【旅行記】Go To 夏旅2020 8日目(2)―それでも富士山は見えなかった

八高線は高麗川を境に系統が分断され、南部は電化区間になっています。実質的な川越線の一部として、川越~八王子間が一体化しているのです。

高麗川で乗り換え、そんな八高線南部へと進んでいきます。やってきたのは京浜東北線から転属した209系500番台でした。同線ではE231系も導入されており、2000年代に製造された通勤型の「姥捨て山」と化しています。

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▲高麗川駅でE231系(ハエ45)川越行きに遭遇

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▲留置線に止まるのは元りんかい線70-000系の209系3100番台(ハエ71)

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▲きてけろくん&ぐんまちゃんを一枚

高麗川を過ぎると、やがて右手に茶畑が見えてきました。なるほど、この辺りがかの有名な「狭山茶」の産地ですか。この狭山茶は宇治茶・静岡茶と並んで、日本三大茶と称されるほどの有名ブランドなのです。

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▲金子駅に停車

列車はやがて金子駅に到着しました。ここで列車交換のためしばらく停車します。ダイヤ上だと停車時間は短いはずですが、対向列車が遅れているのでしょうか。

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▲跨線橋から金子駅を一望して

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▲対向列車(川越行き)がやってきた

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▲拝島駅に停車中の西武電車

左手に米軍横田基地が見えると、ほどなくして拝島に到着。八王子が近づいてきたところで、8日目はどこまで行くか決めたいと思います。

候補としては、(1)小海線完乗(2)甲府から身延線に入る(3)中央本線をひたすら下る、以上3つがあります。

(1)の場合、小諸からしなの鉄道区間に入るため、別料金が必要になります。そのまま長野泊になるでしょう。(2)の場合、富士から熱海を経て伊東線完乗に移り、静岡泊になる可能性が高いです。そして(3)だと、上諏訪で温泉に入ってから松本で一泊することになるでしょう。

かなり迷いましたが、(3)でいくことに決めました。決め手になったのは朝食ありの格安ホテルが長野駅前にあったこと、前から行きたかった善光寺の存在です。苦手な喫煙部屋でしたが、さっそく予約を入れることに。

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▲八王子に到着

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▲八王子駅で特急「あずさ」に乗って甲府へ

八王子では19分の接続で、特急「あずさ29号」に乗り換えます。改札外で切符を買ってから、再びホームに舞い戻りました。14時31分、八王子を出発。

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▲E353系「あずさ」の車内

E353系の車内は快適そのものでした。普通列車だと1時間半かかるところを54分で走り抜け、甲府駅に到着。これから小海線を完乗するうえで、「あずさ29号」でのワープは必須でした。もしこの列車に乗らなければ、小淵沢を16時25分に出発する小諸行き233Dには間に合いません。

もし233Dを逃した場合、次に小淵沢を出るのは1時間半後の235D(18:01小諸行き)。そうなると、長野到着時間もおのずと遅くなるばかりか、夜間帯ゆえに車窓風景には期待できないでしょう。よって「あずさ29号」の利用は必須条件でした。

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▲甲府盆地は雲に覆われ富士山は見えず

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▲E353系の枕はファスナーで可動する

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▲甲府駅に到着!211系とEF64が停車している

甲府駅では18分の接続で、長野行き441Mに乗り換えます。乗り換え時間としては決して長くない方ですが、甲府でやっておくことがあります。

まずは改札を抜けてコンコースへ。そこから昨年夏にも行った土産物店に入り、しばらく見ていると・・・ありました。山梨県マスコット「武田菱丸」です!家に帰ったら、唐ワンくんさんの友達になってもらいましょう。そしてきてけろくんさん、お疲れさまでした。

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▲韮崎駅に停車

甲府から乗り込んだのは211系のセミクロス車でした。ロングシート率が高いだけに、これはラッキーです。やがて甲府盆地を抜けると、高度を上げながら内陸部をひた走り続けます。進むたびに高度は上がり続け、気が付くと標高800メートルを越えていました。

甲府から韮崎にかけて、遠くに富士山が見えると聞いています。今回はどうだろうと眺めるも、富士山の場所には分厚い雲が覆いかぶさっていました。いつもと同じです。この光景しか見たことがありません。はたして、本当に富士山は存在するのでしょうか?

何度通っても裾野すら見せてくれない富士山は、まさにイケズです。何年たてば富士山を目にすることができるのやら・・・。

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▲小淵沢に到着!ここで小海線に乗り換え

16時22分、小海線が接続する小淵沢駅に到着しました。いったん中央本線に別れを告げ、ここからはJR日本最高所のある小海線に乗り換えます。ここからはキハ110系に乗り、日本有数の高原地帯を駆け抜けますよ。

空はまだ明るく、これなら満遍なく小海線の風景を満喫できそうです。いざ野辺山へ!

~つづく~
旅のお供:ぐんまちゃん&武田菱丸

撮影日:2020年8月7日
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Comment

風旅記

こんばんは。
八高線のお写真にあります車両が走っていたりんかい線の写真を載せたところでしたので、こちらにコメントを入れさせて頂きました。
今は長閑な郊外を走っていますが、その片方の端である川越駅まで、埼京線経由でりんかい線の車両が乗り入れてきています。今もりんかい線で活躍するもの、JR東日本に移ったもの、同じ形式ながら別の道を歩むことになった車両が川越駅で対面しているのが興味深いところです。
小淵沢駅は高原を走る列車の出会う場所、雰囲気の好きな駅です。中央本線の電車から、小海線の気動車に乗り換えるときのわくわく、忘れられません。
お写真を拝見しているうちに、私もまた訪ねたくなってきました。
風旅記: https://kazetabiki.blog.fc2.com

2020年09月17日(木)02:38
wra

wra

風旅記さんへ

コメントありがとうございます。

川越線はある意味、九州の筑肥線っぽい雰囲気があるのかなと思います。
地下を走る通勤電車(りんかい線)が、最終的には単線区間に入ってゆく様子に、どこか類似性を感じるものです。

今回ようやく、念願かなって小海線に乗車できました。
次に行くときは野辺山に途中下車して、JR最高所に行ってみたいものです。

その時は絶対に富士山が見えますように!っと。

2020年09月22日(火)00:20