【旅行記】続・Go To 夏旅2020 2日目(1)―たぬき尽くし!小松島の金長大明神に行く

四国旅2日目はうず潮の町・鳴門から始まります。

この日は牟岐線に乗ってから徳島線に乗り換え、ついで高知方面を目指す予定です。具体的なルート・宿泊地は後々決めるとして、まずは徳島駅に行きたいと思います。

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▲NEXELα鳴門をチェックアウト!

予定では6時起床でしたが、眠気に負けて7時に起床。大浴場でスッキリしてから、8時をめどにチェックアウトしました。駅から歩いて3分という好立地にあるので、ゆっくり移動できるのが魅力的なホテルです。付近にはスーパーもあるので、食料調達も用意にできます。

8時14分、957Dで鳴門を出発。1500形の2両編成でした。加速は良いものの、変速時に大きく揺れるという、走り方にクセのある形式です。

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▲鳴門のご当地マンホールは徳島ヴォルティスのマスコット「ヴォルタくん」「ティスちゃん」

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▲徳島行きで鳴門を出発

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▲吉野川を渡る

徳島へ向かう車内でふと思い出しました。ちょうど今、牟岐線の末端区間ではDMV導入に向けた工事のため、バス代行輸送が行われているのです。これでは、どっちみち牟岐線に入ったところで、完乗することはできません。

今回は牟岐方面への到達をあきらめ、どこか手前で滞在することを思い立ちました。牟岐線沿線だと・・・そうだ、小松島はどうでしょう。

たしか、ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場した金長神社が、解体の危機に瀕しているそうです。一度見ておきたいと思っていただけに、このチャンスは逃せないと、小松島滞在を決めました。9時4分、徳島に到着。

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▲徳島駅に到着!

徳島では25分近い接続を挟んで、牟岐行きに乗り換えます。徳島にはまた後程立ち寄るので、改札外にはその時に出たいと思います。今回はホームで列車を撮影しながら、乗り継ぎ時間を潰しました。

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▲徳島駅の側線にはキハ185系が留置中

徳島は古い主要駅としての形態を今にとどめています。電化方式は非電化、おまけに地上駅で、車両基地が隣接しているさまは、古い鉄道写真でしか見たことがありません。このような風景が残っていようとは・・・。

余談になりますが、樺太の豊原駅も似たような雰囲気を残しているそうです。もっとも、駅舎もホームも線路の幅も、「ロシアナイズ」されていますが・・・。必ず取り戻してやる。

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▲南小松島駅に到着!

9時49分、南小松島駅に到着しました。小松島線という路線があったのも今は昔。それでも市内に鉄道があることには変わりなく、南小松島駅が市の玄関口として機能しています。

今からちょうど1時間後の10時49分に、徳島行き546Dで小松島を離れる予定です。駅から市中心部や金長大明神まで近いため、そう急ぐ必要はないでしょう。

ホームから駅舎に入ると、中には観光案内所とJR四国系列のパン屋「ウィリーウィンキー」が入居していました。ちなみにこのパン屋、訪問からほどなくして閉店したそうです。

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▲南小松島駅舎の向かい側にはタヌキ一家
8月末に閉店したパン屋「ウィリーウィンキー」の看板も見える


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▲小松島市マスコット「こまポン」は金長狸がモチーフだ

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▲ちくわとタヌキと漁港と
小松島が凝縮された光景ともいえる


駅からしばらく進むと、漁船が停泊する一角が見えてきました。周囲には貨物船も多く、港町らしさを感じながら、小松島市内を進んでいきます。もちろん金長神社ゆかりの地らしく、タヌキを模したモニュメントが次々と目に飛び込んできました。

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▲金長神社に到着!

小松島駅からあること20分。ついに金長神社が見えてきました。ここは「阿波狸合戦」伝説にちなんだ神社で、かつて屋敷神社だったものが、映画『阿波狸合戦』の上映をきっかけに遷座したものです。

冒頭で述べたように、この神社はジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』にも登場しました。録画したものを何度も見ただけに、昔から気になる場所でした。解体の危機に瀕しているとは思えないほど、境内には平穏さが漂っています。

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▲タヌキ像がお出迎え

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▲平成狸合戦ぽんぽこにも登場した金長大明神

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▲金長大明神社務所

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▲金長大明神の顔出しパネル

境内はきれいに管理されており、市民から大切に扱われていることが見て取れました。またここに来られる日を願いつつ、次こそは山頂の本宮に行くことを思いつつ、金長神社を後にしました。

時間にはまだ余裕があります。これから国鉄小松島線の小松島駅があった、狸ひろば・SL記念ひろばにも立ち寄っておきますよ。あそこに保存されているC12と50系客車を見ないまま、小松島を去るわけにはいきません。

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▲巨大なタヌキ像が立つ小松島駅跡

まず狸ひろばに入ると、そこにいたのは阿波狸合戦ゆかりのタヌキたちでした。一番中心にあるステージ奥には、金長狸の巨大な像が鎮座しています。

たったった~ぬき~のきんたまは~
か~ぜに揺られてブーラブラ~


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▲小松島駅跡に保存されているC12とオハフ50

ついで保存車両のあるSL記念ひろばに移動すると、そこにあったのはボロボロの車両でした。海が近いせいか塩害がひどく、車体はガビガビに錆びています。もう少し状態が良かったような気がしますが、どうやら頭の中にある情報が20年古かったようです。

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▲小松島の「横丁鉄道」?
レールがほんの僅かだけ残っていた


列車到着まで15分を残して、南小松島駅に戻ってきました。

駅前に水汲み場があるので、ペットボトル2本分の水を確保してバックパックに差し込めば、水分補給対策はカンペキ!ちなみにこの水場、そこそこ有名な場所らしく、ポリ容器を持った人が多数訪れていました。

余裕をもってホームに上がると、またしても気になるものを発見。なんと、台湾で見たことのある「地神碑」があるではないですか!そもそも、台湾への官営移民には徳島県出身者が多く、花蓮港にあった「吉野村」も吉野川に由来しているわけですから、ここにあっても何ら不思議ではありません。

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▲地神碑は徳島県に多く見られる
徳島からの移民が多かった台湾東海岸にも残っている


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▲徳島駅に戻る

10時49分、徳島行きの546Dで南小松島を離れました。22分かけて元来た道を戻り、徳島駅には11時11分に到着。

徳島では34分の接続時間を挟み、11時45分発の阿波池田行き4447Dで徳島線に入ります。ここでしばらく時間があるので、昼食を確保してから、徳島駅を散策することにしました。

すだちくんが待ってるぞ(=^▽^=)!

~つづく~

撮影日:2020年8月22日
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