宮古&石垣島を通る国道390号線「本島区間」を歩く(沖縄県那覇市)
日本にあまた存在する「海上国道」のなかで最も南西部にあるのが、今回ご紹介する国道390号線です。那覇市の旭橋交差点を起点に、沖縄本島・宮古島・石垣島を経由する先島諸島の大動脈です。
現在、海上区間にはフェリー航路が設定されておらず、車一台で完走するのは至難の業です。かつ沖縄本島を通る区間は短く、わずか600メートルしかありません。かなり個性的な国道ですが、今回はその中でも「本島区間」の600メートルを歩いてみました。

国道390号線の本島区間は、マルエーフェリー・マリックスラインが発着する「那覇ふ頭船客待合所」に近い、無名の交差点が終点になっています。ここから逆走する形で、旭橋交差点まで歩きました。
本島区間の終点から西交差点までの区間は、那覇港通りと名付けられています。分かりやすい名称ですね。一帯には海運会社のオフィスビルや、物資を集める倉庫が集中しています。

国道390号線は150メートルほど北上する形で、西交差点に続いています。終点付近で390号線のおにぎりを発見。沖縄県内の国道・県道には、やけに立派な距離標が設置されていますが、ここにもちゃんとありました。

▲国道390号線標識

西交差点で右折して、針路を東にとります。道の広さは相変わらず、広くも狭くもありません。よくある都会の2車線路です。このまま直進すると県道43号線に入り、愛称名も上之蔵大通りに代わります。

西交差点を過ぎると、あとは起点の旭橋交差点まで直進です。ここで愛称名はサンシャイン通りに変わりました。周囲にはオフィスや居酒屋が建ち並び、いかにも県庁所在地らしい賑やかな街並みが広がっています。
さらに400メートルほど歩くと、ゆいレールの軌道が見えてきました。ここまで来れば、390号線の起点たる旭橋交差点は目前です。

那覇港から歩くこと10分で、旭橋交差点に到着しました。目の前を通っているのは、同じ「海上国道」に属する国道58号線(鹿児島~種子島~奄美大島~那覇)です。直進すると国道330号線に入ります。
余談になりますが、58号線の終点はここから200メートル南側の明治橋交差点にあります。近くには那覇バスターミナル・ゆいレール旭橋駅もあるなど、旭橋一帯は沖縄屈指の交通の要所になっているのです。マイカーやバスがひっきりなしに行きかう場所でした。
こうして国道390号線「本島区間」を無事制覇しました。
全区間にわたり歩道が整備され、だれでも気軽に走破(いや歩破か)できます。周囲には沖縄らしい建物やお店が建ち並び、観光がてらの散策も可能です。ぜひお試しください。
撮影日:2020年6月8日
現在、海上区間にはフェリー航路が設定されておらず、車一台で完走するのは至難の業です。かつ沖縄本島を通る区間は短く、わずか600メートルしかありません。かなり個性的な国道ですが、今回はその中でも「本島区間」の600メートルを歩いてみました。

国道390号線の本島区間は、マルエーフェリー・マリックスラインが発着する「那覇ふ頭船客待合所」に近い、無名の交差点が終点になっています。ここから逆走する形で、旭橋交差点まで歩きました。
本島区間の終点から西交差点までの区間は、那覇港通りと名付けられています。分かりやすい名称ですね。一帯には海運会社のオフィスビルや、物資を集める倉庫が集中しています。

国道390号線は150メートルほど北上する形で、西交差点に続いています。終点付近で390号線のおにぎりを発見。沖縄県内の国道・県道には、やけに立派な距離標が設置されていますが、ここにもちゃんとありました。

▲国道390号線標識

西交差点で右折して、針路を東にとります。道の広さは相変わらず、広くも狭くもありません。よくある都会の2車線路です。このまま直進すると県道43号線に入り、愛称名も上之蔵大通りに代わります。

西交差点を過ぎると、あとは起点の旭橋交差点まで直進です。ここで愛称名はサンシャイン通りに変わりました。周囲にはオフィスや居酒屋が建ち並び、いかにも県庁所在地らしい賑やかな街並みが広がっています。
さらに400メートルほど歩くと、ゆいレールの軌道が見えてきました。ここまで来れば、390号線の起点たる旭橋交差点は目前です。

那覇港から歩くこと10分で、旭橋交差点に到着しました。目の前を通っているのは、同じ「海上国道」に属する国道58号線(鹿児島~種子島~奄美大島~那覇)です。直進すると国道330号線に入ります。
余談になりますが、58号線の終点はここから200メートル南側の明治橋交差点にあります。近くには那覇バスターミナル・ゆいレール旭橋駅もあるなど、旭橋一帯は沖縄屈指の交通の要所になっているのです。マイカーやバスがひっきりなしに行きかう場所でした。
こうして国道390号線「本島区間」を無事制覇しました。
全区間にわたり歩道が整備され、だれでも気軽に走破(いや歩破か)できます。周囲には沖縄らしい建物やお店が建ち並び、観光がてらの散策も可能です。ぜひお試しください。
撮影日:2020年6月8日
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