三池炭鉱宮原坑跡に行ってみた(福岡県大牟田市) 付録:新みつやの高専ダゴ

2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界遺産に登録されてから、はや5年が経ちました。今回はその構成遺産になっている、三井三池炭鉱宮原坑(福岡県大牟田市)を訪れました。

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駐車場に車を止めると、すぐ横に「炭鉱電車」を模したトイレを発見!

遠目から見て一瞬、本物の保存車両かと思いましたよ。よく見ると、一番上にパンタグラフが載っています。それにしても、妙にリアルなパンタグラフだと思いませんか?

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それもそのはず。このパンタグラフは何と、筑肥線を走っていた103系1500番台のものだというのです。説明板によると、なんでもE09編成で使われていたものだとか云々。

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駐車場を出ようとしたその時、顔出しパネルを見つけました。駛馬北小学校による作品らしく、宮原坑のやぐらを模したマスコット「やぐらん」がデザインされています。いずれジャー坊と張り合えるぐらいの存在になれたらいいですね。

おや、年月表示が弥生時代じゃないですか(笑)

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続いて三池炭鉱専用線の廃線跡を跨ぎます。

先日の大雨で大牟田は大規模な被害を受けました。ここ宮原坑一帯も例外ではなく、斜面が一部崩落しています。完全に崩落して路盤が閉塞しなかったのは、まさに不幸中の幸いといえましょう。

大牟田の街は最初の被害から数日を経てもなお、大雨と土砂崩れの脅威にさらされ続けています。

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宮原坑の遺構は線路跡の真横に残っています。

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ついにやってきました、宮原坑の第二竪穴櫓です。

ガイドさんの案内のもと、レンガ積みの竪穴巻揚機室へと向かいます。中には巻揚機(エレベータ)の操作機器があって、当時の姿そのままに保存されていました。かつては手動での操作が行われ、ゴンドラ内と連絡を取り合いながら、ブレーキ操作を行っていたそうです。

手が離せねえ、お前がやれ!
落ち着いてやりゃできる!


はいっ!

これを見て思わず、『天空の城ラピュタ』の冒頭部分を思い出しました。主人公のパズーが親方に言いつけられ、巻揚機のブレーキを操作していましたよね。かなり力の要る仕事だったのではと思います。

付録:新みつやの高専ダゴ

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宮原坑の見学後、熊本県荒尾市にある「新みつや」で昼食にしました。ここの名物といえば、鉄板いっぱいに広げて焼く高専ダゴ!お好み焼きのような姿が特徴の、大牟田・荒尾を代表するソウルフードです。

店内が狭いため、お昼時になると長時間待つことになります。用紙に名前を書いて、入口のベンチで20分ぐらい待ったと思います。この間に注文を聞かれたので、スペシャル(3人前)と焼きそばを注文しました。

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ようやく店内に通されると、ほどなくしてスペシャルが鉄板に載せられました。待っている間、店中央にある巨大鉄板で大方調理されているので、5分もしないうちに食事の準備が整いました。

自慢のピリ辛ソースを塗って、豪快にいただきます!アツアツの鉄板で焼かれ、表面はカリカリになって美味い。焼きそばもやっぱり鉄板で焼いたものが一番ですね。

また一つ、粉物の魅力を知って帰りました。

撮影日:2020年7月26日
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