【旅行記】Go To 夏旅2020 7日目(3)―群馬の秘境・湯檜曽温泉に落ち着く

17時50分、上越線上り普通1742Mで長岡を出発しました。

これから上越線完乗をかねて、一路水上方面に向かいます。高崎~新前橋間はすでに3日目に乗車済みということで、新前橋まで行けたら完乗です。

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▲小出駅に停車する只見線キハ110系

これから乗車する1742MはE129系の2両編成。間違いなく、長岡口だと混むレベルの短さですが、越後湯沢から先の需要を考えたうえでのことでしょう。ちなみにこの1742M、越後中里発の上り最終列車です。もしこの列車を逃すと、在来線だけでの水上到達は不可能になります。

ここ数年で閑散区間が増え、18きっぷでの移動難易度が高くなってきました。とくに山岳部の路線になると、幹線レベルでも数時間待ちは珍しくないですからね。

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▲魚沼地方の水田地帯を南下する

浦佐を出ると、平野部は徐々に狭くなっていき、前方に谷川岳が迫ってきました。

越後湯沢を過ぎるといよいよ人家が減り、本格的な山越え区間が始まります。この辺りにはスキー場が多く、バブル期にはリゾート住宅が多く建設されました。

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▲越後中里駅では長編成の旧型客車がお出迎え

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▲険しい谷川岳北麓をすすむ

越後中里を出ると、いよいよ1日6本しかない閑散区間に突入します。平野部は完全に尽き、関越自動車道と並走するように、清水峠を上っていきます。

空は薄暗くなり、夜が近づいてきました。湯檜曽には明るいうちに着きそうですが、はたして日没までにホテルまで行けるかどうか。それだけが唯一気がかりな点です。

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▲土樽駅に停車

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▲土合駅に停車
モグラ駅で有名なのは下りホームのほう


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▲湯檜曽駅に到着!ここで7日目の移動は終了

18時23分、列車は湯檜曽駅に到着しました。ここからは徒歩でホテルに向かいます。

蒸し暑さはあるものの、下界に比べたらまだ涼しい方。森林浴をするように、穏やかな心で歩きます。ミンミンゼミとヒグラシの大合唱が聞こえてきました。ここは奥利根の山深い場所なのです。渓流の音に耳を傾けると、心が洗われるような心地がします。


▲湯檜曽駅と筆者

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▲妙に寂しい雰囲気の湯檜曽駅

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▲上越線のガーダー橋を潜り、湯檜曽温泉郷へ

上越線のガーダー橋を潜り抜けると、湯檜曽の温泉街に入ります。宮若市の脇田温泉よりも小さい、静けさの漂う温泉地です。

駅から歩くこと15分、川を挟んで左手に大きなホテルが見えてきました。今晩宿泊する「ホテル湯の陣」です。けして安くない温泉ホテルですが、破格で素泊まりプランが用意されていました。ちょうど温泉宿に止まりたいと思っていた僕には、まさにうってつけの場所です。

ホテルに入ると、厳重なボディチェックが待っていました。8月末にも四国を訪れましたが、一番厳重だったのはここだと思います。この異様な状況が早く消えますように。

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▲本日の宿、ホテル湯の陣に到着!

それはともかく、鍵を受け取り部屋に入りますよ。ふすまを開けてビックリ!広々とした和室に布団が敷かれています。ガキの頃、家族旅行で行った温泉宿の光景が、ここにはありました。こんなにゴージャスな部屋、僕一人で使って良いものでしょうか?

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▲部屋の窓から見えるのは渓谷だけじゃない!
上越線の湯檜曽ループも見えるトレインビュー温泉ホテルなのだ


部屋だけではありません。窓の外から見える風景もゴージャスです。僕らレイルファンだったら、間違いなく喚起するトレインビューなのですから。上越線の湯檜曽ループもすぐ目の前に見えます。もしタイミングが合えば、列車の通過シーンが見られるに違いない!

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▲お菓子があるのも温泉宿らしい

機材や端末を充電させ、浴衣に着替えたらあとはゆっくり寛げます。買ってきた弁当を食べるもよし、温泉に入るも良し。まずは地下の大浴場で汗を流し、それから夕食にしました。

大地のぬくもりが、長旅で疲れた体にしみわたります。湯加減は熱すぎず、これなら入浴後も汗だくにならずに済みそうです。この日は若干早めに落ち着き、温泉宿で最高のひと時を過ごしました。疲れを完全に消し飛ばすため、早めの21時に就寝。

~つづく~
旅のお供:そばっち&きてけろくん

撮影日:2020年8月6日
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