【旅行記】続・Go To 夏旅2020 4日目(2)―栗林公園で讃岐らしさを味わう
高松港を散策したのち、すぐ近くにある高松築港駅に移動しました。
ここから高松琴平電鉄に乗って、一路栗林公園に行きたいと思います。高松を物見遊山するうえで、まず栗林公園を抜きにして帰るわけにはいきませんからね。
それと、栗林公園駅の近くに美味しいうどん屋さんがあるそうですから、ついでに立ち寄りたいと思います。今日は香川県らしさを感じる一日とするつもりです。

▲高松築港駅ホームから高松城内堀を眺めて
今回は途中駅で何度も降りる可能性があります。ここは一日乗車券でめぐろうと思い、さっそく購入してから電車に乗りました。
琴電では京急からの譲渡車が幅を利かせており、MB-3070モーターの1200形にあたればと思っていましたが、来たのはもと京王5000系の1100形でした。かつての京王の顔は、各地の地方私鉄に譲渡されていき、今も活躍しています。
電車はゆっくりとした速度で、高松市中心部を進んでいきます。ターミナルの瓦町を出ると、その次が栗林公園です。ひとまず次の駅で降りて、しばらく栗林公園の散策に入ります。

▲もと京王5000系の1100形が入線

▲栗林公園に到着!

▲レトロな雰囲気が癒される栗林公園駅ホーム
駅から栗林公園まで500メートルほど離れています。駅から一直線なので簡単に行けますが、その前に昼食を済ませておきたいと思います。なんでも、栗林公園の近くに上原屋なるうどん屋さんがあるそうで、そこのスープが上品で美味しいとか云々。
せっかく香川県に来たのですから、うどんを食べずして帰るわけにはいきません。それではさっそく、本場の讃岐うどんを口にしてみましょう。

▲栗林公園は国道11号線沿いにある

▲栗林公園近くにある上原屋本店で昼食
人気店ということもあり、店内は多くの客で賑わっていました。まずはお盆を取り、カウンター上の天ぷらを取ります。定番のナス天ぷらと、あとは・・・高野豆腐の天ぷらなんてのもありますね。これは珍しい!
最後にかけうどんを注文して、麺の入った容器を受け取れば注文完了。会計を済ませて次のステップに入ります。
カウンターの前には熱湯の入った缶が置かれています。うどん麺が冷えているので、ここで湯通しする仕組みでした。麺を温めスープを注ぎ、最後に薬味を投入したら、あとは席について食べるだけ!

▲上原屋本店のかけうどん&なす天ぷら&高野豆腐の天ぷら
まずは定番のかけうどんからいただきます。麺のコシはさすが讃岐うどんといったところです。
次にスープを口にすると、旨味と香りが鼻を突き抜け、口いっぱいに広がりました。多くの方が「上品なスープだ」と評価する理由が、ようやく分かったような気がします。
うどんだけではありません。天ぷらだってウマイ!ナスは瑞々しさがあるし、高野豆腐の天ぷらは噛みしめると、中から濃厚なダシが染み出てきます。手ごろな価格で腹一杯になり、大満足で昼食を終えました。

▲高松市のご当地マンホールは屋島合戦の那須与一
昼食を終えたところで、栗林公園の散策に入ります。園内に入ると雰囲気は一変して、都会の喧騒からかけ離れた静寂さに包まれました。真夏の暑さを感じながら、同時に心のゆとりも感じることのできる、まさに癒しスポットでした。

▲栗林公園の赤壁

▲栗林公園の大正天皇お手植松

▲栗林公園は都会のオアシスだ

▲深緑が美しい栗林公園
1時間かけて栗林公園をじっくり散策したのち、最後に公園入口にある土産物店「栗林庵(かがわ物産館)」を覗いてみることに。こちらは名前の通り、香川県各地の土産物を並べた物産館です。
さて、香川県といえば何を思い浮かべます?あ、ご当地キャラのことですよ。僕は個人的に、讃岐うどんをモチーフにした「うどん脳」を思い浮かべます。ここなら、うどん脳関連の商品もあるかなと思い、期待しつつ探してみました。
あれ、万引き防止のステッカーがうどん脳ですね。これは間違いなくあります。どんどん探しちゃいましょう。すると、店内の中央部に見つけました。カラフルなうどん脳が陳列されているではありませんか!
なるほど・・・推し色うどん脳ですか、これは面白い。オーソドックスな白いうどん脳も良いですが、ここは趣向を凝らしてヨモギ麺・・・いや、緑のうどん脳を確保しました。

