【旅行記】続・Go To 夏旅2020 5日目(3)―山陰線の絶景区間で空腹になる

岡山から津山線・因美線を経由して、鳥取に到着しました。これから山陰海岸を東に進んで、浜坂・豊岡方面を目指します。

30分近い待ち時間がありましたが、服用中の薬のせいか、どうも眠気が収まりません。おまけに屋外は暑いし、鳥取ではホームから動くことなく過ごしました。ちょうどお昼時だというのに、何も買うことなく・・・。

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▲鳥取駅に到着

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▲ようこそ鳥取へ
砂丘だけじゃない!「飢え殺し」で有名な兵糧戦の舞台・鳥取城もある観光地なのだ


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▲名探偵コナンのラッピングをまとうキハ126系

鳥取自体、けして本数の多い駅ではないものの、頻繁に列車がやってきます。そこんところ、さすがは県庁所在地の駅ですね。大阪・京都方面行きの列車も来ますし、けして不便な駅ではないと思います。ただ、所要時間がかかるというだけであって・・・。

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▲鳥取駅に入線するキハ40系

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▲鳥取駅に到着するHOT7000形スーパーはくと

14時14分、浜坂行きの536Dで鳥取を後にしました。これから48分かけて浜坂に向かいます。車両はキハ47形の2両編成で、古めかしいボックスシートが並んでいました。足を投げ出して、リラックスした状態で過ごします。

鳥取を出ると、すぐに峠越えが始まりました。今でこそ休止中ですが、この区間には滝山信号場というスイッチバックの施設があります。全体的に草生しているものの、折り返し線のレールをしっかりと目にすることができました。

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▲スイッチバック式の滝山信号場を通過

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▲海沿いの絶景区間を進む

やがて峠越えは終わり、海沿いの風景に一変しました。いかにも山陰本線らしい景色が、えんえんと続きます。このルートを選んで正解でした!のどかな漁村集落が、青々とした日本海に映えます。

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▲思わず汗かきピッチャーを連想した東浜駅

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▲浜坂駅に到着!腹減った腹減った腹減った

この日、朝食からほとんど口に入れていません。午前中は菓子パンでしのぎましたが、徐々に空腹がすべてに勝ってきました。浜坂では1時間の待ちがあります。この間にコンビニかどこかで、遅い昼食を買おうと思います。15時2分、浜坂駅到着。

駅前には足湯や観光施設が揃っていますが、そんなことよりも昼食だ!駅周辺のコンビニを検索するも、全然ありません。さすがにこの時間では、食堂もランチタイムの営業を終えているでしょう。困ったことになりました。

しかし慌ててはいけません。スーパーマーケットがあるじゃないですか。探してみると、駅から少し離れた場所に一か所ありました。もう行っちゃいますよ!

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▲浜坂駅前には古い町並みが残る

趣ある古い町並みを横目に、食べ物を求めて歩くさまはまさに餓鬼!なんとか目的地のスーパーを見つけ、弁当と寿司を買いました。あとは駅に戻って昼食にするだけです。

飯にありつける喜びが強いのか、意識がもうろうとしてきました。明らかに暑さから来るものではありません。列車移動が長い日は、スナック菓子やら間食を携帯しておかなねばなりませんね。また一つ、教訓を得ました。

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▲旧浜坂町のご当地マンホールはやっぱり蟹!

駅に到着して待合室に入るや、周囲の目も気にすることなく弁当にがっつきます。狂ったように食らいつき、胃袋に流し込みました。冷や飯ですが気にする暇もなく、ただひたすら、満足するまで食べ続けます。

弁当を平らげると、ようやく冷静になれました。改めて待ち時間を確認して、今後のプランを考えておきます。個人的には福知山線・舞鶴線・小浜線の完乗を念頭において、「(1)福知山で一泊する」か、それとも「(2)神戸で一泊する」か、いずれかを考えていました。

