。
> 王さん、長嶋さんにはまだまだ元気でいてもらいたいです。

長嶋監督の近況を見ていると、かなり弱ってらっしゃるみたいですが、まだまだ野球界を見守ってもらわないと。
2020年02月13日 23:30 | URL | #9MBBB9Tg [edit]

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