【旅行記】19年ぶりの沖縄観光(11=完)―滞在ラストで京急色のゆいレールに遭遇!
寄り道しなければ、空港には13時ごろに着きそうです。国際線ではないですし、早く着きすぎてもそれはそれで暇ですから、最後にもう一度、小禄のイオンモールで食材を買い足しました。
滞在ラストで京急色のゆいレールに遭遇!

安里駅でゆいレールに乗り、小禄駅を目指します。
沖縄での3日間、終始ゆいレールが役に立ちました。バスと違って速達性に優れ、運賃も割にあっていると思います。これまでモノレールといえば、遅いイメージしかありませんでしたが、ゆいレールに乗って見方が変わりました。
沖縄本島では今後、米軍基地の辺野古移設に合わせて、鉄道路線が建設される予定です。那覇~名護を1時間で結び、高速バスよりも大幅に速く移動できるとのこと。区間の大半が地下・トンネルになる見込みです。
いまだ着工しておらず、普天間基地の移設も遅れていることから、当初の計画通り進むかどうかは不透明ですが、開業すれば便利になります。いずれ那覇~名護を電車で移動できる日が来るのでしょうか。
小禄駅で一旦電車を降り、イオンモールの1階にあるスーパーで食材を買い足します。さすがは空港に近いだけあって、旅行者向けの土産物も沢山そろっていました。これなら空港で一旦荷物を預けてから、ここで買い出しができますね。

買い出しを終えて小禄駅に戻ると、ほどなくして京急ラッピング車(1104F)が近づいてきました。この3日間、1104Fとは何度かすれ違ってきましたが、なかなか撮影のチャンスには巡り合えずの状態でした。旅の終盤ラストで、ようやくのチャンス到来!
1104Fの出発シーンを後追いしていると、1107Fの那覇空港行きもやってきました。よしよし、すれ違いも収めておこう!鉄道成分の少ない沖縄滞在でしたが、もうこれで十分満足です。

やってきた1107Fで那覇空港に行きますよ。
最終日も晴れず、雨を心配しながらの滞在になりましたが、結局雨が降ることは殆どなく、屋外に出ることができました。本音を言うとクロスバイクでロングライドしたい気分でしたが、今回のような滞在も悪くはないです。
那覇空港で座席ガチャに挑戦!結果は・・・

航空自衛隊の那覇基地が見えてくると、列車は右に大きくカーブして敷地横を通ります。ここで車窓から見えたのは、保存展示されている自衛隊の軍用機でした。

自衛隊の敷地を過ぎると、続いてゆいレールの車両基地が見えてきました。13時10分ごろ、那覇空港駅に到着。

空港に着いたその足で、ピーチアビエーションのチェックイン機に向かいます。若干早めに着いたからと、窓際を確信してチェックインを終えると・・・出てきたのは
「D」と書かれた搭乗券でした。
飛行機に詳しい方なら、この文字が何を示すのかすぐに分かるはず。そうです、通路側の座席なのです。座席ガチャに失敗してしまいました。
空弁ポーク卵むすびを食べながらMM284便に乗る
気を取り直して、家族から言われた「サトウキビ買ってこい」に応じるべく、空港内のわしたやへ。こういう「分かりやすい土産物」というのは、空港で探すのが一番だったりします。予想通り、ものの数分でサトウキビを見つけました。
最後に飛行機内で食べようと、空弁「ポーク卵むすび」を買って検査場に入ります。

福岡空港であったような靴の検査はなく、あっさりと検査は終了。このまま搭乗時間までソファに座っていると、「機材都合で搭乗時間が遅れる」とのアナウンスが聞こえてきました。
腹が減っています。搭乗前に食っておこうと、お弁当の蓋を開けました。ポーク卵とはこれまた沖縄らしい。いったいどんなお弁当でしょうか。

蓋を開けると、スパムと卵焼きに挟まれたオニギリが4つ入っていました。寿司みたいでペロリと完食できそうです。ところが、2つ目に手を付けたところで、搭乗開始の時間になりました。
おいおい、このタイミングでかよ・・・。

MM284便は定刻から少し遅れて、那覇空港を離陸しました。すぐに厚い雲を抜けて青空の上へ。通路側ということで、あまり外の風景は見えません。つまらないので、食べかけのお弁当を開け、簡単な昼食を終えました。
普段はピーチ機内でお弁当なんて食べられませんが、時期が時期だけに機内販売はできないらしく、かわりに持ち込み可になっていました。

3日間で撮りためた写真を見ながら、今後どのような記事を書くかアイデアを練りつつ、福岡までの時間を潰しました。那覇を出発して1時間50分後の16時5分、福岡空港に到着。那覇とは打って変わり、福岡の空は青々としていました。

どうも昼食が少なかったらしく、腹が鳴り続けています。
こういう時は到着の儀式をやるべきでしょう!ということで、フードコートのまくりで旅をしめくくるスーラー麺をいただきました。これにて沖縄2泊3日の旅は完結。
(完)
総括
ちょうど梅雨時の滞在ということもあり、終始晴れることはなく、天気は雨か曇りでした。ほぼ雨が降ることを覚悟していましたが、降ったのは全行程の半数にも及ばず、長時間の屋外行動が叶いました。
初日は空港のA&Wに立ち寄り、ついでイオンモールでのかりゆしウェア入手、とまりん散策、ヤギ汁実食を済ませました。早いうちにノルマの大半を済ませ、2日目以降の行動に余裕を持たせています。
2日目はバスで糸満に出て、沖縄県営鉄道の糸満駅跡を散策しました。ついで那覇に戻り、ゆいレール延伸区間の終点、てだこ浦西駅まで行きました。この日は午後から豪雨になりましたが、行動には支障が出ずに済んでいます。
最終日は午前の時間をフルに活用し、買い出し中心の行動になりました。その間を縫うようにして、沖縄電気軌道の廃線跡にも立ち寄っています。あいにくの天気でしたが、やり残しのない状態で全行程を終えました。不満はありません。
今回19年ぶりに沖縄を訪れたことで、全天候型施設が多く誕生しているのに気付きました。小禄やライカムにあるイオンモールはもちろんのこと、那覇近郊の豊見城市にはDMMかりゆし水族館があります。レンタカーやバスをうまく使い、雨の日でも沖縄らしい滞在ができると思います。
次回はぜひとも、晴れた日の沖縄でクロスバイクを走らせたいところです。自転車乗りらしい滞在プランを紹介できればと考えています。こういう時だからこそ、国内の行きたい場所に行ってみませんか?
撮影日:2020年6月9日
19年ぶりの沖縄(1)―ピーチアビエーションMM283便に乗る
19年ぶりの沖縄(2)―はじめてのルートビア&ゆいレールに挑戦!
19年ぶりの沖縄(3)―ヤギ汁は本当に臭いのか?
19年ぶりの沖縄(4)―那覇港でゆいレール新車を撮る!
19年ぶりの沖縄(5)―那覇で早朝ラン!フェリー&SLを見に行く
19年ぶりの沖縄(6)―具だくさん!沖縄の味噌汁を食べる
19年ぶりの沖縄(7)―消え去ったケービン糸満駅跡
19年ぶりの沖縄(8)―那覇港でかりゆしウェアを格安購入!
19年ぶりの沖縄(9)―麺じゃなくて丼物!ご当地グルメ「ちゃんぽん」を実食
19年ぶりの沖縄(10)―那覇市内の商店街&スーパーで土産購入!
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