もし(1)を採用した場合、6日目は舞鶴線・小浜線を経由して敦賀に向かい、ついでに草津線も完乗するつもりです。(2)を採用した場合は、5日目のうちに福知山線を完乗したのち、6日目は和田岬支線・東羽衣支線・草津線・関西空港線を完乗するつもりです。

ところが、二つとも大きな問題をはらんでいました。(1)プランの問題点はずばり、舞鶴線・小浜線の本数が少ないうえに、所要時間がかかるということ。これでは2路線だけの完乗にとどまるでしょうし、効率が悪すぎます。(2)プランだと神戸到着が遅くなりすぎてしまい、翌朝の行動に支障が出ると結論付けました。

ここは自分の体調面を優先して、宿泊先を姫路とすることに決めました。福知山線には乗らず、和田山から播但線を南下するプランです。この場合だと、おそらく22時までには姫路に着けるでしょう。

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▲浜坂駅で豊岡行きに乗り換え

ホームにはすでに、16時18分発の豊岡行き180Dが停車していました。車両は鳥取からの列車と同じく、キハ47形の2両編成です。再度、ボックスシートの向かいに足を投げ出しました。

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▲豊岡行きキハ47形の車内

浜坂を出て15分ほど過ぎたころ、列車は餘部駅に停車。この駅は山陰本線きっての絶景で知られており、すぐ横には撮影地で有名な余部橋梁があります。かつての余部鉄橋は一部が活用され、展望台になっていました。

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▲絶景で有名な餘部駅に停車

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▲香住では特急「はまかぜ」を先に通すため長時間停車

16時42分、列車は香住駅に到着しました。ここでは特急「はまかぜ」を先に通すため、18分間停車します。この時間を利用して、ホームや駅の外に出てみました。雰囲気は浜坂駅にそっくりで、駅前は名物の蟹一色でした。

はまかぜの出発シーンを見届け、再び豊岡行きで旅を続けます。香住を出たあたりから、体に若干の違和感を覚えました。どうも胸やけしたらしく、胃が重くて気分が良くありません。冷や飯を早食いしたのが良くなかったのでしょう。

城崎温泉を過ぎると内陸部に入り、円山川沿いの区間を進んでいきます。電化区間に入ったことで、223系や289系を見るようになりました。近畿地方に入ったことを実感せずにはいられません。18時3分、豊岡駅に到着。

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▲豊岡に到着!兵庫県警のパンダに遭遇した

豊岡駅では28分の接続を挟んで、18時31分発の福知山行きに乗り換えます。駅周辺を散策しようと改札に来ると、さっそく豊岡市マスコット「玄武洞の玄さん」が、たくさん活用されていました。

代表駅での露出・活用が多ければ多いほど、そこのご当地キャラは大切にされていると、個人的に考えています。玄さんはまさに、その要件を満たしていました。頑固そうなオヤジキャラですが、ようやってると思いますよ。

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▲豊岡の気温は32度・・・玄武洞の玄さんも暑そう

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▲古い車庫・給水塔が残る豊岡駅

余った時間を活用して、豊岡駅構内を様々な角度から観察していきます。かつての豊岡機関区は広さもそのままに、古い車庫・給水塔が現存しています。C57やC58がたむろしたであろう場所には、国鉄色のキハ40系が留置されていました。

それだけではありません。かつての宮津線を引き継いだKTRの気動車や、残り少なくなったDD51など、たくさんの車両がここに集まっています。撮影に満足したところで、短い豊岡滞在を終えました。

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▲KTR乗り場で昼寝中のKTR704号

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▲豊岡駅側線には絶滅寸前のDD51-1191号機が留置されていた

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▲豊岡で115系ワンマン車に乗り換え
223系が良かったのに・・・


これから乗車する福知山行き444Mは、古めかしい115系の2両編成でした。223系5500番台を期待していましたが、その期待はボロボロと崩れ去っていきました。いつまでボックスシートの旅が続くのでしょうか。

