【旅行記】新造船やまとで行く大阪・奈良・京都旅(7)―インバウンドなき嵐山の今

だめだ、やっぱり眠たい…。

近頃、どうも早起きができません。本来なら7時に起床して朝ご飯を食べようというところ、1時間遅い8時に起床しました。それでも眠気は消えず、鉛が入ったように重たい体を引きずるように、朝食会場に向かいました。

スーパーホテルのおいしい朝食(写真なし)

スーパーホテルといえばおいしい朝食サービスで知られています。どんな食事が待っているだろうと、期待を胸に2階へ。フロントと同じフロアに朝食会場が設置されていました。

総菜類が沢山あるのが嬉しい!肉野菜のバランスが整っていて、安いビジネスホテルだからと侮れません。これで約3000円なのだから、貧乏旅行者には本当に大助かりです。しかもビュッフェ形式ですから、その時の腹具合に応じて盛り付けを調整できる!

最後にコーヒーを飲んで、美味しい朝食を終えました。部屋に戻って荷造りを済ませ、そのままホテルを退出します。そもそも鍵がないため、チェックアウトは不要です。

バス旅しながら京都観光:五条~嵐山

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五条からバスに乗り、一路嵐山に向かいます。前日の奈良と同じように、「大人の修学旅行」を意識しながら物見遊山モードで行きますよ。

バスは京福嵐山線に沿って進み、広隆寺の前も通り抜けます。降りてじっくり見るほど時間はありませんが、これでも立派な京都観光になります。

太秦では東映の撮影所こそ見えなかったものの、松竹の撮影所ならはるか遠くに見えました。松竹といえば必殺シリーズ!(なぜか)山崎努さん演じる念仏の鉄を頭に思い浮かべつつ、時代劇のメッカ太秦を通過しました。

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五条を出て40分は経ったでしょうか。嵐山停留所でバスを降りると、すでに観光地の様相を呈していました。前ここに来たときと違うのはただ一つ、外国人が全くいないということです。

インバウンドなき嵐山の今

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あれだけ飛び交っていた英語は聞こえず、渡月橋は静寂に包まれていました。聞こえてくるのは桂側のせせらぎだけ。こんなに静かな京都は見たことがありません。

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渡月橋に上がると、やはり橋上にも人がいません。あれだけ人が映らないように苦労して撮っていた渡月橋が、今こうして簡単に撮れてしまうのだから驚きです。まさか、こんな日が本当に来ようとは。

たしかに、オーバーツーリズムは解消しなければなりません。それも限度が過ぎると、観光業の崩壊につながるため、何事もバランスが必要というものです。過剰なパニックと自粛はもうここまでにして、これから観光業界の立て直しに協力しませんか?

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京都の今後を考えながら、客足が遠のいた土産物店を横目に進むと、お寺が見えてきました。すぐ近くでは、僧侶が大声で唱えながら托鉢をしています。タイでは見た記憶があるものの、日本で托鉢を見るのはこれが初です。

この日の天気は一日中雨と予報されていましたが、まだ雨は降っていません。このタイミングで来れて良かった!

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このままJR嵯峨嵐山駅に抜けてみましょう。趣ある通りをしばらく進むと、やがて道行く人が次々に吸い込まれる路地を発見しました。何か良いものが見られるかもと思い、ぶらり入ってみることに。

有名な嵐山の竹林は静寂に包まれて

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路地の先にあったのは、薄暗い竹林でした。奇麗に整備された竹が整然と伸び、和の趣を醸し出しています。おや、ここは旅行雑誌で見たことのある場所ですよ。

前に見た写真だと、外国人ばかりだったような気がします。本来ならば、ここはとても静かな癒しの空間なのです。改めて京都の本当の姿を垣間見たような気がしました。

竹林を歩いていると、雨が降り出してきました。まだ本降りではなく、これからJR嵯峨嵐山駅に戻れば濡れずに済みそうです。駅への道を急ぐにつれ、雨脚は強まってきました。

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なんとか無事に嵯峨嵐山駅にやってきました。ここから電車で京都駅に向かいます。

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改札を抜けてホームに上がると、雨はさらに強まっていました。もし戻るタイミングを誤っていたら、小さな折り畳み傘で雨から逃げ回っていたでしょう。運が良かったです。

京都駅から先、天気次第では宇治に行くか大阪に行くかのいずれかを考えています。もし「スーパーはくと」との接続が良ければ、宇治は止めてはくとに乗るつもりです。

園部から来た221系の快速に乗り、雨降りしきる嵐山を後にしました。
~つづく~

撮影日:2020年7月3日
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Comment

大納言兼加賀守

この静けさこそ

本来の”京都”の良さを体現しているのではないでしょうか?
こういうことは、そうおいそれとはないので、貴重な経験だったと思います。

2020年07月19日(日)07:37
wra

wra

大納言兼加賀守さんへ

地元の方も人が多すぎて疲弊していたようですし、今ぐらいがちょうどいいのではないかと思いました。

中学時代に修学旅行で行ったときと2019年とでは、観光客の数が全然違っていましたからね。あの人混みを一度経験してから、しばらく京都にはご無沙汰になっていましたが、ようやくイメージ通りの京都が帰ってきたという印象を受けます。

2020年09月19日(土)00:06