▲栗林公園から電車で琴平へ
栗林公園散策を終え、うどん脳も確保したところで、次の目的地を目指します。これから「こんぴらさん」で有名な、金刀比羅宮に行きたいと思います。石段がメチャクチャ長いそうですが、俺の足をなめちゃいかんぜよ。
なぜ坂本龍馬かは置いといて、再び琴平行きに乗ります。やってきたのは、もと京急1000形の1080形でした。電車は広々とした讃岐平野を順調に進み、こまめに停車しながら琴平に向かいます。
やがて前方に山が迫ってくると、左に大きくカーブして終点の琴電琴平駅に到着。

▲琴平駅に到着!

▲リニューアルされた1100形に遭遇した
京王5000系がへんちくりんな姿に・・・

▲もと京王5000系ともと京急1000形
昨日夜に少しだけ滞在した琴平で、今度はこんぴらさんに挑戦します。
変な形に改造されてしまった京王5000系を横目に、改札を抜けて琴平中心部へ。しばらく土産物店が密集する「観光エリア」を進むと、やがて参道に合流しました。日本屈指のパワースポットなだけに、アーケードつきの立派な商店街が広がっています。
さて、ここからは長い石段を上って金刀比羅宮本殿を目指します。こんぴらさん独特の雰囲気を味わいつつ、どれほどの余力を残して登頂できるでしょうか?
こんぴらさんが待ってるぞ!
~つづく~
撮影日:2020年8月24日
ここから高松琴平電鉄に乗って、一路栗林公園に行きたいと思います。高松を物見遊山するうえで、まず栗林公園を抜きにして帰るわけにはいきませんからね。
それと、栗林公園駅の近くに美味しいうどん屋さんがあるそうですから、ついでに立ち寄りたいと思います。今日は香川県らしさを感じる一日とするつもりです。
一日乗車券で琴電乗車

▲高松築港駅ホームから高松城内堀を眺めて
今回は途中駅で何度も降りる可能性があります。ここは一日乗車券でめぐろうと思い、さっそく購入してから電車に乗りました。
琴電では京急からの譲渡車が幅を利かせており、MB-3070モーターの1200形にあたればと思っていましたが、来たのはもと京王5000系の1100形でした。かつての京王の顔は、各地の地方私鉄に譲渡されていき、今も活躍しています。
電車はゆっくりとした速度で、高松市中心部を進んでいきます。ターミナルの瓦町を出ると、その次が栗林公園です。ひとまず次の駅で降りて、しばらく栗林公園の散策に入ります。

▲もと京王5000系の1100形が入線

▲栗林公園に到着!

▲レトロな雰囲気が癒される栗林公園駅ホーム
「上原屋」で本場讃岐うどんを食べる
駅から栗林公園まで500メートルほど離れています。駅から一直線なので簡単に行けますが、その前に昼食を済ませておきたいと思います。なんでも、栗林公園の近くに上原屋なるうどん屋さんがあるそうで、そこのスープが上品で美味しいとか云々。
せっかく香川県に来たのですから、うどんを食べずして帰るわけにはいきません。それではさっそく、本場の讃岐うどんを口にしてみましょう。

▲栗林公園は国道11号線沿いにある

▲栗林公園近くにある上原屋本店で昼食
人気店ということもあり、店内は多くの客で賑わっていました。まずはお盆を取り、カウンター上の天ぷらを取ります。定番のナス天ぷらと、あとは・・・高野豆腐の天ぷらなんてのもありますね。これは珍しい!
最後にかけうどんを注文して、麺の入った容器を受け取れば注文完了。会計を済ませて次のステップに入ります。
カウンターの前には熱湯の入った缶が置かれています。うどん麺が冷えているので、ここで湯通しする仕組みでした。麺を温めスープを注ぎ、最後に薬味を投入したら、あとは席について食べるだけ!

