【旅行記】続・Go To 夏旅2020 3日目(2)―しんじょう君のふるさと須崎をめぐる

高知県に来たらここを外すわけにはいかないと思っていました。

ニホンカワウソが最後に確認された街、須崎です。今回は2時間半~3時間の滞在時間を用意してきました。これから、土佐新荘駅と道の駅「かわうその里すさき」に立ち寄って、しんじょう君の輝かしい活躍を見ていこうと思います。

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▲地元の子供たちが制作した折り紙しんじょう君
一瞬ちぃたん☆かと思った・・・スイマセン


須崎駅ホームに降り立つと、開幕早々しんじょう君です。駅裏側の手作り看板は、しんじょう君が誕生してまもない時期に設置されたらしく、僕自身も随分前からその存在を把握しています。

その隣にある看板は、須崎のご当地グルメ「鍋焼きラーメン」のPRキャラクターで、やなせたかし先生デザインの「なべラーマン」です。そういえば、しんじょう君の帽子も鍋焼きラーメンなんでしたっけ。

そんな駅ホームを歩くと、地元の子供たちが作った、しんじょう君の折り紙も展示されていました。その蝶ネクタイに一瞬、ハッとしてしまいました。そりゃそうですよ、ちぃたん☆は蝶ネクタイをしているじゃないですか。

おいおい、そこにちぃたん☆がいても大丈夫なのかと・・・一瞬焦りましたが、後ほどそれが杞憂だったことを知ります。

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▲ようこそ須崎へ
しんじょう君&なべラーマンの看板が出迎えてくれるぞ!


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▲しんじょう君の公式イラストには数パターン存在する
ここまで画風のバリエーションが多いのも珍しい


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▲ホームにはしんじょう君(着ぐるみ仕様)の顔出しパネルあり

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▲須崎駅前のしんじょう君自販機は原作イラスト

特急停車駅とはいえ、列車がない時間帯は静寂に包まれていました。雰囲気はどことなく、先ほど通った窪川駅に近いものを感じます。

さっそく駅外に出ると、しんじょう君の自販機が鎮座していました。さすがは全国区のご当地キャラクター。活用のされ方は天下一級品です。キャラ系イベントへの積極的な露出に加え、市職員・スタッフによるPR活動の上手さ、そしてカワウソ人気もあって、しんじょう君はみるみるうちに全国区へとのし上がっていきました。

あまりにも有名になりすぎて、距離の遠さを感じてきたからこそ、こうして須崎に来て、少しでも距離を詰めたいという思いがありました。

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▲タイヤ店のシャッターもしんじょう君!・・・とペコちゃん

線路沿いを進むと、左手にタイヤ店が見えてきました。ここのシャッターに注目!しんじょう君の手作りアートが描かれています。キャラ同業者だけでなく、地元の人にも好かれているんですね・・・しんじょう君というのは。

さらに進むと、そこには漁村が広がっていました。雰囲気は宗像市の鐘崎のようで、旅先ながら地元に帰ってきたような気分になります。須崎と宗像。違うようで似ているなと思いつつ、土佐新荘駅を目指します。

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▲土佐新荘駅に着いたばーい!

須崎駅を出て20分、ついに土佐新荘駅が見えてきました。本来ならば列車で立ち寄るべきところですが、いかんせん本数が少なすぎます。さいわい須崎駅から近いので、徒歩で行くことができました。

一見すると海沿いの地味な棒線駅ですが、しんじょう君がこの駅を変える「救世主」になりました。待合室にはペイントが施され、今やしんじょう君一色になっています。

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▲駅名標もしんじょう君!この画風好きだなあ・・・

ホームに上がると、ほどなくして特急が通過していきました。視界を邪魔するものは少なく、たいへん撮影に適した駅です。もっとも、狭いホームと列車のスピードに気を付けねばなりませんが。

これでしんじょう君との距離はまた一歩、短くなったかな?

