【施設紹介】泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」(沖縄県那覇市)―沖縄諸島への玄関口

那覇にはフェリーターミナルが2か所存在します。

鹿児島~那覇航路を担うマルエーフェリー&マリックスラインの場合、旭橋駅に近い那覇港から発着しますが、沖縄本島近郊の離島に向かう場合は、泊ふ頭から発着しています。今回はそのうち、泊ふ頭にあるフェリーターミナル「とまりん」をめぐりました。

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見栄橋駅から国道58号線を歩くこと15分。左手に大きなビルが見えてきました。これが今回訪れるフェリーターミナル「とまりん」です。

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ターミナル内の一階には、おもにフェリー窓口・売店が入っています。ちょうど船が止まっているらしく、窓口にはシャッターが下ろされ、静まり返っていました。

ここにはボリューム満点のお弁当で有名な、「マーミヤかまぼこ とまりん店」もあります。度の船にもレストラン・売店の類がないため、船内で食事を考えている場合は、ぜひともここで買っていきましょう!

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リゾート地として有名な慶良間諸島の玄関口ということもあり、観光客向けの水着・衣服を扱う店もあります。旅行シーズンになると、家族連れや若者で大賑わいなんでしょうね。

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ここからは外に出て、港に停泊中の船を見て回ります。

まずは久米商船の「フェリー海邦」を一枚。那覇~渡名喜~久米航路には、「フェリー海邦」「フェリー琉球」に2隻が就航しています。久米島自体が大きいので、高速船もあるのかと思いきや、ずいぶん前に廃止されたんですって。

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船が動いてないせいか、とまりんにはフェリーがズラリと集結していました。奥には座間味村営「フェリーざまみ3」の姿もあります。

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フェリーざまみの後ろには、渡嘉敷村営「フェリーとかしき」が停泊しています。

左舷側にはホエールウォッチングの聖地らしく、クジラのイラストがあしらわれていました。のちほど写真を挙げますが、右舷側には渡嘉敷島の写真がデカデカとプリントされています。

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ターミナルビルに一番近い位置には、粟国村営「フェリー粟国」が停泊しています。自治体が運営するフェリーには、ファンネルに村章があしらわれているので、ご当地情報を知る上でいい勉強ができます。

粟国村営だけは「あぐに」じゃなくて漢字の「粟国」なんですね。

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よくよく見たら、「フェリーとかしき」と「フェリー粟国」、そっくりな形をしていますね。

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こちらは「フェリー粟国」の右舷側。

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こちらは「フェリーざまみ3」の右舷側です。

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久米商船「フェリー海邦」の左舷側が見渡せる場所にやってきました。さらに進んでいきましょう。

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とまりんの一番西側には、北大東島・南大東島に向かう大東海運「だいとう」が停泊していました。長距離でかつ過酷な外洋を航行し、南北大東島での接岸に困難を伴うことから、運航日にバラツキのある「レアキャラ」です。

船体側面部には北大東村・南大東村の村章と、ハイビスカス(南大東村花)・ハマユウ(北大東村花)がデカデカとプリントされています。

見た目は小さいものの、荒波に耐えるべく重心が低めにとってあり、全体的にズッシリとした外観が特徴です。長距離航路ということで、船内には寝台が用意されています。

同船の特色といえば、なんといっても南北大東島での乗船・下船方法でしょう。

サンゴ礁でできた両島には入江がなく、岩盤を掘り抜いた港はあるものの、フェリーが接岸できる程の広さはありません。乗下船の際には小さなゴンドラに入り、クレーンで吊るされながら移動するのです。

また、危険物を搭載する場合は出港地が変わり、とまりんではなく那覇新港から出発します。生活物資もすべて同船に依存しており、南北大東島の島民にとって、なくてはならない存在なのです。

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とまりんの最も北側には、高速船が2隻停泊していました。第一マリンサービス(第一交通グループ)が運営する「タクマ3」は、那覇~本部間を75分で結ぶ航路で使われています。

よく見ると、奥に琉球海運のRORO船が停泊していますね。

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「タクマ3」の背後には、渡嘉敷村営「マリンライナーとかしき」の姿がありました。先ほどご紹介した「フェリーとかしき」とともに、那覇~渡嘉敷航路で使われています。

フェリーの所要時間が70分なのに対し、高速船だとわずか35分で駆け抜けてしまいます。その分、運賃は片道あたり1000円近く差があり、予算・時間に応じて使い分けができます。

撮影日:2020年6月8日
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Comment

こーたろー

とまりんは懐かしいです。

ここから座間味島、阿嘉島へ野営に行っています。
もう20年位まえのことですが。
朝のフェリーに乗る為に宿台を浮かせる為に
手前の公園で野宿(ベンチで寝ただけ)したこともあります(笑)

2020年07月03日(金)17:22
wra

wra

こーたろーさんへ

野宿は夏場の格安旅あるあるですね!
僕も何度かやったことがあります。

駅舎のベンチはまだいい方で、寝台特急彗星をヒルネ利用するため別府入りした際は、駅から締め出され、近隣の公園で座ったまま過ごしましたよ(笑)
パリピーがせわしなく路地を歩き回り、気味が悪かったのを覚えています。

最近だと、台湾から帰る際に早朝便を待つため、桃園空港で一晩過ごすことがあります。
到着ターミナルは明るいしうるさいので、フードコートが良いんですよね。背中バキバキになりますけど(笑)

中国人がワンサカいた馬英九時代は最悪でした。
あいつら、夜もお構いなしに騒ぐし汚い!!

野宿を語りだすと止まらないので、これぐらいにします。

2020年07月14日(火)00:12