車内は下校中の高校生で混雑していました。大量下車が見込めそうな、養父市の中心駅八鹿に着くまでのガマンです。ワイワイガヤガヤする中、列車は豊岡駅を出発。

115系はモーター音を鳴らしながら、夜の北近畿をひた走り続けます。八鹿駅では予想通り、高校生がゾロゾロとホームに流れ出しましたが、今度は養父市内の高校生が乗り込んできました。まさに「一歩進んで一歩下がる」です。

これにて山陰本線の未乗区間は、伯耆大山~鳥取・長門市~仙崎を残すだけとなりました。仙崎支線に関しては、美祢線完乗のついでに乗ることとなるでしょう。山陰本線は本数の少なさと、所要時間の長さゆえに、どうしても乗りづらさがあります。

和田山で待っていたのはキハ40の単行でした。19時3分の到着から34分の出発まで、ただひたすら車内で待ち続けます。これが日没前だったら、きっと和田山駅前を散策したでしょう。しかし、さすがに夜ではやってられません。

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▲姫路駅に到着!列車番号表示器が「55A」なのに注目
ちなみにこの編成、登載モーターはMT55Aだったりする


19時34分、寺前行き244Dはゆっくりと動き出しました。寺前までの1時間、やることは一切ありません。ただひたすら、ボックスシートで時が過ぎるのを待つばかりです。これが日没前なら、もうちょっと違う過ごし方ができたかもしれません。20時29分、寺前駅に到着。

寺前では数分の接続で、姫路行き5678Mに乗り換えます。乗車した103系はMT55Aモーターの登載車で、甲高くてうるさいモーター音を聞きながら、姫路までの45分を過ごしました。21時23分、終点姫路駅に到着。

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▲姫路駅前のタイ料理店「姫路のタイ屋台 玲」で夕食
トムヤムクン麺をいただいた


姫路に着いたところで、夕食タイムに入ります。昼が冷や飯だったせいか、胃袋はおのずと暖かいものを欲していました。

駅前に夜遅くまで営業する屋台村を見つけ、早速中をのぞいてみると、異国情緒漂うタイ料理店を発見しました。よし、ここで夕食にしましょう。あたりを見渡すと、みな酒やつまみを注文していますが、僕は迷わず暖かいものをと「トムヤム麺」を注文しました。

やがて卓上に鎮座したのは、センレック麺にナムコンスープのトムヤムクンが入った、いかにも辛そうな一品でした。さっそくスープを口にすると、辛さは思いのほか弱く、かわりにココナッツミルクのコクを感じました。具だくさんですし、これなら腹一杯になれるでしょう。

夕食に満足したところで、予約しておいたホテル「グランドゥース姫路」に向かいます。駅から歩いて5分程度の場所にありました。チェックインを済ませて部屋に入り、さっとシャワーを浴びて落ち着きます。

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▲ホテルグランドゥース姫路に到着!
地味に姫路宿泊が多いのは立地的に動きやすいから


最近になって改装されたようで、床のクロスやテーブルは新しそうです。

ただし、残念な点がいくつかありました。まず一つ目から、室内に冷蔵庫がありません。飲み物を冷やしておきたいときに、探してもないので戸惑いました。そして二つ目、ちょっと埃っぽいです。ベッドのふちに手をかけた際、埃がうっすらと積もっていました。

それはともかく、6日目はまず和田岬線の完乗から入りたいと思います。通勤に特化した性質上、昼間は列車が走りませんから、ある程度時間を考えたうえで姫路を出るつもりです。

フェリーが出港する19時50分のタイムリミットまで、18きっぷをどう活用できるか。しっかりと計画を練りつつ、最後まで愉しみたいと思います。

~つづく~

撮影日:2020年8月25日
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Comment

hippopon

日本原風景みたいなところを眺めれて いい旅ですね。
トムヤン麺は 体から蒸発したしおっけをも 満たして、、おいしそう
旅のときって、不思議に麺類がいただきたくなります。(*'▽')🍜🦐

2020年09月17日(木)03:41
wra

wra

hippopnさんへ

まさに絶景続きの一日でしたよ。
乗りっぱなしのせいか、思ったような食事ができなくて苦労しました。

2020年09月22日(火)00:14