【旅行記】続・Go To 夏旅2020 2日目(3)―予讃線鈍行乗り継ぎ旅

逆時計回りプランを発動させたからには、もう後戻りできません。予讃線をただひたすら西に進んで、最果ての宇和島を目指していきます。

途中、観音寺・伊予西条・松山で10分以上の休憩時間があります。ちょうど財布が寂しくなってきたので、観音寺駅前にあるゆうちょATMで引き出すことに。まずは高松から来た4129Mで、観音寺を目指しますよ。

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▲多度津駅に留置中の7200系(121系)

多度津で待っていたのは7000系でした。空いたボックス席を見つけ、瀬戸内海が見える右手に陣取ります。列車が動き出すと、さっそく聞こえてきました。初期タイプのインバータ音!7000系に乗ったからには、これを収録しないわけにはいきません。

最近、ぼちぼち7000系のIGBT化が行われているらしく、すれ違う7000系の中には機器更新された車両も確認できました。GTOが全滅する前にしっかり収録することも、今回の四国旅でやるべきことの一つです。

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▲多度津駅の片隅で休車中のキハ47四国色

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▲沖合に浮かぶ津嶋神社(三豊市)を右奥に眺めて

四国の大動脈とはいえ、予讃線の複線区間は高松~多度津間のみと、単線区間が大半を占めています。全体的にローカル色が強く、とくに多度津以西では単行運転のできる7000系が幅をきかせていました。

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▲観音寺駅に到着!

多度津から乗ってきた4129Mは、終点観音寺駅に到着。ここで15分の接続を挟んで、伊予西条行きに乗り換えます。これから立ち寄る郵便局は、駅から歩いて5分ほどと近いうえに、駅から一本道と分かりやすい場所にあります。

さっそく改札を出て街中に入ると、至る所に寛永通宝のモニュメントが置かれているではありませんか!気になって調べてみたところ、どうも市内に「銭形砂絵」という、江戸時代から伝わる巨大な砂絵があるそうです。これを町おこしの材料にしようと、様々な場所に寛永通宝を模した構造物が配されていたのです。

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▲観音寺名物といえば「銭形砂絵」!
だから街中に寛永通宝モチーフの構造物が多いのだ


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▲観音寺市のご当地マンホールは銭形砂絵

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▲観音寺市マスコット「銭形くん」の石像

駅から歩いて5分で、郵便局のATMに到着しました。さっそくカードで引き出そうとするも、何やら機会が読み取りに時間を要している模様。そんでもって、「このカードでは取引できません」と言うではありませんか。

いや、おかしい!残高もあるし何も不具合はないのだからと、もう一度カードを入れてみたところ、なんとか資金を引き出すことができました。カードが古いのか、機械がうまく読み取らなかったようです。残り時間6分というところで、郵便局を出て駅に戻ります。

このまま歩くとヤバイので、走って移動しましょうか。

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▲大正橋から観音寺駅を眺めて

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▲観音寺駅で伊予西条行きに乗り換え!

15時50分、伊予西条行きの551Mで観音寺を離れました。7000系は尻に火が付いたかのように、高速で走っては特急とすれ違い、ときおり特急に道を譲ります。一昔前のほくほく線がそうだったように、予讃線の7000系は特急の猛追から逃げつつ、小さな駅で乗客を拾い進んでいきます。

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▲8600系しおかぜ・いしづちと交換

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▲伊予西条駅に到着

16時56分、661Mは伊予西条駅に到着。ここでは14分の接続を挟み、松山行きの557Mに乗り換えます。ここでも停車時間を有効活用して、駅前に出てみました。

ここ西条市は「新幹線の父」十河信二が市長を務めた場所で、その縁もあってか、鉄道博物館が駅横に併設されています。さすがに中を見る時間はありませんが、急ぎ足で外観だけスナップすることに。線路をまたいで駅裏手に回ると、フリーゲージトレインが保存されていました。

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▲駅を跨ぐように鉄道博物館「鉄道歴史パーク in SAIJO」がある

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▲壬生川駅で8600系しおかぜ・いしづちに道を譲る

17時10分、松山行き557Mで伊予西条を離れます。時間は短いものの、四国の主要都市に滞在することができて、自分らしい旅になっていると実感しています。

やがて、下校時間帯に入ったのか、それとも部活動が終わったのか、高校生がたくさん乗り込んできました。徳島線に続いて、2回目となる通学列車タイム・・・スタートです!西条の高校生が乗り込んだかと思いきや、今度は今治の高校生に入れ替わりました。

前の旅でもそうでしたが、基本的に高校生との遭遇率は高めです。

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▲壬生川駅を出る8600系しおかぜ・いしづち

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▲今治駅に停車
バリィさんもデカイが街自体もデカイのだ!


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▲伊予北条駅で長時間停車

今治を出ると、空はみるみるうちに暗くなってきました。伊予北条を出るとすっかり日は暮れ、あたりがすっかり夜になった頃、終点松山駅に到着。19時19分のことでした。

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▲松山駅に到着!

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▲松山駅での滞在時間は20分!
さっとうどんを飲み込んで宇和海に乗車する


松山では17分の接続を挟んで、宇和島行きの特急「宇和海27号」に乗り換えます。ホームで7000系の撮影に3分を費やしたので、残る時間は14分しかありません。まずは券売機で宇和島までの切符を買い、乗車前に慌てないようにしておきます。

この時点で残り12分。改札横にあるうどん屋に入り、月見うどんを注文します。朝から温かい食事にありつけず、冷や飯ばかり食ってきました。せめて夕食ぐらいはと、温かいうどんを食べておくことに。

注文してから3分もしないうちに、月見うどんは完成しました。この時点で残り8分。うどんを3分で平らげ、早足でホームに向かいます。

跨線橋から線路を見下ろすも、肝心の宇和海が停車していません。一瞬慌てましたが、逆方向を見ると無事発見。3分の余裕を残して、なんとか「宇和海27号」に乗車しました。

~つづく~

撮影日:2020年8月22日
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