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▲土佐新荘駅から歩いて数分の場所にある道の駅へ

お次は土佐新荘駅のすぐ近くにある、道の駅「かわうその里すさき」に移動します。

灼熱の太陽は容赦なく体力を奪い、あっという間に全身汗だくです。はやく冷房の効いた屋内に入りたい・・・。道の駅に入ったら、大きなしんじょう君を持って帰るんだ。

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▲「道の駅かわうその里すさき」のマスコット「カワウスくん」
知らない人は覚えてねっと


それではさっそく道の駅に入ります。きっと、しんじょう君尽くしなんでしょうなぁ・・・どんな結末が待っているか楽しみです。

中には複数の土産物店が入居しており、各々で会計する仕組みになっていました。まずは高知県らしいお菓子を買うべく、食品を扱う店へ。ここで芋けんぴに目が行きました。おや、しんじょう君入りのマグネットまである。どっちも買って帰ろ!

もちろん、ここで終わりじゃありません。いかにも怪しい一角を見つけ入ってみると、そこはしんじょう君グッズをメインに扱う店でした。ぬいぐるみやタオルなど、定番のグッズに目を通しているときのこと。僕はハッとしました。

ちぃたん☆・・・だよね?

想定外でしたが、同時に嬉しいというか安心しました。今更かと思われそうですが、僕の情報網が世間から二歩遅れているのは事実です。そもそもあの一件から、ちぃたん☆サイドを静観してきたわけですから・・・。

須崎とはすっかり切れたものだと思っていましたが、それは役所近辺だけだったようです。

司法からのお墨付きを得た以上、活動自体はもうできます。ちぃたん☆をこれ以上干したところで、何の意味もないわけですよ。こうして須崎社会に受け入れられ続けているのを知って、ホッとした自分がいます。ということで・・・。

ちぃたん☆、一緒に旅しようや!でも暴れたら怒るけんね。

おっと、も一つ忘れちゃいけない。

しんじょう君も確保!

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▲道の駅の向かい側にローソン発見!しかもしんじょう君だらけ

須崎駅に戻る前にもう一か所。道の駅から56号を挟んで向かい側にある、しんじょう君まみれのローソンも確認しておきますよ。しんじょう君の巨大バルーンが目印です。

店内にはしんじょう君グッズもある他、店の外にはしんじょう君のイラストがラッピングされているなど、ファン必見のスポットです。軒並み想定内でしたが、しんじょう君がどれだけ巨大な存在か、再認識した須崎滞在になりました。

想定外だったのは、民間サイドがちぃたん☆を見限っていなかったことでしょうか。

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▲ローソンにはしんじょう君のイラストがプリントされていた

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▲このタイプのイラストはおへそが茶色いんだな

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▲守りたいその寝顔 ( u`、´u っ)

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▲飛び出しくんなしんじょう君 ( 6`人´6 っ)
ちぃたん☆と同じ目の向きという珍しいイラスト


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▲のどかな富士ヶ浜

もと来た道を戻るように、須崎駅を目指していきます。

ついでに富士ヶ浜にも立ち寄り、のどかで雄大な風景を満喫しました。しんじょう君がいなかったら、この街に立ち寄ることはなかったかもしれません。感謝するぜよ。

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▲どこか宗像っぽい雰囲気もある須崎の街

やはり、須崎はどこか宗像っぽさがあります。海沿いは鐘崎を思わせますし、市中心部は赤間宿を彷彿とさせます。そう遠くないうちに、また来ることになるでしょう。

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▲須崎市立市民文化会館

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▲須崎新町津波之碑

駅が見えてきたところで、ふと「津波之碑」に目が行きました。この石碑はチリ地震の被害をうけて実施された、津波対策事業の竣工を紀念して建立されたものです。

そう遠くない未来に来るであろう、南海トラフ沖地震の大津波で、この須崎はどうなるのでしょうか。その立地上、古くから津波に向き合ってきたとはいえ、やはり将来が心配です。

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▲2時間半かけて須崎駅に帰還!

すでに11時18分の高知行きは出てしまいました。これから12時50分に出発する4738Dに乗って、高知駅に向かう予定です。昼食は高知で食べることにしましょう。

ここで今後のプランを考えるべく、手持ちのタブレットを起動しようとするも反応しません。画面に触れると熱く、どうやら熱暴走してしまったようです。もし無事だったら、全放電して充電すれば再起動するはず。しかしこの状態では、無事なのか故障したのかさえ分かりません。

おまけにホテルも予約していないため、ガラケーで予約サイトに接続する羽目になりました。PC・スマホ前提のサイトが多く、なかなか目的のページに移動できません。ホテル予約に四苦八苦しながら、土讃線の旅を続けるのでした。

~つづく~

撮影日:2020年8月23日
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