▲上原屋本店のかけうどん&なす天ぷら&高野豆腐の天ぷら
まずは定番のかけうどんからいただきます。麺のコシはさすが讃岐うどんといったところです。
次にスープを口にすると、旨味と香りが鼻を突き抜け、口いっぱいに広がりました。多くの方が「上品なスープだ」と評価する理由が、ようやく分かったような気がします。
うどんだけではありません。天ぷらだってウマイ!ナスは瑞々しさがあるし、高野豆腐の天ぷらは噛みしめると、中から濃厚なダシが染み出てきます。手ごろな価格で腹一杯になり、大満足で昼食を終えました。
栗林公園で讃岐らしさを味わう

▲高松市のご当地マンホールは屋島合戦の那須与一
昼食を終えたところで、栗林公園の散策に入ります。園内に入ると雰囲気は一変して、都会の喧騒からかけ離れた静寂さに包まれました。真夏の暑さを感じながら、同時に心のゆとりも感じることのできる、まさに癒しスポットでした。

▲栗林公園の赤壁

▲栗林公園の大正天皇お手植松

▲栗林公園は都会のオアシスだ

▲深緑が美しい栗林公園
1時間かけて栗林公園をじっくり散策したのち、最後に公園入口にある土産物店「栗林庵(かがわ物産館)」を覗いてみることに。こちらは名前の通り、香川県各地の土産物を並べた物産館です。
さて、香川県といえば何を思い浮かべます?あ、ご当地キャラのことですよ。僕は個人的に、讃岐うどんをモチーフにした「うどん脳」を思い浮かべます。ここなら、うどん脳関連の商品もあるかなと思い、期待しつつ探してみました。
あれ、万引き防止のステッカーがうどん脳ですね。これは間違いなくあります。どんどん探しちゃいましょう。すると、店内の中央部に見つけました。カラフルなうどん脳が陳列されているではありませんか!
なるほど・・・推し色うどん脳ですか、これは面白い。オーソドックスな白いうどん脳も良いですが、ここは趣向を凝らしてヨモギ麺・・・いや、緑のうどん脳を確保しました。

▲栗林公園から電車で琴平へ
こんぴらさんに挑戦!四国観光のメッカに行こう
栗林公園散策を終え、うどん脳も確保したところで、次の目的地を目指します。これから「こんぴらさん」で有名な、金刀比羅宮に行きたいと思います。石段がメチャクチャ長いそうですが、俺の足をなめちゃいかんぜよ。
なぜ坂本龍馬かは置いといて、再び琴平行きに乗ります。やってきたのは、もと京急1000形の1080形でした。電車は広々とした讃岐平野を順調に進み、こまめに停車しながら琴平に向かいます。
やがて前方に山が迫ってくると、左に大きくカーブして終点の琴電琴平駅に到着。

▲琴平駅に到着!

▲リニューアルされた1100形に遭遇した
京王5000系がへんちくりんな姿に・・・

▲もと京王5000系ともと京急1000形
昨日夜に少しだけ滞在した琴平で、今度はこんぴらさんに挑戦します。
変な形に改造されてしまった京王5000系を横目に、改札を抜けて琴平中心部へ。しばらく土産物店が密集する「観光エリア」を進むと、やがて参道に合流しました。日本屈指のパワースポットなだけに、アーケードつきの立派な商店街が広がっています。
さて、ここからは長い石段を上って金刀比羅宮本殿を目指します。こんぴらさん独特の雰囲気を味わいつつ、どれほどの余力を残して登頂できるでしょうか?
こんぴらさんが待ってるぞ!
~つづく~
撮影日:2020年8月24日
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